右手薬指に指輪をする理由とは?指輪を着ける位置によって異なる意味もご紹介
左手薬指に指輪を着けている場合は、「婚約中」「既婚者」というイメージを持つ方は多いでしょう。一方で、右手薬指に指輪を着けている場合は、どのような意味があるのか疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、右手薬指に指輪を着ける主な理由や右手薬指に込められた意味についてご紹介します。また、指輪を着ける指によって異なる意味もまとめているので、ぜひご参考にしてください。
婚約指輪・結婚指輪は古代エジプトや古代ローマが発祥と言われますが、その文化は今や世界中に広がっています。ただデザインの傾向や平均相場、贈る習慣にはそれぞれ違いもあり、その国ならではの国民性を感じられる部分も。海外の指輪事情について詳しくご紹介します。
■日本と異なる、海外の指輪事情
欧米の指輪事情としてまず特徴的なのは、「結婚指輪だけでなく、婚約指輪も毎日身に着ける人が少なくない」という点。そのためか、重ね着けできるセットリングとして売られているものも比較的多く見られます。
家族になっても、親になっても、“男と女”としての愛情関係を重んじる欧米。その愛の証明である婚約指輪を持っているのに身に着けていないとなると、相手が嫉妬したり、何か事情があるのではないかと勘ぐられたり……というケースもあるそうです。とはいえ、昨今は経済事情もあり、欧米の一部では結婚指輪のみで済ませ、婚約指輪を贈らない若者も増えてきているようです。
一方、アジアでも指輪は人気ですが、特にゴージャスなのがインド。圧倒的に人気なのはゴールドの素材で、ダイヤモンド、ルビー、エメラルド、パールなど多彩な宝石を使ったデザインが見られます。結婚式では指輪だけでなく、ネックレス、イヤリングまで一式を贈られるケースも多いそうです。
お隣・中国では伝統的に用いられてきた宝石「ヒスイ」を用いた婚約指輪も多く見られますが、経済発展に従い、欧米流のダイヤモンドの指輪も若者には人気が高くなってきています。
■海外の指輪、平均価格は?
続いて、海外の指輪の価格帯について。家でも車でも、伝統的に「大きければ大きいほどいい」という嗜好があるアメリカでは、リングもダイヤモンドのカラット数が大きいものが人気。一時は100万円クラスのものが珍しくない時期もあったようですが、現在の婚約指輪の平均価格は約3,000~5,000ドル(日本円換算:34~56万円)。日本の平均価格は35.4万円(出展:リクルート結婚トレンド調査2017)なので、日本の平均より少し高めというイメージですね。
ただ、ダイヤモンドの質を落としてでも大きさを重視する傾向は現在でも強いようです。指輪購入のための専用ローンもあり、「男性は少し背伸びをしてでも贈る」というのが、愛の証明となっているようです。
対照的に、ヨーロッパはかなり現実的で、近年は婚約指輪を用意しないカップルも増えている様子。新しいリングを購入する場合でも、10万円前後で済ませるのが一般的になっているようです。祖母や母世代から大切に譲り受けてきたリングを再利用するなど、“伝統”を大事にするカップルも少なくなく、エメラルド、ルビー、真珠などダイヤモンド以外の指輪も当たり前に用いられています。
またヨーロッパは文化的に「個性」を大事にする傾向があり、「人と同じ平均的なリング」よりも、「自分たちらしい想いやストーリーを投影できるリング」を選びたいという方が多いのも特徴です。
■海外の指輪、人気の素材は?
日本で婚約指輪の素材といえば「プラチナ」が主流。実際、88%の人がプラチナのエンゲージリングを選んでいますが(出展:リクルート結婚トレンド調査2017)、海外ではプラチナと同じか、それ以上にゴールドの指輪も人気が高いです。ゴールドは扱いやすく輝きも持続しやすい素材。海外の方の肌色にもよく似合うため、国によっては圧倒的にゴールドが人気、という国もあります。
■海外の指輪、人気のデザインは?
海外の指輪デザインは、日本に比べると一見ゴージャスで華やかなものが多い印象。ひと目でそのブランドのものだとわかるような、個性的なリングや、ハートやフラワーモチーフなど可憐なデザインのリングも見られます。特に欧米には世界中で人気のブランドが数多くあり、アメリカではハリー・ウィンストンやティファニー、フランスではカルティエやヴァンクリーフ&アーペル、ショーメ、イタリアではグッチやブルガリなど、各国を代表する歴史あるハイブランドがそれぞれに個性あるリングを作り続けています。
一方で、「人と同じではないもの」を求める人も少なくない海外では、「自分たちでデザインしたリング」の人気も高いです。“世界にひとつしかないリング”を求め、自分たちでフルオーダーやアレンジして作る、ということも珍しいことではないようです。そうして一緒にリング作りに取り組む時間こそが、愛し合う二人にとってはかけがえのない幸せな思い出になりそうですよね。
ちなみに、海外のデザインに比べると、日本のリングデザインはディテールに凝っていて、ボリュームが控えめなものが多いのも特徴。日本人の体格や手のサイズに馴染むよう設計されており、着用感など機能的なこだわりはもちろん、アフターフォローや価格面でも満足度が高いと言われています。S字リングやV字リングなど、フォルムに凝ったリングのラインナップが揃っているのも、日本製リングの特徴です。
海外ブランドと国内ブランドの違いについては、こちらのページ(https://www.iprimo.jp/columns/cc_3/column97.html)でも紹介していますので、ご一読ください。海外で指輪をしている方に出会ったら、どんなふうに作った(贈られた)ものか尋ねてみるのも一興かもしれません。日本とはまた少し違う、楽しい話が聞けそうですね。
更新日時:2021.4.15
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