右手薬指に指輪をする理由とは?指輪を着ける位置によって異なる意味もご紹介
左手薬指に指輪を着けている場合は、「婚約中」「既婚者」というイメージを持つ方は多いでしょう。一方で、右手薬指に指輪を着けている場合は、どのような意味があるのか疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、右手薬指に指輪を着ける主な理由や右手薬指に込められた意味についてご紹介します。また、指輪を着ける指によって異なる意味もまとめているので、ぜひご参考にしてください。
ダイヤモンドの価値を決めるのは、主に4つの国際基準。重量を示す「カラット(Carat)」、色合いを示す「カラー(Color)」、透明度を表す「クラリティ(Clarity)」、研磨技術の度合を示す「カット(Cut)」の4つの頭文字を取って、「4C」と呼ばれています。
天然石で一つとして同じものがないダイヤモンドの“個性”を大きく左右するのが、「カラー(Color)」。今回は、婚約指輪のダイヤモンドのカラーやそのバリエーション、最適な選び方について詳しくご紹介いたします。
■ダイヤモンドのカラーグレードは、どうやって決める?
「カラー(Color)」は、ダイヤモンドの「無色透明さ」を評価した基準となります。一見、どのダイヤモンドも無色透明に見えますが、実際はほとんどの石に、かすかな色が付いています。一般的には、無色で透明なものほどグレードが高くなり、色味が強くなるほどグレードは低くなります。特に、黄色みが増すと価値が下がるとされています。
肉眼では分かりにくいこのグレードの判別には、冬時期の朝11時頃の太陽直射光に相当する「標準北光線」と呼ばれる、色温度約4800度ケルビンの光源が用いられます。専門家はこの光を当て、基準となるマスターストーンと見比べながら、カラーグレードを決めています。
■婚約指輪に好まれる「グレード」は?
カラーのグレードは、無色透明を最高評価の「D」とし、黄色みが強い「Z」までの23段階があります。希少な最高等級の「D」を筆頭に、「E」「F」グレードあたりは、Colorless(無色)と呼ばれます。「D」「E」「F」の違いは、プロの宝石鑑定士が見ても判別できない場合もあり、拡大鏡で見てわずかに色を感じるかどうかという程度。希有な石のため高級品となりますが、そのピュアな存在感から婚約指輪でも大人気。透明に光り輝くダイヤモンドがお好みの方には、おすすめのグレードです。
ほぼ無色に感じられる「G」「H」グレード、かすかに温かさや色調を感じる「I」「J」グレードは、「Near Colorless(ほぼ無色)」と呼ばれます。「G」「H」あたりは、D〜Fと見比べると、少し色があるように感じるかどうかという程度。肉眼ではほぼ無色に近く、こちらも価値が高いダイヤモンドです。価格が少し抑えられ、かつほぼ無色の輝きを手にすることができるため、このあたりまでが婚約指輪で人気の高いグレードになります。
以下、「K」「L」「M」グレードは「Faint Yellow(わずかな黄色)」、「N」グレードは「Very Light Yellow(非常にうすい黄色)、最低等級の「Z」となると、「Light Yellow(うすい黄色)」と呼ばれ、目に見えて色を感じられるダイヤモンドとなります。
色味が感じられるカラーグレードのダイヤモンドを選ぶ場合、地金はプラチナかホワイトゴールドと組み合わせるのがおすすめです。黄色味を帯びているダイヤモンドの場合、同色系列の「イエローゴールド」を組み合わせると、ダイヤモンドの土台が透けて見えてしまうこともあります。気になる方は、事前に注目してチェックしておくとよいでしょう。
■「ファンシーカラーダイヤモンド」から選ぶのもOK!
ダイヤモンドが黄味を帯びるのは、石が結晶化する際に構造が歪んでしまったり、炭素に窒素を含んだり、といったことが起こるのが原因です。しかしながら、強い黄色味を発するダイヤモンドに関しては、「カナリー・イエロー」「ファンシー・ビビット・イエロー」などと名付けれれ、その珍しさから注目されることもしばしば。そもそも、無色透明なダイヤモンドのほうがグレードが上とされるのは、その希少価値の高さから。ファンシーダイヤモンドも産出量が少なく希少性が高いため、好んで選ぶ方もいます。
イエローのほかにも、ブルー、ピンク、グリーン、レッド、パープル、オレンジなどの天然の色が帯びたダイヤモンドもあります。「存在しない色はないのでは」と言われるほど豊富なバリエーションがあり、これらは「ファンシーカラーダイヤモンド」とも呼ばれます。前項のような一般的な「カラー」グレードでは判別せず、異なる基準で評価されています。
鑑定書での等級が高い「無色透明さ」にこだわるのもひとつの選び方ですが、個性を出したい方、好みの色合いがある方は、あえて色のついたファンシーダイヤモンドから選んでみるのも一案です。
ちなみに、ファンシーカラーダイヤモンドのなかには、有名な石もあります。フランス王妃マリー・アントワネットなどがかつて所有しており、“手にしたものに不幸をもたらす”として有名になった「ホープ・ダイアモンド」は、非常に美しいブルーダイヤモンドです。
このほか、ひとつの石から2色が感じられる「バイカラー」のものや、周囲の温度で発色が異なって見える「カメレオンダイヤ」、ダイヤモンドの結晶の中にガーネットやペリドットなどの別の宝石を内包しているものなど、珍しいダイヤモンドも発見されています。こうしたレアな石を入手できた場合は、特別感もあるため、婚約指輪に用いてみてもよさそうですね。
天然石ならではの個性に魅力を感じる方は、ぜひダイヤモンドのカラーにも注目して選んでみてはいかがでしょうか。
ダイヤモンドカラーの選び方は慎重に!
>>ダイヤモンドのカラーって?選び方や評価基準を徹底解説!
更新日時:2021.4.15
ご予約いただくとお待たせすることなくスムーズなご案内が可能です。
ご来店予約について
左手薬指に指輪を着けている場合は、「婚約中」「既婚者」というイメージを持つ方は多いでしょう。一方で、右手薬指に指輪を着けている場合は、どのような意味があるのか疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、右手薬指に指輪を着ける主な理由や右手薬指に込められた意味についてご紹介します。また、指輪を着ける指によって異なる意味もまとめているので、ぜひご参考にしてください。
「一生に一度だからこそ、ふたりらしい特別な婚約指輪を贈りたい」という方は、婚約指輪に刻印を施してみてはいかがでしょうか? オリジナリティと特別感の両方を最大限に演出できるので、二度とないプロポーズに相応しい婚約指輪に仕上げることができます。そこで今回は、婚約指輪におすすめの刻印アイデア、フォントによる印象の違いなどをご紹介します。刻印入りの婚約指輪で彼女に驚きと感動を届けましょう!
婚約指輪と一言で言っても、その種類はさまざま。そのため「どの素材にすれば良いかわからない」「デザインはどれにしよう?」などと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。特別なアイテムだからこそ、失敗は避けたいもの。そこで今回は、婚約指輪のデザインを「素材」「フォルム」「セッティング」の3つに分けてご紹介します。また、婚約指輪の選び方やパートナーのサイズ・好みがわからないときにおすすめのサービスについてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
再婚・熟年結婚において、婚約・結婚指輪はどうするのか気になりますよね。「再婚するときに指輪は必要なのか」「熟年結婚のときに購入する指輪のデザインはおすすめのブランドは何か」など、周りに聞きたくても似たような経験を持つ人がなかなかいない、ということもあるかもしれません。 今回は、一般的な再婚・熟年結婚における指輪の購入の有無や、おすすめのブランド、ショップをご紹介します。
ご予約いただくとお待たせすることなくスムーズなご案内が可能です。
ご来店予約について