心のなかでこの人と結婚しようと決めたなら、つぎに考えることはプロポーズのタイミングではないでしょうか。この記事では、プロポーズをいつしたらいいのだろうかと悩んでいる男性に向けて、プロポーズまでの交際期間のデータ、結婚を決めた時期やタイミングについて紹介します。プロポーズを成功させるために用意できるおすすめのギフト情報も載せていますので、ギフト選びの参考にしてください。

プロポーズまでの交際期間はどのくらい?

プロポーズまでの交際期間はどのくらいかについて、 2014年6月にぐるなびウェディングが全国の男女395名を対象に行ったインターネット調査があります。その調査の結果は、以下の通りです。
・付き合うと同時 5.1%
・3カ月以内 7.3%
・3~6カ月 7.3%
・6カ月~1年 9.4%
・1~2年 19.2%
・3~5年 11.4%
・5~10年 6.6%
・10年以上 0.8%
もっとも多いのは、交際期間が1~2年という回答で19.2%です。1年以上交際していれば、お互いのことをよく知ることができ、結婚まで踏み切れるケースが多いようです。数カ月いっしょにいただけでは気づかなかった相手のいろいろな面が、1年以上いっしょにいることで見えてくることもあるでしょう。季節折々のさまざまな行事をひと通りいっしょに経験することで、この人ともっといっしょにいたいという意識が強まるのかもしれません。女性側が、「30歳までに結婚したい」「子どもを2人以上欲しいから早めに結婚したい」などと希望して、交際期間にタイムリミットを設けるケースもあります。
つぎに多かったのは、交際期間が3~5年という回答で11.4%です。 結婚は人生のなかでも重大な決定なので、急がずに慎重に決めたいと考える人が多いことがわかります。相手のことを本当によく知るために、十分に交際期間を設けているのです。カップルのうちどちらかが結婚を決意していても、もう一方の意思が固まらず、結婚まで待たなくてはならないケースもあるでしょう。
3番目に多かった回答は、6カ月~1年で9.4%でした。相手のよい面を知り、「この人だ!」と思ったらそのまま結婚までスピーディに進んでいるようです。お互い婚活をしていたなど、初めから結婚を前提にお付き合いが始まったため、結婚までの期間が短いカップルもいます。

既婚者に聞いた!結婚を決めた時期やタイミング

既婚者に結婚を決めた時期やタイミングについてたずねてみると、多いのは「仕事が成功したとき」という回答です。男性は、やはり仕事での立場や給料と結婚が切り離せない関係にあるため、仕事が成功したので結婚に踏み切れたという人が多いようです。結婚するとなると、結婚式や披露宴、新婚旅行など何かとお金がかかります。結婚後の新しい生活を考えても、いくらか経済的な余裕がないと難しいと感じる人は多いものです。昇進や昇給、栄転など職場で喜ばしい変化が生じたとき、これで大切な人を養っていけると自信を持てるのでしょう。「授かり婚」で結婚する人もめずらしくありません。授かり婚であれば、親の理解を得るのが容易になり、とんとん拍子に結婚まで進むことがあります。もともといつ結婚してもよいという意識でいたために、あえて避妊しない選択をしたカップルもいます。一方、思いがけない妊娠で、責任を取るためにも結婚に踏み切ったというケースもあるようです。「周囲の結婚が多くなった」ことも、結婚を決める大きなきっかけとなります。親しい友人や同僚など周りの人が結婚することで、それまではあまり意識しなかった結婚が身近なものとなるのでしょう。周りが既婚者ばかりになると、ライフスタイルの変化から会話が合わなくなり、自分もそろそろと決心する人もいます。「結婚に適齢だと感じている年齢になった」という回答もありました。「結婚は何歳ごろにしたい」と意識していた年齢に実際になったことで、そろそろ適齢期だと自分で判断できる人も多いのでしょう。特に、結婚後に子どもが欲しい人の場合、あまり遅くならないようにと年齢を意識しているケースがあります。

知っておきたい!プロポーズをした後のスケジュール

プロポーズ後は、どのようなスケジュールになるのか、一般的な流れを知っておきましょう。
まず、それぞれの両親に挨拶をします。できるだけ早いタイミングで両方の家に出向いて、丁寧に挨拶をして結婚の了解を得ます。婚約指輪も早い段階で購入しなければなりません。プロポーズのときに購入していないなら、両家顔合わせや結納のときに間に合うように早めに準備しましょう。
つぎに、両家顔合わせと結納です。両方の親が顔を合わせて挨拶し、正式に婚約する儀式として結納を行います。結納は地域ごとにさまざまなしきたりがあり、親の年代などによっても考え方が異なります。そのため、自分たちだけで決定するのではなく、お互いの親の意見を尊重することが大切です。結婚式の準備も時間がかかるため、この頃からスタートします。結婚式の時期や会場、予算、招待する人数など、決めなければならないことはたくさんあります。ブライダルフェアや結婚相談会などに2人で足を運べば、自分たちの理想の結婚式のイメージを固めやすくなるでしょう。さらに、会社の上司や同僚、友人などに結婚報告をします。新婚旅行などで長期休暇をとる必要があるなら、早めに伝えておきましょう。結婚指輪もでき上がるまでに時間がかかるため、挙式の3カ月前までには購入しておきます。こうした準備ができたら、いよいよ婚姻届の提出です。戸籍謄本や印鑑、身分証明書など必要なものを用意して、役所に婚姻届を提出します。

伝える相手別!結婚報告をするタイミング

結婚報告をするタイミングについて、伝える相手別に順番を意識しましょう。親、上司、友人・同僚の順に伝えるのがマナーです。
まずは、結婚が決まり次第できるだけ早く親に伝えます。結婚の承諾を得る大切な相手なので、プロポーズが終わったら自分の口から親に直接伝えます。職場に報告するタイミングは、結婚式の日取りが決まってからです。まず上司に伝え、そのつぎに同僚や友人に伝えます。同僚から上司の耳に結婚の報告が入ってしまうことがないように、同じ職場内でも順番には気をつけましょう。職場の同僚や友人に伝えるのは、挙式の3~4カ月前の招待客リストを作成する頃が一般的です。

プロポーズを成功させるおすすめのギフト

プロポーズを成功させるためには、相手を喜ばせるギフトを用意しておくことが重要です。
おすすめのギフトは、指輪です。プロポーズされるときに婚約指輪を渡されることにあこがれを抱く女性は多いものです。結婚してほしいという熱い想いをストレートに伝えることができるでしょう。バラの花束も、女性を喜ばせるギフトです。バラの本数や色には意味があるため、自分の気持ちに合う花束を準備しましょう。ネックレスなどのアクセサリーも人気です。肌身離さず身につけられるものは、特別なシーンを記念するのにはぴったりのアイテムです。メッセージギフトやアルバムを贈るという手もあります。結婚してほしいという想いを伝えるシンプルなメッセージを添えたギフトや、2人の記念写真を収めたアルバムは特別感があります。ロマンチックでファンタジー感のあるプロポーズにしたいなら、ガラスの靴もおすすめのギフトです。王子様と結婚したシンデレラからインスパイアされたもので、女性を夢のなかのシンデレラのような気分にさせる効果があります。ストレートに婚姻届を渡すという方法もあります。事前に婚姻届を準備しておくことで、プロポーズの本気度を伝えられるでしょう。封筒に入れてラブレターと見せかけて手渡すことで、サプライズ感を出すこともできます。

結婚を決めたらプロポーズの準備をしよう

結婚を決めたら、プロポーズはどのタイミングでするのか、ギフトは何にしようか、プロポーズ後のスケジュールはどうなるのだろうかなど、悩むことはたくさんあるでしょう。この記事を参考にして、そうした悩みを解決して素敵なプロポーズが実現できることを願っています。