右手薬指に指輪をする理由とは?指輪を着ける位置によって異なる意味もご紹介
左手薬指に指輪を着けている場合は、「婚約中」「既婚者」というイメージを持つ方は多いでしょう。一方で、右手薬指に指輪を着けている場合は、どのような意味があるのか疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、右手薬指に指輪を着ける主な理由や右手薬指に込められた意味についてご紹介します。また、指輪を着ける指によって異なる意味もまとめているので、ぜひご参考にしてください。
婚約指輪と結婚指輪は、一生をともにする大切なパートナーとの愛の証。だからこそ、こだわりを持って慎重に選びたいものです。この記事では、婚約指輪と結婚指輪の購入相場をはじめ、人気のデザインや定番の素材、ダイヤモンドの質を決める「4C」などについてご紹介します。これから婚約指輪・結婚指輪を選ぶ方は、ぜひ読んでみてください。
この投稿をInstagramで見る
婚約指輪と結婚指輪はどちらも「結婚」にまつわる指輪ですが、それぞれで特徴と起源に違いがあります。
婚約指輪の特徴と起源は以下のとおりです。
婚約指輪は、男性がプロポーズをする際に女性へ贈る特別なアイテムです。「これからの人生をともに歩むことを誓った証(=婚約)」としての意味を持ち合わせています。
そんな婚約指輪には、ダイヤモンドがあしらわれていることがほとんど。アームに一粒のダイヤモンドをセッティングした「ソリティア」が定番かつ人気です。婚約指輪は基本的に女性のみが身に着けるものなので、ダイヤモンドをあしらった華やかなデザインが選ばれやすい傾向にあります。
婚約指輪の始まりは古代ローマ時代といわれており、その当時「婚約の際に指輪を贈る」という習慣が存在していたそうです。今となっては「プラチナ×ダイヤモンド」の婚約指輪がスタンダードですが、当初は「鉄製の指輪」を結婚の誓約の証として贈っていたといわれています。
古代ローマ時代では鉄製の婚約指輪が主流でしたが、15世紀頃からは婚約指輪にダイヤモンドがあしらわれるようになりました。ダイヤモンドは天然の鉱物の中で最も硬いことから、「結婚の誓いを交わした男女2人の絆を固く結び、永遠の愛を誓うシンボルに相応しい宝石」と位置付けられていたそうです。
古代から人々はダイヤモンドの美しい輝きや意味合いに魅了され、それは現代においても何ら変わりありません。そのため、今なお「婚約指輪にあしらう宝石はダイヤモンド」というイメージが定着し続けているのかもしれません。
結婚指輪の特徴と起源は以下のとおりです。
婚約指輪が「結婚を約束した証」を意味するのに対し、結婚指輪は「結婚して夫婦になった証」としての意味を持ち合わせています。また、家族として新たな生活をスタートさせていることを示すものでもあり、絆の象徴ともいえます。
結婚指輪に関しては、シンプルなデザインが好まれる傾向にあります。なぜなら、基本的に男女問わず普段から身に着けるためです。シンプルなデザインであれば日常生活はもちろん、仕事のときや冠婚葬祭のときなど、さまざまなシーンでも問題なく身に着けられます。また、アクセサリーにあまり馴染みのない男性も気軽に着けられるといったメリットもあります。さらには、婚約指輪との相性もよいので重ね着けを楽しむことも可能です。
婚約指輪の始まりは、正確にはわかっていません。ただ、結婚指輪を着ける習慣が根付いたのは9世紀頃のローマ時代といわれています。その当時のローマ教皇が、指輪を結婚の証になるものとして正式に認めたのがきっかけとされています。13世紀頃になると、ヨーロッパにおいて一般市民にも結婚指輪を着ける習慣が定着し始めたそうです。
なお、日本で結婚指輪を身に着ける習慣が根付いたのは、1960年頃といわれています。
婚約指輪と結婚指輪は、特徴・起源だけでなく購入相場にも違いがあります。
「ゼクシィ結婚トレンド調査 2019」によると、婚約指輪の平均購入価格は約35万円という結果が出ています。調査結果を価格帯別に見てみると、もっとも多くの割合を占めていたのは30万円〜40万円未満の27.7%でした。次いで、20万円〜30万円未満の20.8%、40万円〜50万円未満の14.4%と続きます。(※参照:全国(推計値))
購入価格において「給料の3ヵ月分」といわれることもある婚約指輪ですが、実際の購入相場はさほど高額ではないことがわかります。婚約指輪と一言でいっても、そのデザインはさまざま。中には10万円以下で購入できるものもあるので、購入価格にはバラつきがあるのかもしれません。
同調査において、婚約指輪の平均購入価格を女性の年齢別に見てみると、24歳以下の女性の場合は約25万円という結果が出ています。同様に、25歳~29歳の場合は約37万円、30歳~34歳の場合は約39万円、35歳以上の場合は約39万円となっています。(※参照:全国(推計値))
「ゼクシィ結婚トレンド調査 2019」によると、結婚指輪(ペア)の平均購入価格は約24万円という結果が出ています。調査結果を価格帯別に見てみると、もっとも多くの割合を占めていたのは20万円〜25万円未満の30.9%でした。次いで、25万円〜30万円未満の15.1%、15万円〜20万円未満の13.5%と続きます。(※参照:全国(推計値))
婚約指輪に比べ、結婚指輪の購入相場が低い理由には、主にデザインが関係しています。
婚約指輪は基本的に、ダイヤモンドがあしらわれたデザインであることがほとんど。これに対し結婚指輪は、普段から身に着けるのでシンプルで飽きのこないデザインが多く、ダイヤモンドがセッティングされていないものも少なくありません。また、ダイヤモンドがあしらわれている場合でも、婚約指輪よりカラット数が抑えられていることがほとんどです。こうした点から、結婚指輪の購入相場は婚約指輪よりも低いと考えられます。
同調査において、男性の婚約指輪にフォーカスし平均購入価格を見てみると、約11万円という結果が出ています。価格帯別に見たとき、もっとも多くの割合を占めていたのは10万円〜12万円未満の31.4%で、全体の3分の1を占めていました。(※参照:全国(推計値))
同調査において、女性の婚約指輪にフォーカスし平均購入価格を見てみると、約13万円という結果が出ています。上述した男性の平均購入価格と比べると、約2万円高くなっています。価格帯別に見たとき、もっとも多くの割合を占めていたのは10万円〜12万円未満の22.9%でした。(※参照:全国(推計値))
この投稿をInstagramで見る
ここからは、婚約指輪・結婚指輪を選ぶうえで重要なポイントとなる「フォルム」と「素材」について解説します。
婚約指輪と結婚指輪のフォルムは、主に「ストレート」と「ウェーブ」「V字」「幅広」「華奢」の5つに分けることができます。
「ストレート」はその名のとおり、真っ直ぐ伸びたアームが円を描いているフォルムです。最大の特徴は、無駄のないシンプルさ。服装やシーンを選ばず身に着けられるので、婚約指輪や結婚指輪を普段使いしたい方にとくにおすすめです。
ストレートの婚約指輪の一覧はこちら
ストレートの結婚指輪の一覧はこちら
「ウェーブ」は、緩やかなカーブを描いたアームが印象的なフォルムです。アルファベットの「S」の字を思わせるような優しい曲線が、左薬指を長く美しく見せます。フェミニンな雰囲気を演出するので「可愛い婚約指輪・結婚指輪にしたい」という方におすすめです。
ウェーブの婚約指輪の一覧はこちら
ウェーブの結婚指輪の一覧はこちら
「V字」は、アームの中央にシャープな切り込みが入ったフォルムです。スタイリッシュでクールな印象を演出できるので、男性からの人気も高くなっています。アルファベットの「V」を描いたかのような切り込みが左薬指の上に真っ直ぐ伸びるので、指を細く長く見せる効果が期待できます。
「幅広」は、遠目からもわかるほどの存在感を発揮できるフォルムです。ボリューム感があるので、どこかマニッシュな雰囲気を感じられます。アームの幅が広い分、メッセージを刻印したり宝石をあしらったりと、アレンジを施しやすいのが特徴です。なお、アームの幅が4mm以上になると幅広に該当するといわれています。
「華奢」は、洗練された上品さを感じられるフォルムです。細身のアームなので、柔らかくフェミニンな雰囲気を演出できます。また、婚約指輪と結婚指輪はもちろん、これらとファッションリングを重ね着けする際もフィットしやすいので、手元でさまざまなコーディネートを楽しめます。
婚約指輪と結婚指輪に使われる素材には、主に「プラチナ」と「イエローゴールド」「ピンクゴールド」の3つがあります。
「プラチナ」は、多くの方に選ばれる定番かつ人気の素材です。「白金」という別名を持つほどの白い輝きが、ダイヤモンドの美しさをさらに引き立てます。強度が高く変形・変色しにくいので、長い時間身に着ける婚約指輪や結婚指輪にはぴったりな素材といえます。
プラチナの婚約指輪の一覧はこちら
プラチナの結婚指輪の一覧はこちら
「イエローゴールド」は、華やかな輝きが特徴的な素材です。カジュアルな雰囲気があるため普段のファッションにも取り入れやすく、コーディネートをより華やかに仕上げることができます。プラチナと同じく硬度が高いので、普段使いにも適しています。
イエローゴールドの婚約指輪の一覧はこちら
イエローゴールドの結婚指輪の一覧はこちら
「ピンクゴールド」は、フェミニンな色合いが特徴的な素材です。ほんのりピンクがかっているので肌色になじみやすく、多少ボリュームのある婚約指輪や結婚指輪もスッと溶け込みます。純金ではなく銅が組み合わさってできているので、傷がつきにくく変形しづらいのが特徴です。
ピンクゴールドの婚約指輪の一覧はこちら
ピンクゴールドの結婚指輪の一覧はこちら
婚約指輪と結婚指輪におけるダイヤモンドのセッティング方法には、主に「ソリティア」と「メレ」「エタニティ」「プレーン」の4つがあげられます。
「ソリティア」は、アームの中央に一粒のダイヤモンドをあしらった定番かつ人気のセッティング方法です。ダイヤモンドの存在感がもっとも際立つセッティングなので、婚約指輪・結婚指輪ならではの特別感を存分に演出できます。なお、ソリティアは主に婚約指輪に使われます。
「メレ」は、その名のとおり、メレダイヤ(小粒のダイヤモンド)が目を引くセッティング方法です。小粒ながらも美しく光り輝くメレダイヤが、指輪にゴージャスさとフェミニンさをプラスします。華やかな婚約指輪・結婚指輪をお望みの方にとくにおすすめです。
ワンサイドメレの婚約指輪一覧
ダブルサイドメレの婚約指輪一覧
ワンサイドメレの結婚指輪一覧
セベラルメレの結婚指輪一覧
「エタニティ」は、同じサイズで共通のカットを施したダイヤモンドが特徴的なセッティング方法です。その名と一糸乱れぬ配置から「永遠の愛」という意味を持っています。基本的にダイヤモンドがアーム内に収まっているので、普段使いしやすいという魅力もあります。
「プレーン」は、ダイヤモンドがあしらわれていない指輪を指します。ダイヤモンドがない分、シンプルさが際立つのが特徴です。「仕事柄、華やかな指輪はあまり着けられない」「ダイヤモンドにそこまでこだわりがない」という方におすすめです。なお、プレーンは基本的に結婚指輪のみのデザインとなります。
この投稿をInstagramで見る
婚約指輪や結婚指輪を選ぶにあたり、ダイヤモンドの品質は気になるポイントのひとつではないでしょうか。品質を見極めるためには、ダイヤモンドの評価を左右する「4C」について理解を深めることが大切です。
「Carat(カラット)」はダイヤモンドの重さ(大きさ)を表す単位で、1カラット=0.2gと定義されています。カラット数が大きくなればなるほど、ダイヤモンドのサイズは大きくなり、たとえば0.2カラットのダイヤモンドは約3.7mm、0.3カラットのダイヤモンドは約4.3mmといわれています。
「Cut(カット)」は、4Cの中でも唯一人間の手によって評価が左右する項目です。ダイヤモンドの形、そして輝きを5段階で評価します。もっとも高い評価を得たダイヤモンドは「EXCELLENT」、次いで「VERY GOOD」「GOOD」「FAIR」「POOR」の順にランクダウンしていきます。
「Clarity(クラリティ)」は、ダイヤモンドの透明度を評価する項目です。内包物(インクルージョン)の大きさや数、位置によってランクが決まります。10倍ルーペを用いて確認したときに内包物が見当たらないものほど評価は高くなり、最高ランクは「FL」と表記されます。
「Color(カラー)」は、その名のとおり、ダイヤモンドの色を評価する項目です。無色透明なものほど希少価値が高いとして高評価を得られます。反対に、黄色味を帯びるほどランクはダウンしてきます。1文字のアルファベットによって評価が記され、最高ランクは「D」「E」「F」のいずれかとなっています。
婚約指輪といえば、ひと昔前までは「特別な日に身に着ける」というイメージが一般的でしたが、昨今は日常的に着けるスタイルが主流になっています。
また、各ジュエリーショップにて、婚約指輪と結婚指輪を日常使いしやすいように設計している「セットリング」を展開しています。このことからも、婚約指輪の日常使いが増えてきていることが伺えます。
セットリングは、婚約指輪と結婚指輪を重ね着けすることを前提としてデザインされています。そのため、指輪同士のぶつかり合いや雰囲気の齟齬といった悩みが生じにくいという特徴があります。
婚約指輪と結婚指輪をバラバラのタイミングで購入することも可能ですが、店舗によっては単品で購入するよりもセットで購入した方が割安になる場合もあります。そのため、もし重ね着けを視野に入れているのであれば、セットリングにも目を向けてみてください。
婚約指輪と結婚指輪を購入するタイミングについては、以下をご参考ください。
愛する彼女に婚約指輪を渡すシーンは、プロポーズのときや両家顔合わせのときなど、人によってさまざまです。そのため、購入するタイミングについては婚約指輪を渡したい日から逆算して考える必要があります。
このとき、ポイントとなるのは「どのようなデザインにするかイメージしておくこと」です。というのも、デザインによって納品までの日数が変わってくるのです。
たとえば、デザインにこだわりたいとフルオーダーにした場合は、納品までに約3ヵ月かかることが考えられます。フルオーダーではない場合も1ヵ月~2ヵ月かかることがあるので、なるべく早めに準備しておくことが大切です。
結婚指輪については、仮に結婚式当日から着けると想定した場合、8ヵ月前までには検討を始め、半年前には注文を完了しておくことがおすすめです。婚約指輪と同じく、どのようなデザインにするかによって納品までの日数が異なるうえ、結婚式直前となると式の段取りや前撮りの準備などで慌ただしくなり指輪選びが疎かになる可能性があります。余裕を持って結婚指輪選びを進めるためにも、早めの準備を心がけることが大切です。
婚約指輪・結婚指輪を選ぶ際は、「ふたりが満足できるものかどうか」にこだわることが大切です。今回ご紹介したフォルムや素材、セッティングを参考に、自分たちにぴったりの指輪を選びましょう。
更新日時:2022.12.19
ご予約いただくとお待たせすることなくスムーズなご案内が可能です。
ご来店予約について
左手薬指に指輪を着けている場合は、「婚約中」「既婚者」というイメージを持つ方は多いでしょう。一方で、右手薬指に指輪を着けている場合は、どのような意味があるのか疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、右手薬指に指輪を着ける主な理由や右手薬指に込められた意味についてご紹介します。また、指輪を着ける指によって異なる意味もまとめているので、ぜひご参考にしてください。
「一生に一度だからこそ、ふたりらしい特別な婚約指輪を贈りたい」という方は、婚約指輪に刻印を施してみてはいかがでしょうか? オリジナリティと特別感の両方を最大限に演出できるので、二度とないプロポーズに相応しい婚約指輪に仕上げることができます。そこで今回は、婚約指輪におすすめの刻印アイデア、フォントによる印象の違いなどをご紹介します。刻印入りの婚約指輪で彼女に驚きと感動を届けましょう!
婚約指輪と一言で言っても、その種類はさまざま。そのため「どの素材にすれば良いかわからない」「デザインはどれにしよう?」などと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。特別なアイテムだからこそ、失敗は避けたいもの。そこで今回は、婚約指輪のデザインを「素材」「フォルム」「セッティング」の3つに分けてご紹介します。また、婚約指輪の選び方やパートナーのサイズ・好みがわからないときにおすすめのサービスについてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
再婚・熟年結婚において、婚約・結婚指輪はどうするのか気になりますよね。「再婚するときに指輪は必要なのか」「熟年結婚のときに購入する指輪のデザインはおすすめのブランドは何か」など、周りに聞きたくても似たような経験を持つ人がなかなかいない、ということもあるかもしれません。 今回は、一般的な再婚・熟年結婚における指輪の購入の有無や、おすすめのブランド、ショップをご紹介します。
ご予約いただくとお待たせすることなくスムーズなご案内が可能です。
ご来店予約について