2018年8月4日(土)
アイプリモは、逗子の海の家「カラフルカフェ」でのサプライズプロポーズを行いました。公募により選ばれたトランスジェンダーで聾者のモンキー高野さんは、お相手に内緒で2カ月間準備を進め、当日はご家族や友人など、総勢30名を超える方々に見守られ、手話でのプロポーズを成功させました。
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●プロポーズした方
今回プロポーズしたのは、東京都在住のモンキー高野(もんきーたかの)さん。子供のころから心は男性で身体は女性のトランスジェンダー(FTM)。LGBTの手話講師として、全国での講演やイベント活動を活発に行っています。プロポーズのお相手は、手話通訳者の高島由美子(たかしまゆみこ)さん。モンキー高野さんの講演に同行して手話通訳をサポートしており、パンセクシャルとしてモンキー高野さんのパートナーでもあります。
●サプライズプロポーズに応募した理由
既に15年以上お付き合いをして一緒に暮らしているおふたり。2015年には世田谷区のパートナーシップ宣誓書の交付を受けています。結婚式は日本で同性婚が認められたから正式に行いたい、という高島さんの想いを尊重しつつ「いつも支えてくれるらーちゃんを喜ばせたい」という思いから、今回の企画に応募して見事当選しました。
▼当日の様子を動画でご覧ください
●当日レポート
この日の舞台となる逗子のカラフルカフェ。カフェスタッフとして働いているモンキー高野さんのもとに、高島さんがお友達と到着します。まさかこの後プロポーズされるとは思ってもいない様子。
カフェのスタッフTシャツから白いYシャツに着替えたモンキー高野さんが、高島さんのもとへ向かいます。
突然のことに驚く高島さん。モンキー高野さんの手話プロポーズが始まります。
『いつも一緒にいるらーちゃんを愛してます。いつも笑ったり、泣いたり、怒ったり、喜んだり、一緒にいても飽きないんだよ。これからも、おじいちゃんおばあちゃんになってもずっと一緒にいようね。よろしく!』
プロポーズの言葉が終わると、モンキー高野さんはひざますいて、高島さんのために選んだ婚約指輪を差し出し、高島さんの左手の薬指に通します。
満面の笑みで婚約指輪を見つめる高島さん。ピンクのバラの花束もプレゼントされて、駆け付けた友人からのたくさんの拍手と共に温かい雰囲気に包まれます。
今後も聾者についての情報発信とサポートを積極的に行っていきたいと語っていたおふたり。モンキー高野さん、高島さん、本当におめでとうございます。末永くお幸せに。
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