彼女にプロポーズするということはとても緊張もしますし、それなりの覚悟を示す必要があるでしょう。そのためには、ある程度気合いの入った婚約指輪を用意する必要があると考えるのではないでしょうか。一昔前までは、給料の3カ月分といわれていました。現在は、いったいどのくらいの婚約指輪を購入するのでしょうか。100人の既婚者を対象にアンケートをとってみました。

【質問】
憧れの婚約指輪!ずばりあなたの婚約指輪はいくらくらい?

【回答数】
10万円以下:37
30万円以下:25
50万円以下:18
100万円以下:14
100万円以上:6

意外と安い?10万円以下の人が多い

アンケートの結果、10万円以下の人が最も多い結果となりました。

・婚約指輪は数万円でした。彼女も倹約家でこれからの生活にお金を回したいとの事でした。(60代/男性/無職)
・指輪の値段は5万円でした。給料が少なかったので、それ以上の金額を出せなかったからです。 一応ティファニーだったのですが。(30代/男性/会社員)
・結婚指輪しか購入する予定ではなかったため。 買うと決めた時は、安くてお手頃な物を選びました。(40代/女性/専業主婦)

意外と婚約指輪にはお金をかけないようです。結婚となると結婚式や披露宴、ハネムーン、新居の資金などいろいろな出費があるため、婚約指輪に回すお金を削る人もいるようです。なかなか倹約家の人も多いのですね。大体の意見が、男女とも合意の上であえて安いリングを選んでいる様子がうかがえました。結婚前の若い内は給料が少ないということもあるかもしれませんが、10万円以下となると給料の1カ月分にもならないでしょう。かつていわれていた、給料の3カ月分という金額へのこだわりは、もはや浸透していないようです。安くてもティファニーなどのブランド品を購入するというこだわりがある人もいるようですね。

出せる範囲で購入すると30万円以下くらい

アンケートの結果、2番目に多いのが30万円以下、次いで、50万円以下、100万円以下、100万円以上の順番となりました。

・別に高価でなくても婚約指輪をもらえることで嬉しかったので、夫が出せる金額で選んでもらったから。(30代/女性/専業主婦)
・自分は高いものは欲しいと思っていなかったけれど、夫がこれくらいのものはプレゼントしたいということだったからです。(40代/女性/専業主婦)
・大きめなダイアモンドでプラチナベースで昔いから憧れていたと主人が分かっていて、頑張ってお金を貯めて買っていただきました。(50代/女性/会社員)

若いうちは給料も安いなかで、特に男性は給料の3カ月分に近い金額にこだわる人もいるようです。女性が高価なものはいらないと言い切るなかで、立派な男性に思えますよね。30万円となると給料の3カ月分とまではいかないでしょうが、愛する人にそれなりの指輪を贈りたい気持ちがあるのでしょう。しかし、女性としては男性が購入できる範囲のもので用意してくれれば、気持ちの問題なので金額にはこだわらないという様子も見受けられます。少数意見の中には50万円以上のリングを頑張って購入したという人もいるようです。

給料の3カ月分を出したい!しかし経済的に難しいのが現状

最も多いのが10万円以下と、婚約指輪にあまりお金をかけずに、他の現実的なことにお金を回したいという倹約家が増えていることがわかりました。給料の3カ月分が相場ということを知っている人も多い中、なかなかそこまでは出せないというのが現状のようです。特に女性を中心に倹約家が多く、女性の立場としては、“あくまでも気持ちの問題。高価なものはいらない”というスタンスがうかがえます。婚約指輪を購入する際は、カップルでそろって高価なリングにこだわらずデザインなどの観点から一緒に選んでみてはいかがでしょうか。

アンケート実施概要

■調査地域:全国
■調査対象:【結婚】既婚
■調査期間:2016年03月31日~2016年04月14日
■有効回答数:100サンプル