プロポーズは直接本人から聞きたいという方が多い反面、手紙でプロポーズをされるのもありだという意見もみられます。手紙は記念としてずっと残るものですし、貰う側はあとから読み返せる喜びがあります。さらに、プロポーズをする側としては、言葉にするのが苦手な方でも伝えやすいという良さがあるでしょう。
そこで今回は、手紙でプロポーズをするメリットをはじめ、プロポーズを成功に導く手紙の書き方や渡し方をご紹介します。
手紙でプロポーズをするメリット
手紙でプロポーズをするメリットには、主に以下の3つが挙げられます。
緊張してもしっかりと伝えることができる
プロポーズをする際、「結婚してください」の一言であればすぐに言えるものの、それよりも長い言葉だと緊張のあまり忘れてしまう可能性があります。事前に考えてきた言葉を忘れてしまうと、本来伝えたかった言葉をしっかりと伝えられなくなってしまうでしょう。そうなると、相手にプロポーズを承諾してもらえたとしても不完全燃焼で悔いが残ってしまうことがあります。
その点、手紙なら書いてある文章を読み上げれば良いので、プロポーズのときに緊張しても言葉を忘れてしまうことはありません。くわえて、手紙は時間をかけて書くことができます。あとから「これも伝えたい」と思った気持ちを書き足せるので、想いを余すことなく伝えることができるでしょう。
さらに、手紙なら普段面と向かって言いにくい愛の言葉も伝えることができます。
サプライズできる
手紙なら、さまざまなサプライズの演出としても利用することができます。例えば、旅行先のホテルの部屋を出るときに手紙を置いておき、パートナーに「忘れものをしたから取ってきてほしい」と、理由をつけて部屋に誘導します。パートナーが手紙を読み終わるタイミングを見計らって部屋に入り、婚約指輪を差し出してプロポーズをすれば、より感動してもらえるかもしれません。
このほか、ドライブデートで夜景がきれいな場所に立ち寄ったときに、「読んで」と手紙を渡すのも一案です。手紙を渡されてプロポーズと察する方は少ないため、サプライズにおすすめと言えます。
保管していつでも読み返すことができる
手紙なら、保管していつでも読み返すことができるメリットもあります。「結婚してください」の一言であればいつまでもプロポーズの言葉を覚えておくことはできますが、それ以上に長い言葉は忘れてしまう可能性があります。また、感動のあまりプロポーズの言葉を最後まで聞けなかったという方もいるでしょう。
しかし、手紙ならプロポーズの言葉を忘れることはありません。手紙を読み返せば、当時の思い出も蘇るでしょう。
手紙の内容はどのようなことを書いたら良い?
プロポーズをする際は、回りくどい表現を使うのは避けることが大切です。
ストレートに気持ちを伝えて欲しい方が多いというのも理由ですが、プロポーズということが伝わらないケースもあるからです。手紙は相手が1人になってから読むことを考えて、シンプルでわかりやすい言葉を選んでください。
そして絶対に外してはいけないのが「結婚してほしい」という内容です。結婚という言葉に照れがある場合は「一生一緒にいてください」なども良いでしょう。大切なのは人生を共に歩きたい、人生の伴侶になってほしいという気持ちを伝えることです。
一方、気をつけたい表現には「毎日ご飯を作ってください」というものや「一緒に暮らしませんか」といったものです。一見すると、プロポーズのような印象を受けますが、一時的な希望という取り方もできます。このような書き方をする場合は、「一生」という2文字を加えましょう。
伝わりやすく書こう!プロポーズに使える例文
手紙でプロポーズするときには、シンプルで伝わりやすいのが一番です。しかし、あまりにもシンプル過ぎてもパートナーにとっては物足りないかもしれません。そこで、普段は言えない感謝の気持ちを添えてみましょう。例文は以下の通りです。
・「〇〇と出会って○年が過ぎました。いつも自分を支えてくれる〇〇に感謝しています。そして、手放せない存在になりました。こんな自分で良かったら結婚してください」
また、一生大切にしたいという思いやふたりで実現できそうな夢について触れるのも、相手にとっては嬉しいものです。その場合は、以下のような文面にしてみましょう。
・「〇〇がいつも笑顔でいられるように一生守ります。僕(私)と結婚してください」
・「〇〇となら明るい家庭が作れると思います。一生一緒に楽しく過ごしませんか」
手紙の良さは普段は言えないことも伝えられることです。恥ずかしいと思っても、一世一代のプロポーズは気持ちをはっきり伝えましょう。特に普段から口にしないような言葉が入っていると、キャラとのギャップから気持ちを掴まれてしまう方は少なくないかもしれません。
手紙を渡すにも演出が大切
手紙を渡すときの演出も、プロポーズを成功させるためには外せません。そこで以下では、どのような演出があるのかご紹介します。
便箋や封筒にこだわる
「無地だとシンプルで物足りなさを感じる」という場合は、自分でイラストを描いても良いかもしれません。もしくは、ふたりの思い出の場所で買った便箋や封筒を使用するのも良いでしょう。
パートナーの好きな色やキャラクター、デザイン性のある形の封筒を使うのも素敵です。
自分で読んでから渡す
パートナーに手紙を渡す前に、自分で読み上げるのも感動につながります。本人の前で読むのは緊張しますが、言葉で伝えられる上に文字として形に残すことができます。
ただ手紙を渡されるよりも、パートナーにとって心に残るプロポーズになるのではないでしょうか。
パートナーの部屋に電報を送る
サプライズ感のあるプロポーズをしたい方は、パートナーの部屋に電報を贈ると良いでしょう。
パートナーの部屋で過ごす約束をしておき、その日に合わせて電報を送っておきます。ぬいぐるみや花束、バルーンなどの電報を利用するとさらにサプライズになります。パートナーが電報を受け取ったあとに部屋に行き、そこで婚約指輪を差し出してプロポーズをすれば驚きと感動を与えられるはずです。
婚姻届を一緒に渡す
パートナーもプロポーズを待っていると感じる仲なら、婚姻届を添えるのも一案です。婚姻届は役所で貰えますが、固い印象は否めません。そんなときはデザインされた婚姻届を利用してみましょう。デザインされた婚姻届は、結婚情報誌の付録やインターネットから入手できます。
手紙を渡すタイミングとは
手紙を渡すタイミングも重要です。できる限り、デートの終わり近くか帰り際に渡すと良いでしょう。食事をする場合なら、デザートの前後のちょっとした時間ができたときもおすすめです。車でのデートならパートナーを送って別れる間際に車の中で渡しましょう。そして、その際に大切なことがあります。絶対にケンカをしないことです。せっかくプロポーズの言葉を手紙に書いたのに、気まずい空気になってはいけません。楽しく過ごすことが条件です。いつもの何気ないデートでも良いですが、誕生日や記念日に合わせるのも一案です。パートナーにとって特別な日があれば、その日に渡すと感動も大きいのではないでしょうか。
渡すときには必ず「これ、読んでね」のような言葉を添えてください。自分で読んでから渡す場合は「あとで答え聞かせてね」といった一言を添えて渡します。
手紙と一緒に渡すと効果的なプレゼン
手紙と一緒に渡すと喜ばれるプレゼントには、バラの花束や好きなアーティストのコンサートチケットなどが挙げられます。パートナーの好きなものを贈ることによって、さらに喜んでもらえる可能性があります。
このほか、プロポーズをする際は婚約指輪を贈るのがおすすめです。婚約指輪に憧れを抱く方も多いので、準備しておくと良いでしょう。とはいえ、「パートナーの指のサイズを知らない」という方は多いはず。そのような場合は、プロポーズサービスを利用するのがおすすめです。
アイプリモでは、「パーフェクトプロポーズリング®」と「ダイヤモンド プロポーズ」のサービスをご用意しています。
パーフェクトプロポーズリング®は、プロポーズで贈った婚約指輪をパートナーの要望に沿った
指輪やネックレスに変更できるサービスです。サイズ調節もできるため、パートナーに合う指輪がわからなくても問題ありません。
ダイヤモンド プロポーズは、ダイヤモンドのみでプロポーズを行い、その後パートナーが選んだ指輪に贈ったダイヤモンドを留めるサービスです。
どちらもあとからパートナーの好みに合わせて変更できるため、安心してプロポーズに臨むことができます。
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手紙を贈ってパートナーに気持ちを伝えよう
手紙でプロポーズをするメリットには、「緊張してもしっかりと伝えることができる」「サプライズできる」「保管していつでも読み返すことができる」などが挙げられます。
「緊張してうまく伝えられるか不安」「パートナーをもっと喜ばせたい」という方は、ぜひ手紙でプロポーズをしてみてはいかがでしょうか。その際は、婚約指輪も一緒に渡すとより喜んでもらえるはずです。