実は「失敗だらけ」の結婚式事情。
その傾向と予防の具体策とは……!?

さ～て、ゼクシィ（※1）の調査によると、結婚式を挙げたカップルの439人中、
なんと9割ものカップルが「結婚式で失敗した！」と感じているらしい。
そ、そんなに!?

「着慣れないドレス姿で、転びそうになった」
「ネイルチップが途中ではずれちゃった～」
「ハンカチを忘れ、汗や涙でメイクがどろどろに！」
などなど……。

でもね、その大部分が想定外の不可抗力、
つまり、どうしたって防ぎようがなかったってケースみたいなの。
だってオリンピックと結婚式には、思わぬ「魔物」がひそんでいるんだから……。

たとえば、
「指輪交換の時、彼がマリッジリング［結婚指輪］を取り違えた」
なんて失敗、フツーはないじゃないですか。

でも、さぞや緊張したんだろうなあって思うと、かえってほほ笑ましくない?
何年かしたら「あのときは、参ったよね～」なんて、いい思い出になりそうな。
もちろん、しないにこしたことはないけれど、決して悪くはないと思うんです、こういう失敗なら。

では「よくないほう」の失敗はどんなのかというと……。　
ズバリ、ゲスト目線からの意見にその答えはある！

そう、ふたりを祝福するためにわざわざ集まってくれてるんだもの、
多少のことは大目に見てくれるはず。
にも関わらず、「ちょっと、どーなの？」なんて思われちゃうとしたらアウトよ！

たとえば私自身や友人知人の体験例でいうと、長過ぎるうえに内輪受けだらけのスピーチとか、
多すぎるお色直し（5回とかはね、やっぱりちょっとね……）、
重過ぎる引出物は、もれなく評判よくはなかった。
とにかく過剰でしつこい演出はNG、と覚えておいてソンはないかも。
逆に料理や装花、サービスのことごとくが「なんか手抜き…」「ケチってる？」って思われちゃうとのは、
いわずもがなってね。

そして……。
くれぐれも気をつけたいのが、主役の新婦に向けられる視線！
これまたゼクシィ（※2）によれば、
ゲスト経験のある300人以上のやっぱり9割が心中で「花嫁にダメ出し」しているとか。

えーっ、ホント？
しかもダントツ1位が「衣裳が似合ってない」って、一世一代の花嫁姿なのにキビシイよ～！
姿勢の悪さやメイク、はみ出しお肉への指摘も容赦なし……。
けれども、こうしたケースのほとんどは、想定内。
そう、あらかじめ防ぐことのできるものが多いのも事実なんです。

衣裳の選び方やヘアメイクは、ショップや式場の客観的な意見を取り入れ、
体型や顔立ちの個性を活かしたセレクトを心掛けるだけで印象はアップするもの。
当日の所作や立ち居振る舞いは、そう簡単には直せないかも知れない。
けれど、「美しくありたい」という意識を持ち続ければ変われるはず。
この際だもの、挙式の数カ月前から通える花嫁のためのフィニッシングスクールで学び、
当日に備えるのもひとつの手よね。

……と、なんか小姑みたいなことばっかりで、すみません。
まぁね、矛盾かもしれないけど、
個人的には結婚式なんてハッピーであれば何でもアリじゃないのかなって、思ってるんですホントは。
晴れの日を迎えたことが嬉しくて、その幸せを大切な人たちにもおすそ分けしたい。
そんなふたりの真心を感じられる結婚式なら、ね。
だからあんまり難しく考えないで。

いつものふたりのありのまま、精一杯ゲストをお迎えしよう、
という気持ちさえ伝われば、細かい失敗なんて誰も気にしないはずだから。
どうぞお幸せに♡

（※1）調査期間　2011/4/22～2011/5/22 http://zexy.net/al/msnhonne/vol63.html
（※2）調査期間　2012/3/23～2012/4/22 http://zexy.net/mar/edit/honne/vol71.html