男性が指輪を着ける意味・おしゃれに着けるコツ・選ぶ際のポイントをご紹介
ファッションアイテムのひとつとして人気の指輪は、着ける位置によって意味が異なります。そのため、なかには「男性と女性で指輪を着ける位置によって意味が異なるのか」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、指輪を着ける位置に込められる意味や男性向けの指輪を選ぶ際に着目したいポイント、おしゃれに着けるコツなどをご紹介します。
婚約指輪(エンゲージリング)を選ぶにあたっての着眼点はいくつかありますが、「地金素材を何にするか」というのは、かなり重要なポイント。指輪の色合いが決まりますし、宝石との相性も左右します。指輪で使われる代表的な地金素材について、それぞれの特徴と魅力をご紹介します。
■日本ではダントツ人気の「プラチナ」。その魅力は?
最新の「ゼクシィ結婚トレンド調査2017」によれば、婚約指輪の地金素材には「プラチナ」を選んだ人は88%。
2011年の調査以来、ずっと9割近い数字を誇っており、ダントツの人気素材です。ちなみに、結婚指輪でプラチナを選んだ人は男性80%、女性78%。割合だけで比べると「結婚指輪よりも、婚約指輪でプラチナを選ぶ人が多い」と言えそうです。
さて、プラチナの最大の魅力は、なんと言ってもその清楚でピュアな雰囲気。ダイヤモンドの美しさを引き立てる純白のカラー、オフィスでも浮かないノーブルな品のよさが、多くの日本人に好まれています。他の地金に比べると産出量が少なく、希少性が高い点もブライダルシーンで好まれる理由のひとつ。高い純度基準があるため、他の地金に比べると高純度のリングが多いのも特徴です。
また、取り扱いやすさの面でもプラチナは優秀。摩擦や高温などの刺激にも、酸やアルカリにも強い特性があり、温泉・プールなどでも変質・変色しにくいです。それでいて粘り強く、しなやかな性質を持っているので、対応できるデザインの幅も広い。大きな宝石や繊細なデザインにも対応できますし、リサイズをしたいときの変形加工がしやすいのも、見逃せない魅力のひとつです。
プラチナの素材については、こちらのページ(https://www.iprimo.jp/columns/cc_3/column112-2.html)でも詳しく紹介しているのでぜひご参照ください。
■世界じゅうで最もポピュラーな素材、「イエローゴールド」
日本ではプラチナが圧倒的人気ですが、実は世界で見ると最もポピュラーなのは「ゴールド」。中でも「イエローゴールド」は古くから愛されてきた地金素材です。明るくゴージャスで華やかな雰囲気もあり、カジュアルなファッションにも似合うので、普段使いしやすいのも人気のポイントです。
ゴールドは非常に柔らかいので、アクセサリーに加工する際は通常、銀や銅、ルテニウム、パラジウムなどを少し混ぜた合金素材が用いられます。含有物の割合によって「K18」「K24」などの種類がありますが、指輪として用いるならば、金75%含有の「K18」くらいがおすすめ。強度もあり、変質変色もしにくいので扱いやすいですし、ジュエリーとしての価値も高いです。
含有物の種類などによって、ひと口に「イエローゴールド」と言っても微妙な色の違いがあります。購入の際に一度は試着をして、自分の肌にピタッとくるものを選ぶのがおすすめです。
ちなみに、ゴールドの指輪はプラチナの指輪などと比べると傷がつきやすいので、色が変わって見えることがありますが、磨けば新品同様の色合いに戻せます。自然に変色する心配はないので、時々自分でメンテナンスをしていれば、長くその輝きを楽しめるでしょう。
■華やかで愛らしい色合いが魅力の「ピンクゴールド」
続いて、近年人気が高まっている「ピンクゴールド」。金でありながら、ほんのりとピンクがかっている理由は、「銅」を多めに混ぜているため。銅の持つ赤みによってピンクが発色されています。
ピンクゴールドの一番の魅力は、その柔らかく温かみのある雰囲気。可愛くて女性らしい雰囲気のジュエリーが好きな方にはとても人気の素材です。華美になりすぎないので普段使いもしやすいですし、「日本人の肌色に比較的合いやすい」とも言われています。検討の際は必ず試着をして、自分の肌色に合うか確かめてみるとよいでしょう。
ただ、ピンクゴールドは少しケアに手間がかかります。銅が多く含まれている分、酸化しやすく、湿気や皮脂、汗や温泉の成分などに反応して変色する可能性があるので、取り扱いには少し注意が必要。硬く丈夫ではあるのですが、リサイズをする際には対応が限られる場合もあるので、購入時には必ず店舗で確かめておきましょう。
ピンクゴールドについては、こちらのページ(https://www.iprimo.jp/columns/cc_3/column89.html)でも詳しく紹介しているので、ご参照ください。
■プラチナに近い純白の輝きが楽しめる、「ホワイトゴールド」
一見プラチナと見間違えてしまうほどの、純白の輝きを放つ金(ゴールド)もあります。それが「ホワイトゴールド(WG)」。金に銀とパラジウムを混ぜて作られた地金素材になります。
ホワイトゴールドもプラチナも、リングにする際には透明感のある白色に仕上げるために、ロジウムという貴金属でメッキがかけられます。
長年使用していると、傷や擦れからこの部分が剥がれてくることも。プラチナは元々が白いので見た目にわかりにくいですが、ホワイトゴールドの場合は元来のシャンパンゴールドのような色味が現れてくることもあります。再メッキをすればすぐ元に戻せますが、購入前にはその点を考慮に入れておくといいでしょう。
また、ホワイトゴールドはプラチナに比べると硬質な素材。同じデザインのものもありますが、どちらかというと柔らかく曲がるデザインを施しやすいのがプラチナ、逆に硬質だからこそ出せるキラキラ感を魅力としたデザインを楽しめるのがホワイトゴールド、という棲み分けがあります。両者で迷う場合は、好み、予算感、ケアの方法などから自分に合ったものをチョイスするといいでしょう。
■ 2種類以上の素材を使ったコンビネーションリングも
以上、4つの代表的な地金素材についてご紹介しました。「あれもこれもいいな」と決められない方には、2つ以上の素材を組み合わせたリングもおすすめです。
「イエローゴールド+プラチナ」「ピンクゴールド+プラチナ」といった異素材をミックスしたリングや、3種のゴールドを組み合わせたリングなどもあります。近年は幅広いデザインのコンビリングが出ているので、気になる方は、どんなものがあるか一度調べてみてはいかがでしょうか。
当サイトを運営するアイプリモ(https://www.iprimo.jp/marriage/rings/)でも、それぞれの地金素材のリングを多数取り扱っています。
ぜひ自分たちに一番ぴったりくる素材の指輪を見つけてみてくださいね。
更新日時:2021.4.15
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