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ダイヤモンドのカラットとは?大きさによるメリット・デメリットもご紹介

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ダイヤモンドのカラットとは?大きさによるメリット・デメリットもご紹介

カラットは、ダイヤモンドの「重さ」を示す要素です。ダイヤモンドを選ぶ際は、カラット数にも着目することをおすすめします。この記事では、婚約指輪のダイヤモンドの選ばれている平均カラット数や、カラット数が大きいダイヤモンド・カラット数が小さいダイヤモンドを選ぶメリット・デメリットをご紹介しています。

目次

ダイヤモンドの「カラット」は重さを表す単位
婚約指輪のダイヤモンドで選ばれている平均カラット数
カラット数が大きいダイヤモンドを選ぶメリット・デメリット
メリット
デメリット
カラット数が小さいダイヤモンドを選ぶメリット・デメリット
メリット
デメリット
ダイヤモンドのカラット数を決める際の注意点
着用シーンを考慮する
手とのバランスを考慮する
パートナーの好みを考慮する
「カラット」以外の注目ポイントは
カラー
クラリティ
カット
まとめ

ブライダルリング専門店

ダイヤモンドの「カラット」は重さを表す単位

ダイヤモンドのカラットとは?大きさによるメリット・デメリットもご紹介_1

カラット(ct)というのは、「宝石の重さの単位」を指す単位です。1カラット=0.2gで計算されています。重さが増すほど必然的に宝石のサイズや直径も大きくなるため、結果的に「サイズ感」を表す単位として、世の中に浸透しています。ただし、同じカラット数でもカッティングによってサイズは異なるため、その点は念頭に置いておくようにしましょう。

0.1カラット大きくなるごとに、約0.6mm〜0.8mm大きくなっていきます。例えば、0.1カラットの直径は約3.0mm。0.2カラットで約3.7mm、0.25カラットで約4.1mm、0.3カラットで約4.3mm、0.5カラットで約5.2mmとなっています。カラット数が大きくなるほど、見た目にも存在感のある、ゴージャスで華やかな印象となっていきます。

また価格面も、カラット数に大きく左右されます。カラット数が大きくなるほど希少価値が増すため、自乗計算で高価になっていく、と考えるとわかりやすいでしょう。カラット以外を同条件、0.2~0.5カラットの場合、カラット数が2倍になると価格は4倍近く、カラット数が3倍になると価格は9倍以上となっていきます。

婚約指輪のダイヤモンドで選ばれている平均カラット数

ダイヤモンドのカラットとは?大きさによるメリット・デメリットもご紹介_2

では、婚約指輪の場合は、どのくらいのカラット数が一般的なのでしょうか。

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ」によると、婚約指輪に選ばれているダイヤモンドのカラット数は以下の通りです。

0.2カラット~0.3カラット未満 31.5%
0.3カラット~0.4カラット未満 27.0%
0.4カラット~0.5カラット未満 11.6%
0.5カラット~0.6カラット未満 9.3%
0.2カラット未満 5.1%
1.0カラット以上 2.9%
0.6カラット~0.7カラット未満 2.6%
0.7カラット~0.8カラット未満 2.6%

上記のデータを見ると、0.3カラット〜0.5カラット未満を選ぶカップルが多いことがわかります。

0.3カラットのダイヤモンドは、普段の生活でも気軽に身に着けられる大きさです。細い指にも品よく収まり、清楚ながら、輝きや存在感も十分に感じることができます。また、0.3カラットは小さすぎず大きすぎずないサイズなので、さまざまなデザインのバリエーションにも対応できます。これにより、デザインが豊富で好みに合う婚約指輪を探しやすいと言えます。

0.4カラットのダイヤモンドは、「価格を抑えたいけどボリュームのあるダイヤモンドが欲しい」という方に人気です。婚約指輪の素材やデザイン、ダイヤモンドの品質などによって価格は異なりますが、相場の範囲内で購入できる可能性があるカラット数です。

0.5カラットのダイヤモンドは、「存在感のあるダイヤモンドが欲しい」という方に人気です。前述したように、0.3カラットは約4.3mm、0.5カラットは約5.2mmと、1mm近く差があります。見た目でも違いがわかるほどなので、0.5カラットのダイヤモンドは存在感を楽しむことができます。

なお、アイプリモでは、サプライズプロポーズのあとに好みのリングサイズやデザインに変更できる「パーフェクトプロポーズリング®」と、ダイヤモンドのみでプロポーズをする「ダイヤモンド プロポーズ」のサービスもありますが、最初に購入するダイヤモンドのカラット数に迷うときは、0.3カラット程度を選んでおけば、デザインの汎用性も高く、間違いがないと言えます。

カラット数が大きいダイヤモンドを選ぶメリット・デメリット

ダイヤモンドのカラットとは?大きさによるメリット・デメリットもご紹介_3

ここでは、カラット数が大きいダイヤモンドを選ぶメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

カラット数が大きいダイヤモンドを選ぶメリットのひとつは、「手元が華やかになること」です。大きなダイヤモンドは、その存在感と輝きで一目でわかる豪華さを演出します。特に光を受けたときの煌めきが強調され、手元での輝きが際立ちます。そのため、シンプルなデザインでもダイヤモンドの大きさが華やかさを加え、特別な印象を与えることができます。

このほか、「年齢を重ねた手にも似合いやすい」というメリットもあります。大きなダイヤモンドは、その存在感と輝きで手元に華やかさを加え、年齢と共に変わる手のシルエットや肌の色合いにもしっかりと映えます。

デメリット

カラット数が大きいダイヤモンドを選ぶデメリットは、「普段使いに適さない場合があること」です。サイズが大きい分、日常の動作でダイヤモンドをぶつけてしまい、物を傷つけてしまう可能性があります。これにより、普段使いには不便に感じることがあるため、使用シーンやライフスタイルに応じた選択が重要です。

カラット数が小さいダイヤモンドを選ぶメリット・デメリット

ダイヤモンドのカラットとは?大きさによるメリット・デメリットもご紹介_4

ここでは、カラット数が小さいダイヤモンドを選ぶメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

カラット数が小さいダイヤモンドを選ぶメリットのひとつが、「ダイヤモンドの品質を優先できること」です。小さいカラット数のダイヤモンドは価格が抑えられるため、カット、クラリティ、カラーなどの品質に予算を集中させることができます。これにより、輝きや美しさを最大限に引き出すことができ、全体的な印象を高めることが可能です。

このほか、「日常使いしやすい」というメリットもあります。小さなダイヤモンドはサイズが控えめで目立ちすぎないため、日常使いに適しています。シンプルで控えめなデザインは、どんなシーンにも合いやすく、毎日の装飾品として快適に使えるのが大きな魅力です。

デメリット

カラット数が小さいダイヤモンドを選ぶデメリットに「大きいダイヤモンドに憧れて後悔することがある」という点が挙げられます。サイズが小さいダイヤモンドは、華やかさや存在感が控えめであるため、あとから大きなダイヤモンドに対する憧れを感じることがあります。この憧れが強くなると、購入後に「もっと大きいサイズにすれば良かった」と感じる方は少なくないようです。

カラット数を選ぶ際は、自分の好みや将来的な気持ちをよく考えたうえで決定しましょう。

ダイヤモンドのカラット数を決める際の注意点

ダイヤモンドのカラットとは?大きさによるメリット・デメリットもご紹介_5

宝石の大きさは、パートナーによっても好みが異なります。そこで以下では、カラット数を決める際の注意点をご紹介します。

着用シーンを考慮する

婚約指輪のカラット数を選ぶ際は、着用シーンを考慮することが大切です。なぜなら、「婚約指輪は特別なときに着けたいから、できるだけ華やかで大きめのものが欲しい」という方もいれば、「大きすぎると普段使いしにくいから、さりげない存在感のものが良い」という方もいるからです。

パートナーが特別な日にだけ婚約指輪を着けるのか、それとも日常使いするのかによってダイヤモンドのカラット数を選ぶことにより、使い勝手が良く気に入ってもらえる可能性があります。

手とのバランスを考慮する

同じカラット数でも身に着ける方によって印象が変わるため、手とのバランスを考慮して選ぶことも大切です。例えば、手が小さい方の場合はカラット数が小さめでもダイヤモンドの存在感がありますが、手が大きい方の場合は物足りなさを感じてしまうかもしれません。そのため、さまざまなカラット数の婚約指輪を試着し、見た目を確認してから選ぶのがベストです。

パートナーの好みを考慮する

婚約指輪のカラット数を選ぶ際は、パートナーの好みを考慮することも大切です。前述したように、「ダイヤモンドは大きいほうが良い」という方もいれば、「小さいほうが良い」という方もいます。もしサプライズで婚約指輪を贈りたい場合は、パートナーが身に着けているアクセサリーを参考に選ぶと良いでしょう。例えば、ネックレスやピアスのモチーフが大きめであれば、大きめのダイヤモンドを選ぶことで喜んでもらえる可能性があります。反対に、モチーフが小さめでシンプルなデザインのアクセサリーを好んで身に着けている場合は、小さめのダイヤモンドを贈ると良いかもしれません。

「カラット」以外の注目ポイントは

ダイヤモンドのカラットとは?大きさによるメリット・デメリットもご紹介_6

ダイヤモンドの価値を決めるにあたり、実は「カラット」以外の基準もあります。ダイヤモンドのグレードを決める国際基準には、「カラー(色)」「クラリティ(透明度)」「カット(研磨技術)」といった項目があり、ブランドによっては、さらに鑑定基準をプラスしているところもあります。

ここでは、カラー・クラリティ・カットについてご紹介します。

カラー

「カラー」には、23の等級があります。婚約指輪にセットするカラーのグレードは、限りなく無色透明に近い色のダイヤモンドが人気です。とはいえ、婚約指輪のデザインによっては、あえて色のある、ピンクダイヤモンド、ブルーダイヤモンド、イエローダイヤモンドなどが選ばれることもあります。

クラリティ

「クラリティ」は、ダイヤモンドの透明度を11段階で表す基準です。天然の内包物や傷のないものほど価値が高くなります。

カット

「カット」は、研磨技術と対称性によって5段階で評価されます。ダイヤモンドの輝きに影響し、グレードがひとつ変わるだけでも輝きが大きく変わります。

「パートナーに最高のダイヤモンドを贈りたい」という場合、カラット数だけに目がいきがちですが、カラー・クラリティ・カットも重視したい要素です。

宝石はひとつとして同じ個体がないため、実物を見てみると印象が変わることもしばしば。実際、「透明度の高いダイヤモンドの輝きに惹かれたので、カラット数は少し小さくてもそちらを選びたい」という方もいます。そのため、ダイヤモンドを選ぶ際はカラットだけでなく、カラー・クラリティ・カットにも着目するのがおすすめです。

まとめ

「永遠の愛の象徴」として、多くの婚約指輪に彩られているダイヤモンド。パートナーに喜ばれるダイヤモンドを選びたいと思っても、何を基準に選んで良いのかわからない方もいるでしょう。

ダイヤモンドを選ぶ際は、カラットを重視することももちろん大切ですが、カラー・クラリティ・カットも欠かせない要素です。

今回ご紹介した内容を参考に、輝きに満ちたふたりの人生のスタートにふさわしい、ベストなダイヤモンドを選んでください。

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