プロポーズのときに花束を添えてもらうと、女性としてはとても嬉しいものです。ただし、女性に花束を贈り慣れていない男性はどんな花を贈ればよいのか悩むかもしれません。そこで、プロポーズにピッタリなお花の特徴や花言葉、おさえておきたい花束の弱点や生花以外におすすめなフラワーギフトについて紹介します。
プロポーズにぴったりなお花4つ
世の中にはたくさんの花があり、種類も色も非常に豊富です。その中からプロポーズにおすすめなお花として挙げられるのは、バラ・ガーベラ・ひまわり・ストックなどです。それぞれの花の花言葉や特徴について説明します。
やっぱり定番!バラ
女性に贈る花としてまっさきに思い浮かぶのは、やはりバラではないでしょうか。プロポーズという特別な瞬間に、素晴らしいバラの花束を受け取ってみたいと思う女性は少なくありません。バラの花については詳しく意味を知っている女性も多くいるので、バラの花束を贈る際には、きちんと意味を知って贈りたいものです。
バラの花は、実は贈る本数によって意味が違います。有名なものだと、108本の花束にすると「結婚してください」という意味です。まさにプロポーズする際に添える花束としては、ぴったりだといえるでしょう。ほかにも、プロポーズにふさわしい花の数としては99本があり、これで「永遠の愛」という意味になります。さらに、40本の花束にすると「真実の愛を誓います」、12本の花束にすると「わたしの妻になってください」というメッセージを込めることが可能です。ちなみに、ヨーロッパでは愛する人に12本のバラをプレゼントすると幸せになれるといわれており、結婚式などでもよく使われています。
たくさんのバラを花束にするのではなく、1本だけ贈るというのも素敵です。1本のバラは「わたしにはあなただけ」という意味があります。「一目惚れ」という意味もあるので、そんな出会いをしたカップルにおすすめです。
色によって花言葉がちがう!ガーベラ
可愛らしくて元気な印象の花を贈りたいという場合は、ガーベラもおすすめです。ガーベラはキク科の植物なので花弁が多くてとても華やかです。花束にするとパッと明るい雰囲気になり、もらった人の心を明るくしてくれます。
ガーベラは色の種類がとても豊富です。色によって実は花言葉も違うので、プロポーズの際に贈るなら、きちんと花色の意味を知っておくことが大切です。プロポーズに向いている色として代表的なものとしては、ピンクや赤があります。ピンクのガーベラの花言葉は「情熱」、赤のガーベラの花言葉は「燃える神秘の愛」です。どちらも相手の女性への熱い気持ちを伝えるのにぴったりといえるでしょう。色合いもピンクと赤で可愛らしいので女性に喜ばれます。本数については、基本的にはバラと同じように考えて問題ありません。
夏のプロポーズにおすすめ!ひまわり
夏にプロポーズするなら、ひまわりを贈るのもよいでしょう。相手の女性の誕生日が夏だったり、ひまわりが好きという女性には特におすすめです。ひまわりの花言葉は「あなただけを見つめている」です。ひまわりは太陽のほうを向いて咲くことから漢字で「向日葵」と書きます。ですから、ひまわりを贈れば「あなたのほうだけをしっかり向いています」という愛のメッセージを込めることができます。
ひまわりは大きくて元気があり、太陽の方を向いて咲くので、明るいイメージが強い花です。そのため、ひまわりにはポジティブな未来や希望、明るい展望といった印象を抱く人が多くなっています。その意味でも、プロポーズの際の花として人気がある花の1つです。夏にプロポーズを検討している人なら、明るい家庭生活をイメージしてひまわりを贈るとよいかもしれません。
1本でも存在感がある!ストック
可憐さの中にも華やかさのある花を選びたいという人にはストックもおすすめです。すらっとした姿が清楚で気品があり、凛とした美しさを持っていて女性にも人気があります。ストックは南ヨーロッパ原産の花で、甘い香りが特徴です。そばにあるとふわっとよい香りが立ち上るので、プレゼントに最適だといえるでしょう。ストックには一重咲きと八重咲きがあり、特に花弁の多い八重咲きは1つ1つの花にボリュームがあって、とても美しいです。
ストックの花言葉は「愛の絆」「豊かな愛」「永遠の愛」などです。愛にあふれる花言葉を持つ花で、まさにプロポーズにぴったりの花といえるでしょう。純粋で美しい印象があり、ふんわりとした花にはウェディングドレスを身にまとった花嫁のようなイメージもあります。華やかな花はたった1本でも存在感があるので、花束ではなく、1本の花を上品にラッピングして贈るのもよいでしょう。
おさえておきたい花束の弱点!
花束を贈る場合にはいくつかおさえておきたい弱点もあります。まず、花束はかさばるのでプレゼントするまで隠しておくのに苦労するかもしれません。ラッピングも施されているので実際の花束よりもボリュームがあります。本数が多ければ多いほど花束も大きくなるので、どうやってうまく隠すかがポイントになるでしょう。
レストランやホテルで渡す場合は、紙袋などに入れて事前にスタッフに預かってもらうことも可能です。女性が席を立ったときなどに、さりげなく取りに行って渡すとスマートです。自宅や車中で渡す場合は、包装紙でラッピングしたり袋に入れたりして後部座席に置き、女性の目からうまく隠しておきます。プレゼントするまで何時間もかかるような場合には、花束の水が足りなくなることもあります。購入するときに、生花店に持ち歩きの時間を伝えましょう。水が長持ちするようにペーパーでくるんでくれたり、保水剤を入れてくれたりします。花束は、サプライズでもらうと女性としてはさらに嬉しいものです。直前まで花束を用意していることが気づかれないように、上手に工夫してみましょう。
生花以外におすすめなフラワーギフト
プロポーズする際には、生花だけでなくほかにもおすすめなフラワーギフトがあります。たとえば、プリザーブドフラワーもプロポーズで贈るのによいギフトです。プリザーブドフラワーとは、生花を長期的に保存できるように加工した花のことです。生花に特殊加工を施すことで、まるで本物の生花のような美しさを長期間保つことができます。ちなみに、プリザーブド(Preserved)とは「保存する」という意味です。プリザーブドフラワーは女性の間ではよく知られている花で、贈り物の花として注目されています。花が好きで、いつも部屋に花を欠かさないような女性にぜひ贈りたいギフトといえるでしょう。
プリザーブドフラワーはブーケタイプのものもありますが、花器に入っているタイプのものが一般的です。いろいろな種類の花器があり、カジュアルなものからエレガントなものまで揃っています。贈る相手のイメージに合わせてふさわしいものを贈りましょう。すでに完成している花なので花の本数を選ぶことは残念ながらできません。できるだけ希望に近いものを探してみましょう。
素敵な花束を贈って忘れられないプロポーズにしよう
これから女性にプロポーズすることを考えているなら、素敵な意味合いの花言葉を持つ花を選び、花束にして伝えてみてはいかがでしょうか。見た目も華やかで美しく、花言葉にのせて大切な相手への気持ちをそっと込めて贈ることができます。女性としても、男性から花束をもらうのはとても嬉しいことです。ましてやプロポーズに添えて贈られたら一生忘れられない素晴らしい思い出になることでしょう。思い出を長く残しておきたいなら、プリザーブドフラワーもおすすめです。素敵な婚約指輪もプレゼントし、お2人にとって素晴らしい日にしましょう。