一生に一度の「プロポーズ」。大切な人のためにも絶対に成功させたいものです。そこで今回は、プロポーズがふたりにとって一生の思い出に残る素敵なイベントになるように、プロポーズまでの流れや押さえておきたいポイントを詳しく解説します。
プロポーズまでの流れ
愛する人に結婚を申し込む「プロポーズ」。それは、ほとんどの人にとって一生に一度の経験です。プロポーズで何といっても大切なのは、当日を迎えるまでの入念な準備です。事前に流れをしっかりリサーチしてやるべきことを知り、綿密に計画を立てておくことで、最高のプロポーズを演出することができます。大切なあの人の記憶に残るプロポーズを大成功させるためにも、以下にて一般的な流れややるべきことについて、しっかり押さえておきましょう。
(1)プロポーズのタイミングを決める
プロポーズを決意したらまず決めるのは、想いを伝える「タイミング」です。プロポーズをする日は、間違いなくふたりの人生にとって決して忘れられない記念日になるため、プロポーズの決行日は慎重に決めるようにしましょう。
(プロポーズのタイミングに纏わる記事のまとめは『こちら』から)
(2)婚約指輪やプレゼントを選ぶ
プロポーズとともに贈られることの多い婚約指輪(エンゲージリング)。必ず用意しなければいけないわけではありませんが、プロポーズとともに受け取ることを期待している方もたくさんいます。婚約指輪は決して安い買い物ではないので、パートナーが受け取ったあとも身に着けたくなる婚約指輪を選びたいものです。ただし、プロポーズをする側は選び方など検討もつかないと悩まれることも。何も考えずにお店に行っても無駄足に終わることも多いので、気をつけるべきポイントをしっかり押さえて、パートナーに最も似合う婚約指輪をセレクトしましょう。
(プロポーズのプレゼントに纏わる記事のまとめは『こちら』から)
(3)当日のプランを決める
「プロポーズ当日のプラン」は入念に練るようにしましょう。最初に考えるのは「コンセプト」です。ロマンチックなプロポーズにしたいのか、サプライズのあるプロポーズにしたいのかなど、目標とする方向性によって準備の仕方が異なってきます。
コンセプトが決まったら、それに合わせて場所や演出を考えましょう。例えば、ロマンチックなプランとしては、夜景の見える高級レストランでのプロポーズなどが鉄板です。サプライズのあるプランにしたければ、特別な演出に協力してくれるお店を探して予約したり、友人を巻き込んでフラッシュモブの練習をしたりする必要があります。
そのほかにも、ふたりのお気に入りのデートスポットや自宅など、いつもの風景の中でさりげなくするカジュアルなプロポーズも粋なものです。さりげなくパートナーに理想のプロポーズをヒアリングして、プランを入念に練っておくと良いでしょう。もし自分で聞き出すのが難しければ、友人に協力を仰ぐのも一案です。
プロポーズは最も緊張する瞬間のひとつです。どれだけ計画していても急なハプニングはつきものですが、それでも事前に計画を練っておくことは、自分の緊張を和らげることにもつながります。最高のプロポーズにするためにも、予測できる不安の芽は事前に摘み取っておきましょう。
(プロポーズの方法に纏わる記事のまとめは『こちら』から)
(4)プロポーズのセリフを考える
「プロポーズのセリフ」もしっかり考えておく必要があります。プロポーズの言葉は、一生涯忘れることのできない特別な言葉になります。パートナーに感動の瞬間をもたらし、思い出に深く刻むイベントにするためにも、全身全霊を込めて素敵な言葉を用意しましょう。とはいえ、初めての体験なので、良い言葉が全く思いつかないと悩んでいる人もいるかもしれません。後述するプロポーズの言葉を参考にしながら、ふたりにとって最良の言葉になるようにアレンジを加えて準備するのもおすすめです。
(プロポーズの言葉に纏わる記事のまとめは『こちら』から)
(5)プロポーズを決行する
ここまで準備ができたら、あとは当日を迎えるだけです。当日は緊張して当たり前ですが、当日まで何度も何度もその瞬間を思い描きながら、シミュレーションを重ねることで、少しでも心に余裕を持たせることができるようになります。大切な人のためにどれだけ準備ができるか、それが最高のプロポーズの瞬間を迎えられるかどうかを左右します。
(プロポーズのエピソードに纏わる記事のまとめは『こちら』から)
プロポーズを決心してから決行するまでの流れは以上です。意外にもやることが多いなと感じた人もいるのではないでしょうか。せっかく良い演出や計画を立てても、希望の場所が予約できなかったり、婚約指輪などのプレゼントが間に合わなかったりしては元も子もありません。なるべく時間に余裕を持って、プロポーズの準備を進めるようにしましょう。
プロポーズに人気のタイミング
いざプロポーズするときに迷うのが、想いを伝える「タイミング」。プロポーズのタイミングはふたりにとって一生の思い出に残る記念日になるため、かなり悩むでしょう。タイミングの選び方は人それぞれですが、人気のタイミングがいくつかあります。ここでは、よく選ばれるおすすめのプロポーズのタイミングを、それぞれメリットとともにご紹介します。
・ふたりの記念日
プロポーズのタイミングとしてわかりやすく、ふたりの思い入れもある日が「記念日」です。ふたりが出会った日や付き合った日、初めてデートした日など、ふたりだけの思い出が詰まった記念日はプロポーズのタイミングに選ばれることも少なくありません。記念日なら、一緒に過ごしたり出かけたりが自然とできます。そのため、プロポーズの流れを自然と作りやすいという利点があります。付き合いが長いカップルの場合は、パートナーが「そろそろかな?」と期待をしている場合もあるかもしれません。付き合った記念日が、プロポーズによって新しい記念日として上書きされるというのも、特別感が増した素敵な演出になります。
・パートナーの誕生日
「パートナーの誕生日」は、サプライズのプロポーズを演出するのにおすすめの日。誕生日祝いの名目で、おしゃれなレストランを予約したり、旅行を計画したりするなど、自分主導でプロポーズのきっかけを作りやすいためです。「誕生日をお祝いしてもらえるのかな」と思ってやってきたパートナーに対し、もうひとつのプレゼントとしてプロポーズを贈るというのも素敵です。お祝い事が2つ重なることで相手の思い出により深く刻まれますし、数年後に「〇歳の誕生日にプロポーズしてくれた」と、一緒に思い出すことができます。
・クリスマス
聖なる夜である「クリスマス」のプロポーズも、雰囲気が良くロマンチックでおすすめです。クリスマスイブは夜まで一緒に過ごす予定のカップルも多いため、プロポーズが終わったあとの時間もふたりで長く過ごせるのもポイントのひとつです。また、街がイルミネーションで綺麗に彩られたり、レストランやカフェにもスペシャルディナーの用意があったりと、特別な日を演出しやすいという利点もあります。
・バレンタインやホワイトデー
「バレンタインデー」や「ホワイトデー」もプロポーズのタイミングにおすすめです。チョコやクッキーなどのお菓子だと思って油断しているパートナーに対して婚約指輪を贈ると、予期せぬ喜びから忘れられない日になるはずです。またクリスマスと同様に、レストランなどで特別ディナーが用意されている場合も多く、ロマンチックな演出がしやすい日でもあります。
・大晦日や元旦
大晦日や元旦は、人生の節目としてわかりやすくおすすめです。新しい年を迎えるとともに、ふたりの気持ちをひとつにして新しい生活をスタートさせるというのも良いでしょう。一緒に年越しをして新たな年を迎える瞬間にプロポーズをすれば、パートナーの思い出に残るはずです。家族公認であれば、そのままご両親にあいさつをするという流れもありかもしれません。
イベントに合わせたプロポーズを計画する場合は、レストランの予約など場所の確保も早めに行いましょう。クリスマスやバレンタインデー、大晦日、元旦など人気のタイミングは、素敵なお店や特別な席は早々に予約で埋まってしまう可能性があります。そのため、プロポーズの日を決めたら早めに予約を押さえておくことが大切です。
・縁起の良い日
プロポーズをするなら、「縁起の良い日」を選ぶのもおすすめです。縁起の良い日には、「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」「大安」「天赦日(てんしゃにち)」などが挙げられます。ご両親によっては縁起を気にする方もいるため、縁起の良い日を選んでおけば安心させることができるでしょう。また、縁起の良い日にプロポーズをすれば幸先の良いスタートを切れるかもしれません。
・覚えやすい日
結婚生活が長くなると、プロポーズの日は意外と忘れがちです。そのため、いつまでもふたりが覚えられるように、「覚えやすい日」を選ぶのもおすすめです。例えば、「8月10日(ハートの日)」「10月8日(永久の日)」「11月22日(いい夫婦の日)」などが挙げられます。語呂合わせなら覚えやすいので、パートナーが好きな月で覚えやすい日を選ぶのも良いかもしれません。
なお、実はあえて特別な記念日ではない普通の日を選んでプロポーズをする人もいます。「何でもない日が新しい記念日になる」というのもとても素敵な演出です。ほかにも綿密な計画を立てていたのに、気持ちが高まったために、勢いで普通の日にプロポーズしてしまったという人もいるようです。ふたりの思い出に残るプロポーズになるように、タイミング選びは慎重に行いましょう。
厳選!プロポーズの言葉
プロポーズを成功に導くために、ビシッと決めたいのが「プロポーズの言葉」です。それはふたりの心に一生残り続ける特別な言葉で、結婚して何十年経っても忘れないという夫婦もいるくらい思い出に残る大切な言葉になります。それだけ大切な一言をしっかりと決めるために、ここではおすすめのプロポーズの言葉を厳選してご紹介します。
・「結婚してください。愛しています。」
シンプルイズベストです。とにかく一番伝えたい「結婚してほしい気持ち」だけを、飾らずにストレートに伝える言葉です。近い言葉としては「一緒になろう」なども、グッとくる言葉でしょう。
・「家族として、ずっとそばにいてください。」
結婚というイベントだけでなく、その先まで見据えた素敵な言葉です。これから先のふたりの未来まで考えていることが伝わるこの言葉は、あなたのプロポーズを受けることへの安心感につながるでしょう。一緒に未来を歩んでいく気持ちをお互いに確認できるプロポーズの言葉も、とても素敵です。
相手との関係性によっては「毎日味噌汁を作ってほしい」や「同じ名字で生きていこう」といったような言葉も、未来を見据えたプロポーズの言葉としては良いかもしれません。
・「世界で一番幸せにする。」
「ほかの誰でもなく、あなたのことを幸せにする」という強い決意が感じられるので、パートナーも安心してあなたとの結婚を受け入れられるでしょう。
ただし気をつけたいのは、決して上から目線にならないようにすることです。似たような言葉でも「幸せにしてやる」といった押し付けがましい言葉だと嫌がられることも多く、プロポーズの雰囲気を壊してしまう可能性があります。
・「一生かけて守ります!結婚しよう。」
パートナーを大切にしたい気持ちへの覚悟がにじみ出ている強いプロポーズの言葉です。一生という言葉には遠い将来までも約束する強い意志が感じられ、パートナーも「この人なら私のことを守ってくれそう」と安心してあなたと婚約することができるはずです。
婚約指輪選びで押さえておきたいポイント!
大切なあの人の記憶に残るプロポーズをしよう
プロポーズをするにあたって、やるべき準備が意外と多いと思った人もいるかもしれません。しかし、プロポーズは一生に一度の大切な記念。パートナーをより感動させるためには、入念な準備が必要となります。
これから先、共に生きていく大切な人のためにも、しっかりと事前準備をしてプロポーズ当日を迎えましょう。