結婚したい人がいる場合、「いつどんな風に相手にプロポーズをしたら良いか」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。プロポーズのタイミングに悩んでいる方は、「プロポーズの日」を選ぶのがおすすめです。
そこで今回は、プロポーズの日はいつ・どのような日なのか、プロポーズの日を選ぶメリット・懸念点をご紹介します。また、プロポーズをするまでのステップや避けたほうが良いプロポーズの内容についてもまとめているので、ぜひご参考にしてください。
プロポーズの日はいつ？どんな日？
日本では、6月の第1日曜日がプロポーズの日と定められています。
提唱者はブライダルファッションデザイナーであり、全日本ブライダル協会の会長でもある桂由美さんです。1994年に全日本ブライダル協会がこの日をプロポーズの日と制定しました。プロポーズの日は、プロポーズをすることを推奨している日ということではなく、なかなかプロポーズに踏み切ることができない方の背中を押すきっかけになるようなイベントが企画されています。既婚者やプロポーズをされたことのある人に対しては、「プロポーズをされたときのことを思い出す日にしてほしい」という願いが込められている日でもあります。
6月の花嫁「ジューン・ブライド」は幸せになれる花嫁の象徴として広く知られています。「ジューン」は、ギリシャ神話に登場する女神の「ジュノー（Juno）」が由来です。Junoは6月の守護神とされており、最高神ゼウスの妻でもあります。また、Junoは結婚や出産を司る神でもあるため、そこから転じて「ジューン・ブライド」の言い伝えが広まりました。プロポーズの日が6月に定められたのは、こうした経緯もあるのです。
プロポーズの日を選ぶメリットと懸念点
プロポーズの日を選ぶのには、以下のメリットがあります。また、懸念点もあるので併せて押さえておきましょう。
メリット
プロポーズの日は6月の第1日曜日なので休みの方が多く、毎年お祝いしやすいというメリットがあります。「今年は6月4日、来年は6月2日」というように日付自体は変わってしまいますが、プロポーズの日自体は日曜日なので、その日をふたりでお祝いすることができます。
このほか、バレンタインデーやクリスマスなどのイベントの日と比べるとプロポーズの日はあまり認知されていないため、サプライズできるというメリットもあります。メジャーなイベント以外の日にプロポーズをされたいと思う方もいるので、そのような方に喜んでもらいやすいでしょう。
懸念点
プロポーズの日を選ぶ懸念点には、天候が挙げられます。
6月は梅雨時期なので、雨が降るかもしれません。そのため、「夜景がきれいな場所でプロポーズをする」「海でプロポーズをする」というようなシチュエーションは、雨によって実現が難しくなる可能性があります。
プロポーズの日を選ぶ場合は、天候に影響されないシチュエーションを考えることが大切です。
プロポーズの定番の日はいつ？
プロポーズの日以外にも、プロポーズに適した日はたくさんあります。そこで以下では、プロポーズの定番の日をご紹介します。
クリスマス
クリスマスはカップルにとって１年の中でも大きいイベントのひとつです。街全体が華やかなムードに包まれ、イルミネーションで彩られてロマンチックな雰囲気に溢れています。そんなロマンチックな日にプロポーズをされたら、一生忘れられない記念になるでしょう。
プロポーズをする場所としては、レストランや高級ホテルなどが人気です。レストランやホテルは、相手のために前もって準備をしたという特別感を出すことができます。実際、この時期には各レストランやホテルでクリスマス用のプランが用意されていることも多いので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
パートナーの誕生日
パートナーの誕生日もプロポーズの日に選ばれやすい記念日です。誕生日という特別な日にプロポーズをされたら、生まれて出会えた喜びを改めて感じられ、思い出に残る素晴らしい日となるでしょう。
ふたりの記念日
ふたりが付き合った日にプロポーズをする人も多くなっています。付き合い始めた日はふたりにとって特別な日なので、その日にプロポーズをすると特別感が出せます。また、相手もその日を大切にしてくれているという思いと、プロポーズをされた喜びが重なって、より一層嬉しい日になるでしょう。
なんでもない日
意外と人気があるのが、なんでもない日です。なんでもない日は前述したように、サプライズ演出がしやすいという魅力があります。また、ふたりの新しい記念日にもなるため、記念日を増やしたい方に人気です。
プロポーズをするまでのステップは？
おふたりにとって一生の思い出に残るようなプロポーズをするためには、入念な準備が必要です。そこで以下では、プロポーズをするまでのステップをご紹介します。どのような準備が必要なのか、事前に押さえておきましょう。
シチュエーションを決める
まずは、どんなシチュエーションでプロポーズをするのかを具体的に考えましょう。前述したように、天候に左右される場合もあるためその点も考慮することが大切です。自宅やホテルなど、屋内であれば雨が降っていても気にせずプロポーズすることができます。
場所やシチュエーションを決めたら、当日の流れもイメージしておくと良いでしょう。
婚約指輪を準備する
婚約指輪は受け取りまでに時間がかかるため、早めに準備が必要です。ジュエリーショップに出かける際は、来店予約をしておきましょう。来店予約をしておけば時間を気にすることなく、じっくりと指輪を選ぶことができます。
「パートナーに合う指のサイズとデザインがわからない」と悩んでいる方は、プロポーズリングを活用するのがおすすめです。
アイプリモでは、「パーフェクトプロポーズリング®」と「ダイヤモンド プロポーズ」のサービスをご用意しています。
パーフェクトプロポーズリング®は、「シリウス」「フラネリー」「ヴィオラ」の3種類の中から選ぶことができます。贈ったあとにサイズやデザインを変更できるので、パートナーに合う婚約指輪を贈ることができて安心です。
ダイヤモンド プロポーズは、ダイヤモンドのみでプロポーズをするサービスです。あとからデザインを選ぶことができ、婚約指輪を渡す際にもう一度想いを伝えることができます。
予約をする
ホテルやレストランなどでプロポーズをする際は、早めに予約をしておきましょう。プロポーズの日であればクリスマスや年末年始、ゴールデンウィークなどのイベント時よりも比較的予約は取りやすいかもしれませんが、プロポーズの日が決まったらすぐに押さえておくことが大切です。
避けたほうが良いプロポーズの内容
相手によっては避けたほうが良いプロポーズのスタイルもいくつかあるので、以下にてご紹介します。
道端でひざまずくプロポーズ
まずは、道端でひざまずくプロポーズです。ドラマなどによく出てくるシチュエーションですが、周りの人の目が気になり恥ずかしいと感じる方もいます。もし道端でひざまずいてプロポーズをしたい場合は、人が少ない場所・時間帯を選んで行うと良いでしょう。
メールやSNSツールでのプロポーズ
メールやSNSツールでのプロポーズも止めた方が良いでしょう。メールやSNSは便利なツールですが、プロポーズの手段としては誠実さに欠け、好まれません。これは、「プロポーズの言葉を直接聞きたい」という気持ちの表れとも言えるでしょう。
食べ物の中に指輪を入れるプロポーズ
食べ物の中に指輪を入れてプロポーズをする方法もドラマや映画などでは見かけるシーンですが、「衛生的に嫌」という意見があります。そのため、食べ物の中に指輪を入れるプロポーズは控えたほうが良いでしょう。
ただし、食べ物の中に直接婚約指輪を入れるのではなく、隠せるような工夫を施していれば問題ありません。例えば、アイプリモではサプライズプロポーズケーキの申し込みを承っています。指輪が隠れる仕掛けが施されているため、食べ物に直接付く心配はありません。また、あやまって口に入れてしまうことも避けられるので、パートナーに喜んでもらえるはずです。
パートナーが本気で喜ぶ理想のプロポーズとは？
プロポーズは一生に一度であることから、シチュエーションにもこだわりたいものです。プロポーズを行うシチュエーションとしておすすめの場所が3つあります。
1つ目はテーマパーク。夜になるとイルミネーションが輝きロマンチックな雰囲気になるテーマパークは、プロポーズをするシチュエーションとしては絶好の場所と言えるでしょう。テーマパークがお好きなおふたりであれば、とくにおすすめです。
2つ目は夜景のきれいな場所です。デートスポットとしても人気があり、ロマンチックな雰囲気に溢れている夜景スポットは、プロポーズをするのにうってつけと言えます。
3つ目は、レストランです。これまでにデートをしたことがある思い出のお店や、予約が取りづらい話題のレストランなどでのプロポーズは、特別感を出すことができます。レストランでは、サプライズ演出をサービスとして行っているところもあるので、相談してみると良いでしょう。
日取りを決めて最高のプロポーズをしよう！
プロポーズは多くの人にとって一生に一度。であればこそ、思い出に残る素敵な日にしたいものです。まずは、いつ行うかを決めましょう。「プロポーズの日」などもありますが、必ずしもそうした日にする必要はありません。相手の誕生日やふたりの記念日など、思い出になりそうな日に合わせられると良いでしょう。婚約指輪の準備には2カ月程度はみておきたいので、時間に余裕を持って手配するのがポイントです。プロポーズを行う場所もしっかりと考え、予約が必要な場合は早めに予約を行うなど、入念に準備を進めたうえでプロポーズをしましょう。
