結婚指輪が外れないときの対処法や主な原因をご紹介
結婚指輪が外れなくなったとき、焦って無理に強く引っ張ることは望ましくありません。指や皮膚を痛めてしまう可能性があるため、落ち着いて対処することが大切です。 今回は、結婚指輪が外れないときの対処法や外れなくなる主な原因についてご紹介します。ぜひご参考にしてください。
結婚前でも、おしゃれのための指輪(ファッションリング)を幾つか持っている女性は少なくないことと思います。「実際のところ、結婚指輪と何が違うの?」「恋人と長く使ってきたお気に入りの指輪だったら、このまま結婚指輪として使ってもいいの?」などと疑問に思われる方もいるかもしれません。今回は、ファッションリングと結婚指輪のデザインや意味の違いを詳しくご紹介します。また、婚約指輪と結婚指輪の違いについてもご紹介します。「婚約指輪と結婚指輪、兼用してもいいの?」と疑問に思っている方は参考にしてみてください。
■結婚指輪としてチェックしておきたいポイント
「そもそもどんなものを結婚指輪と呼ぶの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
結婚指輪の条件には明確なものはありません。しかし結婚指輪は毎日着けるものであるということを考える と、チェックしておきたいポイントがいくつかあります。
まずは、「着け心地」です。結婚指輪は着けている時間が長いため、着け心地に違和感があると外したくなってしまうこともあります。
着け心地のよさに定評があるのは、指に当たる部分が丸みを帯びた内甲丸仕上げの指輪です。指に当たる面積が少ないため指にほどよくフィットし、着脱もしやすいという特徴があります。
ただし、人によって指輪を着けた際の感覚や指の形状は異なります。購入の際は試着をして手を動かしたり着脱したりして、自分に合ったものを選ぶといいでしょう。
長く使用する上で「着け心地」と同じく重要なのが「サイズ」です。指輪のサイズはきつすぎると圧迫感があったり着脱しにくかったりする一方で、緩すぎてもくるくるとまわって正面のデザインが見えにくくなったり、抜けやすかったりしてしまいます。
「普段着けている指輪と同じサイズを選べば問題ない」と考えている方も多いかもしれませんが、同じサイズでもデザインによって 着け心地が異なる場合があります。たとえば、細い幅の指輪と比べると、太い幅の指輪はより大きなサイズでないと着けにくいことが多いです。
自分にぴったりと合うサイズの指輪を探すためには、指がむくんでいないときに試着をしてみることをおすすめします。着けたときのフィット感や着脱のしやすさ、自分のライフスタイルによる着脱の頻度を踏まえ、使い続けやすいサイズを探しましょう。
結婚指輪を選ぶ際は、デザインも慎重に検討する必要があります。もちろん購入の際には吟味して選びますが、長く使用する中で「別のデザインにしておけばよかった」と後悔する場合もあるでしょう。
例えば、仕事や家事をする際に外さなければならないデザインの指輪は着脱に手間がかかることもあるため、「もっとシンプルなものにしておけばよかった」と感じる人もいます。シンプルさを重視しすぎてしまったことで普段のおしゃれに使用するには物足りず、「もう少し華やかなものにしておけばよかった」という人もいます。
こうした後悔をしないためにも、購入の際は妥協したり焦ったりせず、時間をかけてさまざまなデザインの指輪を比較することが大切です。一生ものの買い物ですので、二人でよく相談して購入するのがいいでしょう。
デザインと合わせてチェックしておきたいのが、指輪の「色」です。指輪そのものが気に入っていても、指輪の色が自分の肌のトーンや普段使用している他のアクセサリーと合わないと浮いて見えてしまい、着けづらく感じてしまいます。
同じ名称の色でも、混ぜる金属の配分により色味が異なります。特にピンクゴールドは銅の含有量によりピンク色の強さが変わり、銅の含有量が多くなるにつれピンクの色味が強くなります。イエローゴールドも銀と銅の比率によって色味に違いがあり、銀の比率が大きいと緑っぽく、銅の比率が高いと赤っぽい色になるという特徴があります。
自分の肌のトーンはどのような色と相性がいいのかについては、判断基準のひとつとして手の甲に見えている血管の色を見る方法が挙げられます。青や赤っぽく見えるブルーベースの肌色の人はピンクや白の色味が、緑に見えるイエローベースの肌色の人は黄色の色味が馴染みやすい傾向があります。同じ色とされている指輪の中でも、特に自分の肌色と相性のいい色味のものを選びましょう。
ショーケースに陳列されている状態と自分の指に着けた状態とでは印象が変わることも多いので、購入する際は必ず実際に着けてみて、自分の手や普段着けている他のアクセサリーとの相性を確認することをおすすめします。
■ファッションリングと結婚指輪の違いは?兼用できる?
二人の記念日などにペアで購入されることが多いファッションリングは、比較的手の届きやすい価格帯で売られています。
ファッションリングで使用されている素材は、結婚指輪では使用されることが少ない「シルバー」や「真鍮素材」のものも多くあるため、結婚指輪よりもリーズナブルな価格で購入することができます。ですが「気軽に購入することができる」というメリットがある反面、素材の耐久性は結婚指輪よりも低くなることが多いでしょう。
結婚指輪には日常使いできるような高い耐久性を備えたものも多いですが、ファッションリングは「華やかなデザインや印象的な見た目」がより重視してつくられているため、長く着用していくと変色や変形が発生してしまうこともあります。
そのため、ファッションリングに使用されている素材が変形や変色を起こしやすいものであれば、耐久性の面で心配が出てくるでしょう。ファッションリングを結婚指輪として兼用できなくはないですが、長く着用することを考えると慎重に考える必要があります。
結婚指輪は、 夫婦の証として男女ともに身に着ける指輪のことです。結婚式で行われることが多い「指輪交換」の儀式は、新郎新婦がお互いの結婚指輪を着け合うという印象的なシーンとしても有名ではないでしょうか。
「永遠の愛の象徴」として取り扱われることも少なくない結婚指輪は、長く着用できるように素材にもこだわってつくられています。一生着けることを前提につくられていることから、指輪の素材には変形や変色に強い「プラチナ」や「ゴールド」が盛んに用いられているため、ファッションリングよりも高価なものが多いです。
デザインにおいても、結婚指輪は長く着用することを想定してつくられているものが多いです。ファッションリングにはアームの形状が複雑だったり繊細だったりするデザインが多くみられますが、結婚指輪はどのようなシーンにおいても着用しやすいようにストレートや、緩やかなカーブのシンプルなデザイン が多くみられます。
■毎日使っても大丈夫な仕様になっているのが結婚指輪
まず、結婚指輪とファッションリングの最も大きな違いは、「質」や「機能性」にあります。結婚指輪は毎日常用することを前提とした指輪。そのため、耐久性や変色にも強い価値の高い金属(プラチナ、18金・24金ゴールド、パラジウム、チタン等)が使われているのが一般的です。
水や衝撃に強いだけでなく、デザイン面でも、日常生活の邪魔にならないような細かな工夫がされています。ダイヤモンドなどの宝石が多数装飾されているようなデザインでも、結婚指輪としての機能性はしっかり考えられているため、毎日着用していても安心です。
一方、ファッションリングは基本的に“おしゃれ”が目的のアクセサリーとなります。質や機能性よりもデザインを重視してつくられているので、シルバーや純度が低めの金属でつくられていることが多くなります。その分、安価に入手できるメリットはありますが、変色や変形が起こりやすい、という点は理解しておくといいでしょう。ニッケルやコバルトなどの金属の場合、人によっては、毎日常用していると金属アレルギーを引き起こしてしまうケースもあるようです。
デザイン面でも、結婚指輪はどんな服のテイストにも合わせられるよう、基本的にシンプルなものが多く、公的な場や冠婚葬祭にも着用できるような“品”を備えているのが特徴です。一方、ファッションリングはそれぞれに主張があり、色々と付け替えて楽しめるようなデザインが多くなります。
■想いを込めたペアリングや刻印もできる!
また、指輪に込められた“意味合い”も異なります。結婚指輪は二人の永遠の愛の象徴。“途切れることのない愛”の象徴として贈られるリングとなります。
そのため、特別な想いを込めるためのカスタマイズ希望に自由自在に応えてくれるお店やブランドも多くなります。
例えば、男女の指輪2つをセットにすることで1つのデザインやモチーフが表れるものや、オーダーメイドデザインのリング、 名前・記念日・メッセージなどの刻印を入れたリング等々、さまざまな工夫ができます。近年は、自分や相手の誕生石指輪につけるといった、楽しみ方の幅も広がっています 。
■ファッションリングは重ねづけや買い替えで楽しむのもひとつ
総合的に見ると、やはり結婚指輪としては結婚指輪としてつくられた指輪のほうが使い勝手がよく、特別な想いも込めやすい魅力がありますが、とはいえ、「ファッションリングを結婚指輪として使ってはいけない」といった決まりがあるわけではありません。「自分が気に入ったファッションリングを結婚指輪にしたい」という方は、単品で購入し、結婚指輪として使うことも可能です。
ただ先にも書いたように、ファッションリングは耐久性に欠けるものが多いため、お出かけのとき以外は着用しないようにしたほうが、劣化や破損は防げるでしょう。あるいは、好きなリングを周期的に買い変えるのも一案。「結婚指輪は一つのみ」という決まりもないので、最初から何本か持っておいて、その日の気分で楽しむ、といった方法もあります。
■ファッションリングと結婚指輪の重ねづけを楽しむ
結婚指輪とファッションリングを“重ねづけ”して楽しむのもおすすめです。結婚指輪のデザイン・色味・形とフィットするファッションリングを持っておき、お出かけやパーティなどの際に重ねづけをすれば、華やかな場でも物足りなさを感じることはないでしょう。
なお、重ねづけ用のファッションリングを選ぶ場合、宝石がついていてキラキラ感のあるリングや、細身で華奢なリングがおすすめです。シンプルな結婚指輪を、より美しく引き立ててくれるでしょう。
重ねづけの方法も、ひと通りではありません。2本重ねて薬指に着けるのもいいですし、ピンキーリングなどにして指を分けて着けたり、右手・左手に分けて着けたり、といった楽しみ方もできます。両者の魅力や特徴を生かせば、手をより素敵に彩ることができそうですね。「結婚指輪はシンプルすぎる」と感じる方は、ファッションリングと一緒に活用する方法も考えてみてはいかがでしょうか。
■結婚指輪としてファッションリングを選ぶ際の注意点
もしファッションリングを結婚指輪にしたいのであれば、一般的な結婚指輪との違いを踏まえながら、素材や形、デザインに注意して選びましょう。
ファッションリングの素材にはシルバーを使用したものが多いですが、シルバーを加工する際に混ぜられるニッケルやコバルトは金属アレルギーの原因となることもあります。毎日着用することで初めてアレルギーが出ることもあるので、不安な場合は事前に病院で検査をしたり、純度の高いものやチタンやジルコニウムなど、アレルギーが起こりにくい素材を選んだりするのがいいでしょう。
おしゃれを目的としているファッションリングには複雑な装飾が施されたものも多く、凹凸のある指輪や大きな飾りのついた指輪があります。こうした形状の指輪は服などにひっかかりやすく日常生活をおくる中で不便に感じてしまうこともあるため、結婚指輪として着ける場合はフラットで大きすぎない形状の指輪がおすすめです。
デザインが華美すぎないかどうかにも注意しましょう。ファッションリングはカラフルなデザインや飾りの多いデザインなどバリエーション豊富ですが、可愛すぎたり豪華すぎる装飾の指輪は、普段着から浮いてしまったりお葬式の場での着用がマナー違反となったりします。結婚指輪とする場合には、「どんなシーンでも着けられるか」も考え、どんな場面いおいても使用しやすい指輪を選ぶといいでしょう。
■婚約指輪と結婚指輪の違い
婚約指輪は、基本的に「男性から女性へ」贈る指輪です。プロポーズの際に「婚約の証」として贈ることが多く、婚約指輪には華やかなダイヤモンドが装飾されているものがほとんどです。ダイヤモンドが使用されている分、結婚指輪よりも価格が高くなりやすいといえるでしょう。
プロポーズや婚約成立時に男性から女性へ贈られる婚約指輪ですが、必ずしも婚約指輪を贈らなくてはいけないという決まりはありません。最近では、婚約指輪の代わりに時計やネックレス などのアクセサリーを購入するケースや、婚約指輪の費用を新婚旅行の代金に回すというカップルも珍しくありません。
結婚指輪は、女性だけが身に着ける婚約指輪とは異なり「男女ともに日常的に身に着ける指輪」です。家事や炊事のときに指輪をぶつけてしまうことを考慮して、衝撃にも耐えられるような丈夫なつくり であることが多いです。
また、職場や弔事などさまざまなシーンに適応するように、比較的シンプルなデザインでつくられていることがほとんどです。さまざまなシチュエーションで着用することを考えるのであれば、できるだけアームの幅が細く、ダイヤモンドなどのついていないシンプルな結婚指輪を選ぶといいでしょう。
■婚約指輪と結婚指輪は兼用できる?
婚約指輪は結婚指輪よりも高価になる傾向があるため、予算との兼ね合いや職場の状況から婚約指輪を購入しない方も少なくありません。
婚約指輪を購入しない場合は「ダイヤモンドが施されている華やかな結婚指輪を購入する」というのもひとつの方法ですが、「どんなシーンでも着用できるものがいい」と考えるなら、シンプルなデザインの指輪を選ぶといいでしょう。そうすることで、毎日気兼ねなく着けることができます。
婚約指輪と結婚指輪を兼用することはできますが、指輪のデザインによっては、職場やお悔やみの場面などで外さなければならないケースもあります。婚約指輪はダイヤモンドをあしらったデザインが多く、「見た目の華やかさ」を重視してつくられているため、困る場面も出てくるかもしれません。しかし、シンプルで上品なデザインを選ぶなど、想定されるシーンを念頭に選べば末永く楽しめる指輪となるはずです。
結婚指輪は、日常的に着用することを前提としてつくられているため、耐久性に優れていて家事や仕事中でもストレスの少ない着け心地であることがほとんどです。
このように婚約指輪と結婚指輪ではつくる 際のコンセプトが異なるため、婚約指輪と結婚指輪を兼用したいと考えている方は、どのようなデザインを選ぶのか慎重に考えることが大切です。
「婚約指輪も結婚指輪も両方買っておけばよかった」と後悔しないように、職場環境や身に着けるシーンをしっかりと想定した指輪選びを心がけてください。
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更新日時:2021.4.15
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