逆プロポーズという言葉を聞いたことはないでしょうか。女性からプロポーズすることを言いますが、全体的にはまだ割合が低い傾向が見られます。しかし、そろそろ結婚を考える女性の中には逆プロポーズに興味を持っている人もいるかもしれません。そこで、逆プロポーズのシチュエーションなど成功させるためのポイントについて解説をします。
逆プロポーズって何?
逆プロポーズとは、女性から男性にプロポーズをすることです。プロポーズというと一般的には男性からするという風潮が強いものの、男性の中には彼女からの逆プロポーズに対して肯定的な意見を持つ人も増えています。実際に逆プロポーズを受けることで決断できる場合もあります。なかなかプロポーズしてくれないと悩みながら待っているより、女性からの逆プロポーズを考えてみましょう。結婚はお互いの家族を交えての付き合いになりますが、それ以前に2人の問題です。さらに、女性の場合は出産時期なども考えなければなりません。男性の収入が安定することや気持ちが固まることももちろん重要です。しかし、中には考えすぎてしまう男性も見られます。結婚の決断やタイミングを男性だけに委ねることに不安を感じている女性は、逆プロポーズを考えるのもいいでしょう。また、付き合いが長く、なかなか次に進まないことに疑問を持っている女性にとっても逆プロポーズを考え余地は十分あります。女性からというパターンはまだまだ割合的には少ないものの、それでも逆プロポーズで結婚したカップルは全体の1割を超えていると言われています。付き合った時期や逆プロポーズのシチュエーションはそれぞれ違いますが、逆プロポーズで結婚に進む可能性は多いにあると言えます。
逆プロポーズのシチュエーションとは
逆プロポーズのシチュエーションはカップルによって、さまざまなものがあります。妊娠の報告がきっかけになったケースも多いですが、男性からのプロポーズのように「結婚しよう」というストレートなプロポーズを実現した女性もいます。妊娠の報告やストレートなプロポーズに多い場所は、お互いの自宅でというものが目立ちます。いつも一緒に過ごすリラックスした空間での彼女からのプロポーズは、そのまま将来をイメージしやすいのかもしれません。中には自分や親の病気がきっかけというケースもあります。病気の状況によっては人生のパートナーの重要性について考えることは大きいでしょう。親の場合も同様です。また、付き合い自体が長くなってしまい、女性の方から何となく促したというパターンも少なくはありません。結婚したい年齢をあらかじめ宣言しておいたという女性もいます。このような逆プロポーズに応じた男性には「彼女に当時の仕事を辞めて欲しかった」など、彼女への思いが後押ししたという背景があります。
逆プロポーズを成功させたい!ポイントは?
逆プロポーズを成功させるには、タイミングやポイントがあります。そのためにも、男性はどのようなタイミングで結婚を考えるのを知っておくことが大切です。ここでは、一般的に男性が結婚を意識するきっかけやタイミングについて解説していきます。最も多いのは、仕事が落ちついて安定した収入が入ってくるようになった時です。男性は家族を養うという使命感を持っている人が多いため、収入の安定は第一に考えている人が多い傾向はあります。そして、次に多いのは周囲からのプレッシャーを感じた時でしょう。同級生の結婚が続いたり、先輩や家族などから促されたりするのもきっかけになります。特に仲の良い友人に既婚者が増えてくると、結婚式に招待されるたびに意識するようになるのは女性と変わりません。また、体調を崩している時も結婚を考えるタイミングになります。そして、引越しや転勤のような、環境に変化が訪れるのも結婚を意識しやすいきっかけと言えます。土地勘のない地域への引越しや遠距離恋愛になる時に、結婚を考えることは多いものです。もちろん、周囲からのプレッシャーや引越しなどがきっかけになる場合でも、付き合い期間が相応にあることは前提です。付き合い始めたばかりというより、相手を良く知った上で考えるのが通常でしょう。
逆プロポーズをする際の注意点
逆プロポーズは、シチュエーションやタイミングだけにポイントを置けばいいというものではありません。成功させるためには、いくつか押さえておきたいことがあります。彼に決断の余地を残しておくことも重要なポイントなので、ぜひ忘れないようにしましょう。例え好きな彼女からの逆プロポーズと言っても、女性が完全に主導権を握ってしまうようなものでは、男性にとって窮屈になります。そして、場所とタイミングも考えてください。例えば、知り合いや家族が同席しているような場所は避けましょう。どのような雰囲気かにもよりますが、周囲から固めようとしている印象をとられかねません。結婚にまだ迷っている男性だった場合は逆効果になります。また、彼が仕事で悩んでいる時などは逆プロポーズにふさわしくないタイミングです。とても結婚を考えるような時期ではない時に女性からのプロポーズは、彼にとって「思いやりのない女性」と受け取られる可能性があります。ただし、経済力のある女性であれば「私が養ってあげるから、少しゆっくりしたら?」という内容なら成功するかもしれません。まれなケースですが、該当するなら可能性はあるでしょう。逆プロポーズは一歩間違えると彼が優位に立ってしまうこともあるので、注意してください。例えば、ケンカのたびに婚約破棄をチラつかせられたり、女性の収入を頼ってしまったりするケースです。ただし、そのような態度が見えた時には、結婚相手としてふさわしいかどうかの判断ができるかもしれません。
タイミングの見極めが大切!逆プロポーズは慎重に
逆プロポーズは、女性から行うという点で実行が難しいと感じる人もいるでしょう。しかし、肝心なのはどちらがプロポーズしたかというより、お互いが結婚相手として相手を認めることです。プロポーズというと、実際には婚約指輪やその先の流れを考えなければなりません。自分から言えない場合には、彼から言ってもらうように促すのもいいでしょう。彼がそろそろ結婚を考える時期に入っているか、2人の関係が十分熟しているかがポイントです。タイミングを見極めて逆プロポーズを成功させてください。