結婚指輪はダイヤモンドあり?なし?それぞれのメリットと選ぶ際のポイントを解説
普段使いする結婚指輪だからこそ、ダイヤモンドはなしにしたほうが良いのか悩んでしまうもの。そこでこの記事では、先輩カップルの結婚指輪におけるダイヤモンド事情をはじめ、ダイヤモンドの有無を決める際のポイントなどについてご紹介します。ぜひご参考にしてください。
皆さんはダイヤモンドには天然ダイヤモンドと人工ダイヤモンドがあることをご存知でしょうか。
今回は、人工ダイヤモンドの製法と天然ダイヤモンドとの違い、人工ダイヤモンドの価格、人工ダイヤモンドのジュエリーはどこで手に入るか、結婚指輪や婚約指輪に人工ダイヤモンドは適しているのかなどを説明していきます。
人工ダイヤモンドは合成ダイヤモンドとも呼ばれ、天然ダイヤモンドと同様、炭素を原料しています。地球の内部で作られる天然ダイヤモンドに対して、人工的に成分を合成して生成されています。
人工ダイヤモンドの生成技術は著しく向上していて、鑑定士でも天然ダイヤモンドと見分けるのが難しいと言われるほどです。人工ダイヤモンドは天然ダイヤモンドと比べて、硬さ、熱や電気の伝導性、電子の移動度に優れているため、研磨材や切削工具、放熱板などに多く利用されています。1978年にアメリカが金星へ送った人工衛星の窓にも人工ダイヤモンドが使われていたそうです。
人工ダイヤモンドは天然ダイヤモンドと同様に宝石としても利用されています。人工ダイヤモンドのジュエリーは、「エコロジー」「エシカル」な考え方の人に支持されています。
「エコロジー」は自然との調和を目指す考え方で、「エシカル」は倫理的な消費を目指す考え方のことです。天然ダイヤモンドは天然資源でいずれ枯渇してしまいますし、その希少性から紛争が起こったり、鉱山を採掘することにより、環境破壊にも繋がっているという見方があります。そのため「エコロジー」や「エシカル」な考え方の人には人工ダイヤモンドが支持されているようです。
一方、天然ダイヤモンドは人の手が加わっていないダイヤモンドです。
地球の深いところで生成され、何と数十億年前に生成されたものもあるそうです。地球で最も硬い鉱物といわれ、傷つきにくく、屈折率が高いのが特徴です。
ダイヤモンドが初めて発見されたのはインドで紀元前500年以上だったといわれています。当初、河川で発見されたダイヤモンドには輝きがなく、カッティングや研磨の技術も進んでいなかったため、当時は価値があるとは思われていなかったようです。
しかし、他の石と比ると大変硬いという特性が注目されて有名になっていったといわれています。その後、15世紀にベルギーでダイヤモンドの粉でダイヤモンドを磨くという研磨方法が発見されてからは、輝くダイヤモンドが宝石として世の中に広まっていったそうです。
人工ダイヤモンドは市場で天然の一割ほどの値段で取引されているようです。かなり安い価格で驚いてしまいますが、それだけ天然ダイヤモンドの貴重さも際立ちますね。天然ダイヤモンドに比べてかなりの安価で手に入れることができる人工ダイヤモンドの登場は、製造業磨業やその他ダイヤモンドを使う業種にとって大きな追い風となりました。
人工ダイヤモンドのジュエリーはどこで手に入るのでしょうか。
関連記事によると、ダイヤモンド販売大手のデビアス社が、2018年5月に人工ダイヤモンドブランドを立ち上げたそうです。2018年11月の段階では、イヤリングとネックレスの販売を行っているようですが、日本からの購入はまだできない模様です。搾取、紛争によって手に入ったダイヤモンドではないと、安心して購入する顧客も増えているようです。
そもそもダイヤモンドが結婚、婚約指輪や結婚指輪の定番になっているのはその圧倒的な硬さからだと言われています。硬いダイヤモンドは傷がつかず永遠に輝きが失われないということから、愛が永遠に続くという意味を持っています。また、ダイヤモンドは「純潔」「永遠の絆」という石言葉を持っているため結婚の証にふさわしいとされています。16世紀始めのヴェネツィアの資料にもダイヤモンドの指輪の記録が残っていたといわれています。ダイヤモンドの歴史と重みを感じますね。
見た目や成分は天然ダイヤモンドと大差ない人工ダイヤモンドは、婚約指輪や結婚指輪に適しているのでしょうか。
一般的なアクセサリーと違って婚約指輪や結婚指輪は愛を誓い合う記念の品です。身近なアクセサリーとしては人工ダイヤモンドのものでも問題ないかもしれませんが、一生に一度の贈り物としては出来るだけ人工ではなく自然がはぐくんだ「本物」を選ぶのが良いでしょう。
I-PRIMOでは、ご購入いただいた0.18ct以上のダイヤモンドにはすべて鑑定書をおつけいたしますので、安心して本物のダイヤモンドを購入していただくことができます。
また、戦争地域で違法に採掘・取引されたものではない、紛争と無縁なコンフリクトフリーのダイヤモンドの取り扱いにも力を入れているため、エシカルな考え方の方でもご心配なくご購入いただけます。
人工ダイヤモンドは天然ダイヤモンドと異なり、人工的に成分を合成して生成されたもので見た目や成分に大きな差はありません。技術が進み、人工ダイヤモンドは天然ダイヤモンドと見分けがつかないほど極めて精巧になっています。
宝石として楽しむのは何ら問題はありませんが、一生に一度の贈り物としてはやはり自然のはぐくんだ天然ダイヤモンドが喜ばれるのが事実です。天然ダイヤモンドを贈る際は、鑑定書をつけてくれる信頼のあるジュエリーショップで購入しましょう。
更新日時:2023.1.16
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