婚約指輪は必要？なぜ贈る？意味と結婚指輪との違い

プロポーズと言うと、おそらく大半の人が婚約指輪を取り出しプロポーズするシーンが思い浮かべるでしょう。では、一体プロポーズの際位婚約指輪を贈る風習はいつから始まったのでしょうか。

そこで、今回は婚約指輪の起源、婚約指輪にはどういった意味が込められているのか、また、婚約指輪と結婚指輪の意味合いの違い、婚約指輪にはやっぱりダイヤモンドがいいのか、婚約指輪のおおよその金額、注文の仕方など婚約指輪にまつわる様々な情報をご紹介します。

婚約指輪をプロポーズの際に贈ろうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

婚約指輪とは

そもそも婚約指輪を贈る文化はいつから始まったのでしょうか。以下で基本を確認していきましょう。

婚約指輪の歴史

婚約の際に婚約指輪を贈る習慣は、実は古代ローマから始まっていたとされています。

世界で最初に婚約指輪が贈られたのは15世紀で、ブルゴーニュ公シャルルの娘と、ハプスブルグ家の王子の婚約の際に贈られた指輪が始まりと言われています。

日本では明治時代から装飾品としての指輪が広まっていましたが、婚約指輪の慣習はダイヤモンドが輸入しやすくなった昭和30年代半ばから始まったといわれています。

昭和36年から高品質のダイヤモンドが輸入緩和の影響で入手しやすくなり、その後押しもあり、昭和40年代にはダイヤモンドを供給する会社が大規模なキャンペーンを行い、一気に文化が定着していったようです。

婚約指輪の意味

婚約指輪には男性の払う着手金のような意味合いがあります。古代ローマ時代は鉄製とされていたそうですが、今はダイヤモンドのような高価な宝石の指輪にすることが多いです。

日本では婚約指輪は左手の薬指に着けることが一般的ですが、それは古代ギリシャから続くいいつたえに影響されているようです。古代ギリシャでは左手薬指には特別な意味があり、左手薬指から人間の中心である心臓へ血管が伸びていると考えられていたことが大きな理由と言われています。言うまでもなく、心臓は、感情を司る人間にとって大事な器官です。だからこそ、その心臓へ繋がっている左手薬指には重要な意味があると考えられてきたのです。

結婚指輪との違い

婚約指輪は婚約の証として男性が女性へ贈ります。一方、結婚指輪は結婚の証です。誓いの証として男性が女性へ、女性が男性へとお互いに贈りあいます。

婚約指輪は宝石がついていてデザインも凝ったものが多いのに対し、結婚指輪はシンプルなデザインのものが一般的です。

婚約指輪にダイヤモンドが選ばれる理由

女性のあこがれとして根付いているからという理由と、無垢で美しく永遠に品質が変わらないといった理由で選ばれています。

ダイヤモンドはその圧倒的な硬さにより傷がつかず永遠に輝きが失われないということから、愛が永遠に続くという意味を持っています。実は16世紀始めのヴェネツィアの資料にダイヤモンドの指輪の記録が残っていたといわれています。昔から大変貴重で高価で輝きも美しかったダイヤモンドの存在は、お金持ちで身分の高い人から徐々に人気が出ていったそうです。このように昔からダイヤモンドの指輪が愛されていたと知ると、さらにダイヤモンドの指輪の歴史と重みを感じますね。

I-PRIMOでは、0.18ct以上のダイヤモンドの婚約指輪には鑑定書をお付けいたします。本物のダイヤモンドを婚約指輪にとお考えの方にも安心して購入していただけます。