結婚を考えた相手がいる場合、プロポーズのタイミングを計っている方は多いでしょう。しかし、具体的にどのタイミングでプロポーズをすれば最前なのかは意外とわかっている人は多くはありません。そこで、プロポーズをしたいと考えているのならば、それまでの交際期間の目安について知っておく必要があります。この記事では、プロポーズまでにどれくらいの交際期間が必要なのかについてご紹介します。また、交際期間が長い場合・短い場合それぞれのメリットとデメリットもまとめているので、プロポーズをするタイミングのご参考にしてください。

交際から結婚までの期間はどのくらい?

交際から結婚までの期間はどのくらい?交際期間別のメリット・デメリットも解説!_1

実際に結婚するまでの平均的な交際期間はどの程度なのでしょうか。

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」によると、結婚までに付き合った期間は平均で3.6年という結果になっています。内訳を見ていくと、2〜3年未満が25.1%と最も多く、1〜2年未満が20.1%、3〜4年未満が15%と続きます。

さらに、年代別で見ていくと24歳以下の平均が4年、25〜29歳が3.9年、30〜34歳が3.1年、35歳以上が2年という結果になっています。

上記のデータから、1〜3年の間に結婚しているカップルが多いことがわかります。また、年齢を重ねるにつれて交際期間が短くなる傾向にあるようです。

「どのタイミングでプロポーズしよう」と悩んでいる方は、先輩カップルのデータを参考にしてみるのも一案です。

長い期間付き合ってからプロポーズするメリット・デメリット

交際してから結婚するまでの期間は人によって異なるため、ふたりの関係性を考慮してプロポーズをするのがおすすめです。しかし、長い期間付き合ってからプロポーズするのにはメリットがある一方でデメリットもあるため、あらかじめ押さえておきましょう。

メリット

長い期間付き合ってからプロポーズをするメリットには、「相手のことを理解できた上で結婚できる」という点が挙げられます。交際期間が長いと、お互いに良い面も悪い面も知ることができるので、結婚してから「付き合っているときのイメージと違う」と思うことはありません。

このほか、「周囲から反対されにくい」という点もメリットとして挙げられます。交際期間が短いと「本当にその人で良いのか」と周囲から心配されることがありますが、交際期間が長ければそのように心配されることはありません。周囲の人から祝福してもらいやすいでしょう。

長い期間付き合ってプロポーズをするメリットには、「結婚に向けて十分な準備期間が設けられる」という点も挙げられます。交際期間が短いとすぐに結婚へと向かうため、結婚資金をあまり貯められないことがあります。その点、交際期間が長ければ早い段階から結婚資金を貯められるので、余裕を持った結婚生活を送ることが可能です。

デメリット

長い期間付き合ってプロポーズをするデメリットには、「心変わりをする可能性がある」という点が挙げられます。例えばマンネリ化してくると、ほかの方に目移りする可能性があります。交際している間は結婚と違って法的な責任を負うことがないので、別れようと思えば別れることができます。そのため、プロポーズを断られるケースもあるのです。

短い交際期間でプロポーズするメリット・デメリット

一方で、短い交際期間を経てプロポーズをする場合のメリットとデメリットについて見ていきましょう。

メリット

短い交際期間でプロポーズするメリットには、「結婚のタイミングを逃しにくい」という点が挙げられます。交際期間が長いとプロポーズのタイミングがわからなくなってしまい、そのまま恋人関係を続けるカップルは珍しくありません。その点、交際期間が短いと気持ちが盛り上がった状態なので、結婚へと発展しやすいと言えます。

このほか、「恋人のような夫婦生活が望める」という点もメリットとして挙げられます。交際期間が短いと新鮮な気持ちのまま結婚生活を送ることができるので、新しい一面を知ることでそれが喜びや刺激につながり、お互いに楽しみながら過ごせます。

デメリット

短い交際期間でプロポーズするデメリットには、「相手のことをよく知らない」という点が挙げられます。相手のことを知らない分、新しい一面を知る楽しみや喜びがありますが、反対に欠点が見えてしまうことがあります。

このほか、「周囲から結婚を反対される可能性がある」という点もデメリットとして挙げられます。交際期間が短いと相手のことをよく知らないため、ご両親が不安に思ってしまいます。これにより、結婚を反対されることがあるのです。

パートナーに喜ばれやすいプロポーズのタイミングは?

交際から結婚までの期間はどのくらい?交際期間別のメリット・デメリットも解説!_2

お互いの結婚の意思が固まり、いよいよプロポーズをすることを決断した場合、「少しでも喜ぶタイミングでプロポーズをしたい」と考えるでしょう。そこで、パートナーに喜ばれやすいプロポーズのタイミングをご紹介します。

まず、「あえて特別ではない日」または「記念日や行事ごと以外の日」にプロポーズすることが考えられます。なんでもない日にプロポーズをすることによって、新たにプロポーズの記念日ができるため、ふたりだけの特別な思い出を作ることができます。

次に、「ふたりが交際を始めた日」などにプロポーズをするのも良いでしょう。これで、ふたりの記念日がより特別なものになります。

このほか、「パートナーの誕生日」もプロポーズをするタイミングとしては絶好の日取りです。パートナーにとっては最高の誕生日プレゼントとなるでしょう。

そして、「クリスマスの日」のプロポーズもおすすめです。ロマンチックなクリスマスの雰囲気の中で行うプロポーズは、気持ちが伝わり、生涯忘れられないものとなるでしょう。

最後に、「バレンタインデー」「ホワイトデー」にプロポーズをするのもおすすめです。バレンタインデーやホワイトデーは、愛情を伝えるのに適した日です。ホワイトデーであれば、3月14日という日にちは、円周率と数が同じなので縁起が良いという考え方もあります。

プロポーズのタイミングで注意したいこと

生涯に一度限りのプロポーズを行う際に、決して失敗はしたくないでしょう。そこで、うまくプロポーズを行うために、プロポーズのタイミングで注意したいことをご紹介します。

まず、プロポーズのタイミングとして、相手の都合を考えるようにしましょう。先に紹介したプロポーズに適したタイミングはあくまでも一般論であり、すべての人に当てはまるわけではありません。そのため、パートナーの誕生日やクリスマスといったロマンチックな日にプロポーズを行なっても、相手の準備が整っていないと失敗する恐れがあります。

特に、パートナーのキャリアは重要な要素です。もしパートナーが仕事で軌道に乗っており、より高みを目指している際には、結婚により自身のキャリアの滞りを懸念してしまいます。こうした事情も考えずにプロポーズをしてしまうと、プロポーズの結果以前に交際そのものに影響を及ぼす可能性もあります。そこで、プロポーズをする際には、相手の都合に細心の注意を払い、また仕事の繁忙期も避けるようにしましょう。

幸せな結婚生活のために交際期間中に確認しておきたい3つのポイント

交際から結婚までの期間はどのくらい?交際期間別のメリット・デメリットも解説!_3

幸せな結婚生活を送るためには、相手のことを知っておかなければなりません。そこで以下では、交際期間中に確認しておきたいことを3つご紹介します。

1.家族のことを聞いておく

結婚をすると相手のご両親とも良好な関係を築いていかないといけないため、具体的にどのような方なのかを確認しておくと良いでしょう。例えば、ご両親の好きなものや趣味などを事前に把握しておけば、それについて勉強し、あいさつに行く際の会話のネタにすることができます。これにより、相手のご両親とも良好な関係を築きやすくなるでしょう。

2.価値観のズレがないか確認しておく

結婚すると相手のさまざまな面が見えてくるため、そこで価値観のズレに気付くことがあります。お互いに歩み寄って解消していくことができれば良いのですが、価値観を変えることは簡単なことではありません。これにより、喧嘩に発展するケースも珍しくないのです。

幸せな結婚生活を送るためにも、金銭感覚や食に関する価値観、清潔感に関する価値観などは事前に確認しておくようにしましょう。

3.経済力があるか確認しておく

円満な結婚生活を送るためには、経済力も必要です。結婚生活には何かとお金がかかってくるため、お互いに経済力がないと節約生活をしなければならない可能性があります。気持ち的にも余裕がなくなってしまうため、事前に経済力を確認しておくことも大切です。

ふたりにとってベストなタイミングでプロポーズを

プロポーズのベストなタイミングは、カップルによって異なります。「結婚はタイミング」という言葉がありますが、その真意として、結婚をするのに一番良いタイミングはお互いが結婚をしたいと思ったときです。そのため、ふたりにとって最適だと思えるタイミングでプロポーズをしましょう。