プロポーズをされると、幸せの絶頂を感じられますよね。しかし具体的に結婚を意識するとなると、次に何をすればよいのか悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、プロポーズから結婚までをスムーズに進める段取りとスケジュールをご紹介いたします。事前に流れを確認して、お二人にとって幸せな結婚にしてくださいね。

プロポーズをされてから結婚までに必要なステップ

プロポーズが成功したら、結婚するまでに準備するべきことはたくさんあります。どのようなことが必要になり、どのような手順で準備を進めていけばよいのでしょうか。プロポーズから結婚までに必要なステップについて紹介していくので、参考にしてみてください。

【プロポーズから結婚までに最低限済ませておきたい事】

・親に報告

プロポーズを行い、お互いが結婚する意思を固めた後は、両家の親に結婚の挨拶を行う必要があります。それぞれ、自分の親に挨拶に行く旨を伝え、日程を合わせて二人で挨拶に行きましょう。

基本的には、女性の家から挨拶に行くことが大切で、両家の都合に合わせて日程を決めることが重要になります。前日までに手土産を用意し、身だしなみはしっかり整えましょう。また予定時刻ギリギリに向かっても失礼なので、時間に余裕を持って行動する必要があります。結婚の挨拶はどちらの親に対しても男性から話を切り出し、相手の目を見て、真剣な想いを伝えることが大切です。

・会社・友人に報告

結婚の話がまとまったのであれば、職場で直属の上司から結婚する旨を伝えるのが基本です。また結婚式の日程が決まっているのであれば、招待する旨も伝えましょう。

事前に上司に結婚の話を通しておくことで、結婚式前後で休暇を取りやすい環境を作ることができます。他にも、友人や知人を結婚式に招待したい方がいれば報告しておきましょう。親しい友人であれば、直接話さなくてもメールやSNSで連絡するのもおすすめです。

・親同士の顔合わせ(食事会・結納)

職場や友人に結婚する旨を伝えた後は、結納を行い、正式に婚約を整える儀式を執り行いましょう。また両家の親同士の顔合わせとして、婚約食事会を行うことも重要です。

婚約食事会は、結婚式の3~6ヶ月くらい前の吉日に日程を押さえておくことをおすすめします。ホテルや料亭などの個室が使用されることが多く、出席するのは当人と両家の親が一般的です。

・婚姻届の準備

正式な婚約が完了した後は、婚姻届の準備を行います。早めに婚姻届の用紙を取得し、必要事項を記入していくことが大切です。

本籍地以外の役所に届け出る場合は、戸籍謄本が必要になるので、事前に準備してから申請するようにしましょう。婚姻届を出すには、二名の証人が必要になります。誰かに依頼しておき、署名捺印をしてもらうことを忘れないでおきましょう。証人となる人物は、20歳以上であれば誰でも問題なく、両家の親に頼むこともできます。

婚姻届の記入が完了した後は、役所に届け出を行いましょう。365日、24時間受付が行われているので、いつ届け出をしても問題ありません。

・結婚式の準備

結婚式の準備は早めに行っておき、予算や招待する人数など、二人で話し合って決めます。挙式のスタイルとしては、チャペル式・神前式・人前式・海外挙式があり、夫婦の好みで決めていきましょう。

披露宴についても一緒に決めていき、結婚式専門の会場を利用するのか、レストランを使用するのか、細かい部分を検討します。

・ハネムーンの行き先を決める

結婚式の取り決めなど詳しい内容がひと段落した後は、ハネムーンの行き先を検討してみましょう。行き先としては、ヨーロッパやリゾート地などでくつろぎたいという方が多いので、ハネムーンで仕事が休める期間を利用して、普段は行けない場所に行ってみてはいかがでしょうか。

ハネムーンの行き先を決めたら、早めに予約を取っておくことをおすすめします。特にツアーなどに申し込む場合は直前の申し込みは難しいことが多いので、楽しいハネムーンにするためにも、前もって準備を進めていきましょう。

結婚の段取りを決める上での注意点

二人の結婚の段取りを決める上で、いくつか注意しないといけない点があります。ここでは、とくに注意したい点についてご紹介します。

・親に報告

結婚の報告を両家の親に報告する場合、マナーとして食事時は避けて、14時から2時間程度の滞在が好ましいでしょう。また結婚報告の場所としては、基本的に自宅で行います。中には外食に誘ってくれることもあるので、その場合はご厚意に甘えることも大切です。

・会社や友人に報告

結婚報告を会社に連絡する場合は、直属の上司から連絡することが大切です。先に同僚に話をしたい気持ちはわかりますが、後から上司だけ話を聞いていなかったという事態に陥ってしまうと、せっかくの結婚なのに心証を損ねてしまう可能性があります。まずは直属の上司に、結婚する旨を伝え、結婚式へ招待することが大切です。

・親同士の顔合わせ(食事会・結納)

親同士の顔合わせの場合、出席者は当人達と両家の親だけが基本です。仮に兄弟などが参加する場合は、事前に了承を取っておくことがマナーになります。この時に、先方に連絡を入れずに他の参加者がいた場合、マナー違反と捉えられてしまう可能性があるので、出席者が増える時に一報入れておくことが大切です。

・婚姻届の準備

婚姻届の準備を行う場合、書き損じが発生してしまう可能性があるので、事前に2枚以上は婚姻届を持っておき、失敗に備えておくようにしましょう。間違えたままで婚姻届を提出すると、そのまま受理されてしまう恐れがあるので、しっかり見直しをして間違いがないことを確認してから提出してください。

・結婚式の準備

結婚式の準備を行う場合、事前に何でも二人で相談することが大切です。どちらか一人が勝手に進めてしまうと、後から揉めてしまう可能性があります。些細なことでも二人で話し合って、結婚式の準備を進めていきましょう。

・ハネムーンの行き先を決める

ハネムーンの行き先を決める場合は、事前に休暇が取れる日程を把握しておき、計画的に予約などを進めていくことが大切です。仕事が始まるタイミングまでに、余裕をもって帰れる日程にしておきましょう。

まとめ

プロポーズしてから結婚までの道のりには、やるべきことがたくさんあります。両家の挨拶や顔合わせなど初めてのことばかりですが、計画的に進めていかないと日程通りに結婚式を執り行うことが難しくなるでしょう。夫婦二人で協力しながら、結婚式まで進めていきましょう。