プロポーズは、休日など時間に余裕のあるときに予定を入れる人は多いかもしれません。中には、旅行を兼ねてプロポーズする人もいます。しかし、それは彼女との都合が合うことが前提です。ふたりの都合が合わないときには、夜間など平日の中でタイミングの良い時間帯を選ぶこともあるでしょう。そこで、平日のプロポーズを成功させるポイントについて紹介していきます。
平日のプロポーズはいつがいい?
平日のプロポーズというと、いつにしたらいいか迷うかもしれません。どの日を選ぶかは、まず、お互いの予定が空いていることが前提です。その上で何らかの理由を持たせたいなら、彼女の誕生日を選ぶといいでしょう。特に毎年誕生日を一緒にお祝いをしている場合は、彼女の予定が空いている率は高くなります。しかし、プロポーズをするタイミングで彼女の誕生日が近いとも限りません。そんな場合は、何かの記念日もいいでしょう。例えば、1994年に日本ブライダル協会によって制定された「プロポーズの日」もその1つです。ただ、残念なことに「プロポーズの日」は毎年6月の第一日曜日ですから、平日にプロポーズしたい人には向いていない記念日ということになります。他には、2人が出会った日や初デートの日も記念日にあげられます。しかし、実際にプロポーズをした日が2人にとっての新たな記念日になるわけですから、何でもない日でもいいかもしれません。
平日のプロポーズはイメージを明確に!
平日のプロポーズの場合、イメージを明確にすることを大切にしましょう。これは、イベントなどのインパクトがないためで、その分感動できるポイントが低くなることが考えられるからです。もちろん、大好きな相手からのプロポーズに喜ばない女性はいないでしょう。しかし、さらに感動的なプロポーズなら一生の思い出になります。結婚してから辛いことがあったとしても、素敵な思い出があれば乗り切れることは多いかもしれません。そのために大切なのは、演出方法や雰囲気を決めてプランを作ることです。どんなことで感動させたいか、どんなシチュエーションにするかを考えることから始めてみましょう。そして何より、彼女に素敵な思い出として大切にしてもらえることが大切です。
プロポーズ経験者には夕方?夜が大人気
感動的なプロポーズは、時間帯をどうするかでも左右されます。平日の場合は、仕事の終わった夕方か夜間が一般的です。プロポーズを経験した人を対象に行った「プロポーズ意識調査 2014年度」によると、プロポーズの時間帯は男性も女性も19時〜23時になる前の夜間が多いという結果が出ています。この時間帯は仕事を終えているということもあり、プロポーズする側も落ち着いた気分でできるというメリットがあります。プロポーズを受ける側も同様です。プロポーズをまったく予見できていなかったとしても、1日の終わりの時間帯なら、その分、ゆっくりと考えることができます。食事から始まり、その後は雰囲気のあるバーや夜景の見えるスポットとデートの流れを変えて行けば、幸せな雰囲気の中で答えを探せるでしょう。
ロマンチックなシチュエーションが作りやすいのはやはり夜
夜景は、ロマンチックな心理状態になりやすいと言われています。イルミネーションもその1つです。人間はそもそも、強い光やビビッドなカラーの組み合わせに精神が高揚しやすいという傾向があります。そのため、プロポーズに夜間を選ぶことは、それだけでロマンチックで感動しやすいシチュエーションになるのです。
夜にオススメのプロポーズは?
夜間のプロポーズなら、食事をとるのは自然ですし、プロポーズの王道と言えます。食事にプロポーズするなら、夜景の見えるレストランを予約するといいでしょう。2人の馴染みの場所でもいいですし、普段はなかなか行かない場所を選ぶのも喜ばれます。さらに特別感を出すのであれば、ナイトクルージングもいいかもしれません。予算はかかりますが、ヘリをチャーターして夜景を見下ろしながらのプロポーズも可能です。また、ライトアップされたテーマパークなど、日中とは違った感動しやすいシチュエーションはいろいろあります。
平日のプロポーズは思い出の場所で!
平日のプロポーズは、思い出の場所を選ぶのもいいものです。例えば、普段2人で過ごすことの多い自宅もいいでしょう。ちょっと気分を変えたいなら、初デートの場所もいいかもしれません。特に交際期間が長引いてしまったカップルにとっては、新鮮な気持ちを思い出すきっかけにもなります。また、プロポーズでは、レストランでのサプライズ演出も人気です。料理を出すタイミングの中で、リング入りの花束やメッセージ入りのケーキを運んでもらうなど、素敵でロマンチックな演出を考えてみましょう。
言葉を決めて平日のプロポーズを成功させよう!
プロポーズに欠かせないのは、プロポーズの言葉です。照れ臭いという男性は多いものですが、伝わらなければ意味がありません。雰囲気で伝わったつもりになっていても、誤解で終わってしまうという失敗もあります。そのためには、NGワードも把握しておきましょう。プロポーズのNGワードはいろいろあります。例えば、「これからもずっと楽しい思い出を作ろう」や「一緒に暮らさない?」といった言葉です。今後も交際が続いていくだけという意味に捉えられやすく、プロポーズとして伝わりにくいと考えたほうがいいでしょう。プロポーズの言葉は「結婚してください」など、結婚という自分の気持ちをしっかりと伝えることが重要なのです。
リングは早めに準備しよう!手配はいつ?
プロポーズには婚約リングが欠かせません。特に、言葉だけで伝える自信がない人にとって、大切なプロポーズのアイテムです。プロポーズするなら、リングは早めに準備しておくと失敗せずに済みます。プロポーズ当日に慌ててリングを買いに行く、または受け取るのでは安心できません。できるだけ、プロポーズする日の1週間前に用意できていることがポイントです。そのためには、プロポーズの1~3カ月前に手配しておくようにしましょう。もちろん、彼女のイメージに合った素敵なリングを選ぶことも大切なことです。しかし、リングデザインを自分で選ぶのが苦手な男性は多いかもしれません。そんなときには、彼女の写真や好み、雰囲気などを伝え、ショップスタッフに選んでもらうのもいいでしょう。
まとめ
プロポーズを平日にすると、その日が2人だけの記念日になります。結婚してからは、毎年新しい記念日として加わります。プロポーズした日は、2人の新たなスタートになった記念日です。何年経っても、毎年そのときの感動や気持ちを思い出せるよう、プロポーズの言葉や素敵なリングを選んで成功させましょう。