プロポーズは人生を左右すると言っても過言ではないほど大切なイベントのひとつです。相手がOKしてくれたら、その先にはご両親への報告にあいさつなど課題はたくさんあります。プロポーズから結婚式までスムーズに進展させていくためにも、一般的なスケジュールを押さえておきましょう。

 

今回は、プロポーズから結婚式までの流れや理想の結婚式を挙げるためにやっておきたいこと、プロポーズ後にふたりで話し合っておきたいことなどをご紹介します。プロポーズを控えている方は、ぜひご参考にしてください。

プロポーズしてから結婚までの一般的なスケジュールの流れ

はじめに、プロポーズから結婚までの一般的なスケジュールの流れを説明します。結婚は家同士の付き合いなので、お互いのご両親や家族を尊重し失礼のないよう進めていきましょう。

 

なお、以下で紹介する流れはあくまで一例です。プロポーズ前に婚約指輪を準備する方や、すでに同棲をしていて引っ越しが不要な方など、人によって順番が違ったりやらなくて良いことがあったりするので、以下で何をする必要があるのかを確認して、自分に合う流れを考えてみてください。

1.プロポーズ

まずは、パートナーにプロポーズをします。婚約指輪はプロポーズのときに渡すのも良いですし、結納が決まってから用意しても問題ありません。ふたりで選びたい場合は結納前が良いでしょう。サプライズで渡す場合は、あとからデザインの変更ができる婚約指輪もあるので、それを選ぶのもおすすめです。

 

例えば、アイプリモでは「パーフェクトプロポーズリング®」のサービスを提供しています。プロポーズで婚約指輪を渡したあと、パートナーの好みに沿って指輪のデザインを変更できます。パートナーの指のサイズや好みがわからなくてもあとから変更できるので、安心してプロポーズに臨むことが可能です。

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2.お互いのご両親に報告とあいさつ

プロポーズの次はお互いのご両親への報告とあいさつにうかがいます。どちらの家から先に報告をするか悩む人もいますが、一般的には女性側のご両親に報告とあいさつを行います。ただし、家や地域の習慣がある場合は柔軟に合わせる必要があるため、ふたりで話し合ってから決めましょう。

 

また、訪問する日は先方に都合をうかがってから、大安または友引など縁起の良い日を選ぶことが大切です。当日の服装はカジュアルにならないように注意してください。結婚の報告なので、スーツが無難です。好印象を持ってもらえるように、髪型も清潔感のあるスタイルに整えておきましょう。そしてもうひとつ忘れてはいけないのが手土産です。事前にご両親の好みを聞いておくと迷わずに済みますし喜んでもらえます。手土産は食べるものが無難で、3,000円程度が相場です。

 

なお、結婚のあいさつについては以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

 

結婚の挨拶の基本をご紹介!一般的な流れやマナーも解説

3.婚約指輪の購入

婚約指輪の購入がまだの場合は、ふたりでジュエリーショップに足を運んで婚約指輪を購入します。自分の収入に見合ったもので良いですが、どのくらいの予算を設定したら良いのかわからない場合は給料の1~2ヵ月分程度を目安にすると良いでしょう。価格帯でいうなら20~50万円程度のものが人気です。結婚指輪と重ね着けしやすいデザインが好まれています。

 

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婚約指輪

4.両家の顔合わせと結納

両家の顔合わせはそれぞれのご両親にとって都合の良い日、かつ縁起の良い日を選んで行います。場所は料亭やレストランなどが一般的です。

 

結納も大安など良い日を選んで行います。結納はホテルや式場などで行うことが多いですが、地域によっては自宅で行うというケースも見られます。顔合わせや結納になるとそれぞれの家の風習やご両親の考え方が出てくることも増えてきます。当人たちに任されている場合はふたりで相談し、家の風習やご両親の希望がある場合には意見を聞きながら決めましょう。

 

なお、結納については以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

 

結納とは?顔合わせ食事会との違いや結納金についてなど詳しくご紹介!

5.入籍や結婚式の日取り決めと式場選び

入籍や結婚式の日取りを決めます。結婚式の日取りは式場の空き具合で左右されるので、式場選びから先に始めるとスムーズに進みます。結婚式場の候補をいくつかピックアップしたら、ブライダルフェアに参加するのがおすすめです。ブライダルフェアでは、式場・披露宴会場の見学や模擬披露宴、料理の試食会、ドレスの試着などが行えます。実際にそこの結婚式場で挙式する場合のイメージが湧きやすいので、ゲストに満足してもらえる結婚式にできるでしょう。

 

結婚式の日取りを決める際は、大安や友引など縁起の良い日を選ぶのが無難です。ただし、友引は時間帯によって吉凶が変わり、正午が凶となります。そのため、友引の日を選ぶ場合は正午を避けて、午前中と午後のどちらかで結婚式を行うと良いでしょう。

 

なお、入籍日の決め方については以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

 

入籍にベストなタイミングは?一般的な流れと入籍日の決め方をご紹介

6.結婚指輪を選ぶ

続いて、結婚指輪を選びます。結婚指輪はその日に必ずしも受け取れるわけではなく、オーダーメイドにする場合は1〜6ヵ月かかることもあります。結婚式の日が近づいてから結婚指輪選びを始めると間に合わない可能性があり、また時間がないことによる焦りから妥協しなければならないこともあるかもしれません。結婚指輪は生涯身に着ける大切な指輪なので、妥協しないためにも早めに指輪選びを始めるようにしましょう。

 

なお、アイプリモでは「パーソナルハンド診断」のサービスを提供しています。自分の手の特徴に合う結婚指輪をプロがご提案させていただきます。結婚指輪選びで悩んでいる方は、ぜひご利用ください。

 

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7.結婚式の衣装やゲストの決定

結婚式場が決まったら次は結婚式の衣装選びをします。同時に、招待するゲストをピックアップしましょう。これで披露宴を行う部屋の選定に、結婚式全体の規模や費用も具体的に見えてきます。式場の担当者に相談しながら決めていくとスムーズに進みます。

8.新婚旅行先・新居先の決定

結婚式の準備と並行して、新婚旅行先や新居を決めておきましょう。新婚旅行はどこに行きたいかをふたりで話し合い、場所が決まったら旅行会社に相談をしてプランを立てます。予算や希望なども事前に伝えておくと、スムーズに決めることができるでしょう。

 

これから一緒に住む方や、すでに同棲していても新生活のために引っ越しを検討している方は、新居先も早めに探しておくのがおすすめです。また、新居で使う家具や家電などの必要なものも並行して決めておくと、引っ越し後に慌てずに済みます。

9.友人・同僚・上司に結婚の報告

会社では、まず上司から結婚の報告をします。結婚の報告をする際は、今後の働き方や結婚式の有無なども併せて報告しましょう。もし結婚式の招待状が準備できていれば、報告を兼ねて直接渡すのも一案です。会社の同僚にも同じように、報告しながら直接結婚式の招待状を渡すと良いでしょう。

 

友人などへの招待状は郵送してかまいませんが、結婚式の2〜3ヵ月前には届くようにします。遅くとも結婚式の1ヵ月以上前には届くようにしましょう。

 

なお、結婚報告をSNSでする場合は、上司・同僚・友人に個別で伝えたあとに投稿するのが無難です。特に、上司に直接伝える前に情報が漏れてしまうと、マナー違反になりかねません。良好な関係を保ち、心から祝福してもらうためにも、SNSへの投稿は注意しましょう。

10.結婚式の詳細を決める

続いて、式の段取りに衣装、そして披露宴の料理や席次表、引出物など結婚式の詳細を決めます。当日のリハーサルなどもあるので、仕事のスケジュール調整をしながら行いましょう。

11.入籍

入籍をスムーズにするために、早めに婚姻届を用意してください。婚姻届には保証人の記入が必要です。それぞれのご両親やお世話になった方などにお願いして書いてもらいましょう。

 

なお、婚姻届の書き方については以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

 

婚姻届の提出に必要なものから書き方までわかりやすく解説!

12.結婚式

前日は忘れものがないか最終確認し、早めに休むようにしましょう。そうすれば万全な状態で結婚式に臨むことができます。


理想の結婚式を挙げるためにやっておきたい4つのポイント

理想の結婚式を挙げるために、以下の4つのポイントを押さえて実行するのがおすすめです。

1.理想の結婚式を早めにイメージしておく

まずは理想の結婚式をイメージしておきましょう。挙式スタイルや披露宴の雰囲気、演出内容などをイメージしておき、実現できそうな結婚式場を探します。ある程度結婚式場を絞り込むことができれば、理想の結婚式を叶えやすくなります。

2.パートナーと譲れないポイントを決めておく

結婚式場を探す前に、パートナーと譲れないポイントを決めておくのもおすすめです。例えば「趣味のものを取り入れたい」「衣装にこだわりたい」というように、ふたりで話し合って決めておきます。すべてを叶えることは難しいかもしれないため、譲れないポイントを出し合ったら優先順位を決めると良いでしょう。そうすれば、理想の結婚式を挙げることができるはずです。

3.先輩カップルに話を聞く

理想の結婚式を挙げるために、先輩カップルから話を聞くのもおすすめです。先輩カップルの成功談・失敗談をもとに結婚式場を探すと、後悔のない結婚式を挙げられる可能性があります。

また、ペーパーアイテムを格安価格で購入できる店舗を教えてもらえる場合もあるので、積極的に話を聞いてみると良いでしょう。先輩カップルが身近にいない場合は、インターネットの口コミを参考にするのも一案です。

4.第一候補の結婚式場の下見は最後にする

理想の結婚式を挙げるために、第一候補の結婚式場の下見は最後に行いましょう。なぜなら、第一候補の結婚式場を最後にすることで、その前に下見をした結婚式場の契約を断ることができるからです。結婚式場選びをしたカップルのなかには「断れずに契約してしまった」と後悔した方もいます。断りづらいという方は、第一候補を最後まで残しておくと良いかもしれません。

 

また、第一候補の結婚式場を最後にすることで、具体的な相談ができるようになります。例えば、複数の結婚式場を見学すると「これを取り入れたい」と思う部分が出てくることがあります。その内容を第一候補の結婚式場で相談でき、場合によっては取り入れることが可能です。これにより、理想の結婚式を挙げられるようになります。

プロポーズから結婚までの期間は何ヵ月?

プロポーズ後、どのタイミングで婚姻届を提出したら良いのか、結婚式を挙げたら良いのか悩む方もいるでしょう。プロポーズから結婚までの期間に悩む場合は、先輩カップルのデータを参考にするのも一案です。

 

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ」によると、プロポーズの実施期間は挙式の15.7ヵ月前が平均という結果になっています。プロポーズをしてから入籍までの期間がかなり空いてしまう方もいますが、いつまでもその後の進展がないと相手やご両親から不信に思われることも考えられます。プロポーズしたら、あまり期間を空けないように進めていきましょう。特にご両親への報告やあいさつはできるだけ早めにするのがマナーです。何らかの事情で結婚式が遅くなる場合には入籍を先にしておくか、または早めにお互いのご両親に説明しておくと良いでしょう。

プロポーズ後にふたりで話し合っておきたいこと

プロポーズ後は、ふたりで以下の点を話し合っておきましょう。

 

・お金に関すること

・結婚後の働き方

・今後の家族計画

・家事や育児の分担

 

お金に関することについては、例えば「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ」によると、結納・婚約~新婚旅行までにかかった費用は456.9万円という結果が出ています。もちろん、どのくらいの費用がかかるかはカップルによって異なりますが、結婚には何かとお金が必要です。これらの費用をどうするかを、ふたりで話し合って決めておきましょう。

 

このほか、子どもは欲しいか、マイホームを購入するかどうかも話し合っておくのがおすすめです。事前に決めておくことで後々揉めることなく、幸せな結婚生活を送れるでしょう。

遠距離恋愛の場合は?結婚に向けたプロポーズのタイミング

遠距離恋愛だと一緒に過ごす時間も限られてしまいます。なかなか結婚を具体的に考えることが難しいという方もいるでしょう。結婚を考えたりプロポーズにつながったりするきっかけはさまざまです。子どもを持ちたいと考えたときや仕事が軌道に乗り自信がついたときも結婚のきっかけになります。お互いの友人が結婚したときや誕生日、ふたりの記念日も結婚を意識しやすいタイミングです。ふたりで過ごしているときの何気ない会話や行動で自然に相手との結婚がイメージできることがあれば、それもプロポーズのタイミングと言えます。

プロポーズ後から結婚までにやることはたくさん!

プロポーズして相手の気持ちが確認できたら入籍や結婚式までにやることはたくさんあります。スムーズに段取りよく進めていくために、事前にしっかり準備を整えておきましょう。タイムスケジュールを作っておくと順番が前後することなく進めていくことができます。

また、結婚式の費用や理想のプランなどを検討しておくことも大切です。素敵な結婚式にするために、ふたりで話し合って決めていきましょう。