2025年の一粒万倍日はいつ?しても良いこと・避けたほうが良いこともご紹介
カレンダーに記載されている「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」。具体的にどのような日なのかご存じない方もいるでしょう。
そこで今回は、一粒万倍日とはどのような日なのか、その日にしても良いこと・やらないほうが良いことをご紹介します。また、2025年の一粒万倍日や開運日ベスト5もまとめているので、ぜひご覧ください。
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)とは?
一粒万倍日は、たった一粒の種が万倍にも実り、豊かな収穫に繋がるとされる吉日です。古来よりこの日は、新しい物事のスタートや将来の繁栄につながる行動に最適とされ、多くの人々に大切にされてきました。この日に行った良い行いは倍々に増えていくと言われることから、結婚や引越し、貯金など、人生における大切な行動のタイミングとして選ばれることが多い日です。
一方で、一粒万倍日に不適切な行動を起こすと、それが逆に万倍に増えるとされるため、借金や無駄遣い、争いごとなどは避けるべきと考えられています。
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)にしても良いこと
一粒万倍日にしても良いことは以下の通りです。
入籍
結婚は新たな人生のスタートです。この日に入籍することで、ふたりの愛情や絆がさらに深まり、円満な家庭生活を築けると考えられます。実際に、一粒万倍日を入籍日として選ぶカップルが多いようです。
結婚式
結婚式も人生の重要なイベントのひとつであり、一粒万倍日に行うことで末永い幸せをもたらすとされています。結婚式の日取りとして縁起の良い日を選びたいカップルは、この日がおすすめです。
貯金
お金が万倍に増えることを祈って、一粒万倍日に貯金を始めたり、貯蓄用の口座を開設したりする方も多くいます。将来のための蓄えを始めるには、最適な日と言えるでしょう。
引越し
引越しは新しい生活のスタートを意味します。一粒万倍日に引越しをすると、その後の生活が実りあるものになると考えられています。新しい場所での生活を豊かなものにしたい方には、この日を選ぶのが良いでしょう。
開業
一粒万倍日は、新しいビジネスやプロジェクトの開始にも良い日です。開業や新たなビジネスのスタートをこの日に行うことで、事業の成功と繁栄が期待できます。
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)にやらないほうが良いこと
一粒万倍日にやらないほうが良いことは以下の通りです。
借金
この日に借金をすると、負債も万倍になる可能性があるとされています。もし融資やローンが必要であれば、一粒万倍日を避けて、より適切な日を選ぶようにしましょう。
無駄遣い
一粒万倍日は無駄遣いを避けるべきと言われています。浪費をしてしまうと、後々それが増えてしまう可能性があるため、この日は節度を持ってお金を使うように心がけましょう。
揉め事
この日に揉め事を起こすと、その影響が大きくなると言われています。家族や友人、職場の同僚との関係を大切にし、些細なトラブルも一粒万倍日には避けるようにしましょう。
2025年の一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)カレンダー
2025年の一粒万倍日は以下の通りです。
月 |
日 |
1月 |
7日・10日・19日・22日・31日 |
2月 |
6日・13日・18日・25日 |
3月 |
2日・5日・10日・17日・22日・29日 |
4月 |
3日・4日・13日・16日・25日・28日 |
5月 |
10日・11日・22日・23日 |
6月 |
3日・4日・5日・6日・17日・18日・29日・30日 |
7月 |
12日・15日・24日・27日 |
8月 |
5日・11日・18日・23日・30日 |
9月 |
4日・7日・12日・19日・24日 |
10月 |
1日・6日・16日・19日・28日・31日 |
11月 |
12日・13日・24日・25日 |
12月 |
6日・8日・9日・20日・21日 |
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)以外の開運日
一粒万倍日以外にも、開運日として特に縁起が良いとされる日がいくつかあります。
天赦日(てんしゃにち)
天赦日は、日本の暦においてもっとも縁起が良いとされる開運日です。「天がすべての罪を赦す日」との意味を持ち、暦の中で特別に選ばれた吉日です。この日は、天の神様が万物を赦し、幸運を授けるとされ、結婚や開業などに最適とされています。大安よりもさらに良い日として、年に数回しか訪れません。新しいことを始めるのにぴったりの日として、天赦日は多くの人に重宝され、特に記念日や人生の節目に選ばれています。
大明日(だいみょうにち)
大明日は、天と地の神々がすべてを見守る日で、何をしても良いとされる吉日です。古来より「大いなる明かりの日」とされており、この日は悪いものを浄化し、行動する者に神々の恩恵が届くと考えられてきました。新しいことを始めたり、結婚や旅行、引越しなどを行ったりするのに特に適しており、人生の節目に選ばれることが多い日です。大明日は、ほかの吉日と重なるとさらに良い運気をもたらすとされています。
母倉日(ぼそうにち)
母倉日とは、日本の暦で吉日とされ、母が子を優しく育むように万物を見守り支えてくれる日です。この日は特に「慈しみの心」を象徴しており、新しいことを始める際に安心して臨むことができるとされています。結婚や出産、引越し、開業など、大切な人生の節目に選ばれることが多く、穏やかで恵まれた運気が期待できます。
一方で、葬儀などの仏事には適さないとされるため、避けるべき日と考えられています。
天恩日(てんおんにち)
天恩日は、天からの恩恵を受けられる日です。この日は、天の神々の恵みが地上の人々に降り注ぐとされ、何事においても吉とされます。特に、結婚や引越しなど人生の重要なイベントに適している日です。天恩日は、結婚や家族のお祝い事に選ばれることが多く、穏やかで運気が安定しているため、安心して行動に移せると考えられています。
ただし、仏事には不向きとされています。
2025年の開運日ベスト5
2025年の開運日ベスト5は以下の通りです。
1位 |
2025年7月24日 |
大安 + 天赦日 + 一粒万倍日 |
2位 |
2025年12月21日 |
天赦日 + 一粒万倍日 + 甲子の日(きのえねのひ) |
3位 |
2025年3月10日 |
天赦日 + 一粒万倍日 + 寅の日(とらのひ) |
4位 |
2025年10月26日 |
天赦日 + 一粒万倍日 |
5位 |
2025年5月25日 |
天赦日 |
2025年7月24日は、「大安」「天赦日」「一粒万倍日」の3つの吉日が重なる日です。大安は六曜(六輝)の中でもっとも縁起が良いとされ、何事も成功しやすい日と言われています。入籍や結婚式、開業など、人生の大切な節目に最高の運気をもたらす日として期待されています。
2025年12月21日は、「天赦日」「一粒万倍日」「甲子の日」の3つの吉日が重なる日です。甲子の日は干支のサイクルの始まりにあたるため、新しい物事を始めるのに縁起が良いとされています。開運日や商売繁盛を祈る日としても重宝されており、「招福日」とも呼ばれることがあります。
2025年3月10日は、「天赦日」「一粒万倍日」「寅の日」の3つの吉日が重なる日です。寅の日は十二支に基づく暦の「寅」が巡ってくる日で、12日に一度訪れます。干支の中でも「金運」や「行動力」の象徴とされ、特に金運や商売繁盛をもたらす吉日と考えられています。
2025年に結婚や引越しをする方は、上記の開運日を参考にして大事な日取りを決めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
一粒万倍日は、良い行動も悪い行動も「万倍に増える」吉日です。入籍や貯金、引越し、開業など、将来に向けてポジティブな一歩を踏み出すには最適の日ですが、借金や無駄遣いは避けることが大切です。また、大安や天赦日などのほかの開運日と重なることで、より運気がアップすると考えられています。縁起の良い日を上手に活用して、人生の大事な決断を実りあるものにしていきましょう。