プロポーズといえば、「結婚してください」という言葉とともに婚約指輪を差し出すのが一般的なイメージではないでしょうか。このとき、指輪を差し出す男性の姿勢が悪いと、2人の新しい門出となる瞬間が台無しです。ここでは、どういうポーズで指輪を差し出せばクールに決まるのか、女性に好印象を与えるおすすめのポーズを紹介していきます。
普段の姿勢で悪い例を覚えておこう!
プロポーズのときのクールなポーズを決める第一歩として、普段の自分が悪い姿勢をしていないかどうか確認することから始めてみましょう。人と話したり一緒に歩いたりするときに「この人は姿勢が悪い!」と思うことがあります。代表的なものとしては、猫背やお腹に力が入っていないことによる前傾姿勢などがあります。概して、前かがみになった姿勢は、見る人に対して無気力あるいは消極的な印象を与えます。また、股関節にもたれかかったような姿勢も見ていて感じの良いものではありません。自分ではきちんとしているつもりでも、だらしない姿勢というのは見る人に良い印象を与えません。自分は大丈夫、いつもきちんとした良い姿勢をしていると思っていても、他人の目にはどう映っているかわからないものです。気づかないところで「あの人、姿勢が良くない」と思われているかもしれません。自分が悪い姿勢になっていないかどうか、鏡の前に立ってチェックしてみましょう。もし可能であれば、親しい友人や知人に自分の姿勢について意見を聞き、悪い点について指摘してもらうのも良い方法です。
良い姿勢を意識しよう!
仕事の打ち合わせでも日常の雑談でも、姿勢の良い人と話しているとなぜか良い気持ちになることがあります。レストランやホテルなど接客業に携わる人たちと話すと爽やかな印象を受けることが多いのは、その人たちの姿勢の良さにあるのかもしれません。良い姿勢というのは、それほど相手に好印象を与えるものです。実は、相手を良い気分にさせる姿勢を簡単につくるコツがあります。まず、立った状態で腰を引くように真下のパンツの裾を見ます。次に、上体を引っ張り上げるように起こします。そうすると、踵に体重が乗ってまっすぐ立てるようになります。これだけで、すっきりと背筋の伸びた良い姿勢ができあがります。プロポーズのために素敵なレストランを予約したり、夜景のきれいな公園に彼女を誘ったりしても、結婚を申し込む際の姿勢が悪くては雰囲気も盛り上がりません。彼女に良い印象を与えるためにも、プロポーズ本番に備えて自然に良い姿勢がとれるように練習しておきましょう。
ワキを締めると両手が安定!
「結婚してください」といった言葉とともに、いよいよ指輪を彼女に差し出すとき、男性の両手が不安定だったら女性はどう思うでしょうか。高価な指輪が入ったリングケースを差し出されたとしても、男性のだらしないポーズを目にして、女性は「この人、大丈夫かしら」と不安になるかもしれません。ドライブをしたり食事をしたりした後に、リングケースに入った指輪を差し出すシーンというのはプロポーズ最大の見せ場といえるでしょう。熱い想いを込めた指輪を差し出すときは、両手を安定させてきれいにかっこ良く見せるのがコツです。その際、学校の体操の授業で整列するときにやっていた「前にならえ」を応用してみましょう。小さく「前にならえ」をすることでワキを締めることができます。ワキが締まると両手が安定し、差し出す仕草もきれいに見えます。また、肩がほぐれるという効果もありますので試してみてください。両手が安定するとともに自分の気持ちも引き締まって、プロポーズをかっこ良く決めることができるでしょう。
プロポーズでおすすめの姿勢は?
プロポーズには人それぞれにプランがあるように、指輪を渡すシチュエーションもさまざまです。レストランでの食事中や公園での散策中、または自宅のソファに座って話している最中などいろいろでしょう。指輪を差し出すポーズにも、いろいろなアイデアがあるかもしれません。ここでは、お互いに立っている状態で指輪を差し出しながらプロポーズするときのおすすめの姿勢を紹介します。まず、両手を安定させるためにワキを締めるように意識し、前腕を腰骨に乗せるイメージでリングケースを構えます。そこから腕を差し出して女性にリングケースを渡します。女性の手に渡そうとしたときに、前かがみになったり猫背になったりしないように注意しましょう。同様に、ケースから指輪を取り出して女性の指にはめる際も姿勢が悪くならないように気をつけることが重要です。立っているとき、リングケースを構えるとき、差し出すとき、指輪をはめるとき、それぞれにおいて良い姿勢を意識するようにしましょう。
まとめ
プロポーズではクールにポーズを決めることも大事ですが、やはり結婚したいという意思をきちんと伝える言葉も重要です。この2つがきれいに決まってはじめて良いプロポーズといえます。もしかしたら人生で一番緊張するシーンかもしれませんが、だからこそ焦らずにゆっくりと行動しましょう。プロポーズで落ち着いて話すためには、まず姿勢を整えて一呼吸おくようにすることです。すると緊張感が和らぎ、伝えたい言葉も思うように言えるでしょう。