マッチングアプリで知り合った私たち。実家暮らし、3歳の娘がいるという私の事情を理解してくれる誠実な人でした。初めて彼に娘を会わせた日、人見知りの娘がすぐに打ち解けて、走って彼に抱きついていったのを見て「この人だ!」と思いました。それが決め手でお付き合いが始まり、ついに家族になる日が訪れました。
娘の名前には「羽」という文字が入っています。羽のように柔らかいやさしい子に育ってほしい、いつも笑っていてほしいという願いを込めて私がつけました。
3人でアイプリモに行くと、スタッフの方が別の席で娘と遊んでいてくれて、シールをくれたり絵を描いたりしながら待っていてくれました。そんな中、ひと目見て、ビビビ!ときた指輪が。それは「ヴァルナ」という羽をモチーフにしたマリッジリング。指を動かすたびに羽がキラキラと輝いて、まるで私たちのこれからを祝福してくれているよう…これは運命だと思い、即決しました。
“子連れ再婚”ということもあって周りから反対されたこともありましたが、娘が今、全力で笑って楽しそうにしている姿を見ると心から幸せを感じます。
わが家の天使は、今10歳。最近では「なんてプロポーズしたの?」「どうして結婚したの?」と照れながら聞いてくるようになりました。時折、指輪を選びに行ったあの日のことを思い出しては、今のこの幸せを大事にしようと思うのです。
(秋田県 K.Wさん)