人生において最も輝く瞬間であるプロポーズは、男性にとって大仕事だと言えます。ドラマのような感動的なプロポーズでなくても、その人らしい誠意の伝わるプロポーズができるのがベストです。しかし、世間の人はプロポーズについてどのように考えているのでしょうか。プロポーズに必要な婚約指輪はどのようにして選ぶのでしょう。結婚を考えている人の疑問に応えるために、今回は、プロポーズや結婚準備についてアンケートを行いました。
家族に会うことは大切な人であることの証明
最初のアンケートとして、全国の既婚者を対象に「どのタイミングで相手の家族に会いましたか」について質問してみました。結婚することで家族になるのですから、当然紹介されるべきなのですが、家族に会うタイミングというのは非常に重要です。紹介される側にとっても緊張の瞬間でしょう。
【質問】
どのタイミングで相手の家族に会いましたか?
【回答数】
プロポーズされてから:48
付き合ってすぐ:21
付き合って1年前後:17
プロポーズの直前:6
その他:15
【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:【結婚】既婚
■調査期間:2017年06月06日~2017年06月20日
■有効回答数:100サンプル
■「プロポーズされてから」という人のコメントは、次の通りです。
・とにかく、お互いの気持ちを再確認することが大事なので、プロポーズが完全に終わってからです。(40代/女性/個人事業主)
・結婚すると決めてからお互いの両親に会いに行きました。その方が、ちゃんと挨拶できそうだったからです。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・プロポーズされてから相手の両親に会いに行きました。兄弟など家族全員に会ったのは結婚した年の年末年始の集まりです。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・遠距離恋愛だったので、いろいろなことが整ってからの顔合わせとなりました。(40代/女性/専業主婦(主夫))
プロポーズされてからという人の多くが結婚の意思を固めてからのほうが、家族に対してきちんとした挨拶ができると考えているようです。結婚への誠実さがうかがえます。
■「付き合ってすぐ」という人からはこんな意見がみられます。
・結婚を意識していたので、どうせ顔合わせするなら早い方が良いだろうと思って付き合ってすぐに会いました。(30代/男性/個人事業主)
・付き合い出す前から家族と一緒に住んでいる家に遊びに行っていたので、顔を合わせていたからです。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・会ったのは付き合ってわりとすぐです。結婚の事も考えていましたし、相手の親にもどういう人間か見て安心してもらいたかったので。(40代/男性/正社員
付き合ってすぐという人の多くは、結婚を前提として付き合い始めているという理由があるようです。付き合ってすぐに結婚する相手であると認識すると言った運命的なものを感じられます。
■「プロポーズの直前」という人はこのようなコメントです。
・プロポーズすると決めたときには家族になることがわかっていたので、家族にあった。(30代/男性/正社員)
・プロポーズの直前に相手家族と会いました。その反応を見て、プロポーズしたんだと思います。(30代/女性/正社員)
プロポーズの直前というのも結婚の意思を固めていると受け取れます。プロポーズの前に相手の家族に会うことで、プロポーズへの心意気も感じられます。また、プロポーズが成功することへの自信も感じとることができます。
■「その他」からはバラエティに富んだ意見が聞かれます
・結婚する前、夫の家族は別の国に住んでいたので、結婚式の時に実際にお会いした。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・結婚式の4ヶ月前にまずは旦那の家に行って御両親に挨拶し了承を得てからじゃないと、自分の家族に合わせるのが嫌だったので(40代/女性/専業主婦(主夫))
・お互いの親にはあまり会おうという話にこれまでの間ならなかったが、妊娠がわかり子供が出来たのでその報告と一緒に紹介することになった。(20代/女性/専業主婦(主夫))
遠距離恋愛や外国人が相手で会った場合には、家族に会うタイミングを取るのが難しいでしょう。しかし、家族と会えなくても結婚の意思はしっかりと固まっていたとうかがえます。さらに、妊娠が分かったタイミングなどでも、結婚と家族に会うことが結び付けられて考えられているようです。
アンケートの結果、結婚が決まったから家族に会ったというのが多く、結婚が決まる前であっても結婚を意識した時点で家族に紹介したという意見が多くみられました。さらには、結婚前提で付き合っていたのですぐに会ったという意見もあり、結婚することと家族に会わせることは結び付けて考えているようです。遠距離などでなかなか家族に会うチャンスがない場合にでも、お正月などのタイミングで家族に紹介するという意見もあり、家族の大切な集まりに参加することで、相手にとって自分が大事な人であることを感じる瞬間でもあるでしょう。それは相手を恋人から家族として迎え入れ、新しい家族を一緒に築くという誓いであるとも言えます。男性にとって相手の家族に会うのは緊張の瞬間でしょう。特に相手の父親に認められるかどうかで結婚を許してもらえるかどうかが決まります。言葉遣いや社会人としてのマナーをきちんと守り、誠実な印象を与えるようにしましょう。手土産も忘れずに持参し、相手の名前を呼び捨てにしないことや、長居しすぎないように努めることもマナーです。
プロポーズは彼女の努力あってこそ?
結婚適齢期を迎えている場合や、付き合いが長いにもかかわらずプロポーズの言葉が聞けない場合には、煮え切らない感情を持つこともあるでしょう。それでも男性側からプロポーズされたいと願う女性は多いようです。そこで2つ目のアンケートではプロポーズを待ったことのある既婚女性100人に「プロポーズしてもらうために何か自分からしたことはありますか?」という質問をしてみました。
アンケートの結果としてのコメントもさまざまです。
・ゼクシー買ってみたんだけど。と漏らして伝えたことがあった。もちろん深刻な顔はしないで。(20代/女性/正社員)
・夜景のきれいなところや景色のきれいなところに行って雰囲気を作るようにしました。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・入籍したい日を相手に伝えてそれまでに全ての行事が進むようにしてもらった。(20代/女性/専業主婦(主夫))
・特にしていません。とりあえず授かっていたので「私は生んで育てるけど、どうする?」と聞いたら「結婚して」と言われました。(30代/女性/正社員)
・なし。特にプロポーズしてもらいたいと思っていなかったし、されてもいない。でも、人から聞かれることもあるのでしてもらうべきだったか?!(40代/女性/専業主婦(主夫))
・特に自分から働きかけたというわけではありませんが、普段の会話の中で結婚後の暮らしのことなどを話し合っていたので、相手にも結婚の意志があることは伝わっていたと思います。(50代/女性/専業主婦(主夫))
男性が気づかないうちに女性は何かしらのアプローチを送っているようです。
アンケートの結果、なかなかプロポーズをしてくれない男性に業を煮やしながらも、はっきりとは言い出せない乙女心が垣間見られます。ここで興味深いのは20代、30代の女性は控えめでありながらも、男性に結婚を意識させるようなアプローチを仕掛けています。わざと夜景のきれいな場所に連れていってプロポーズのタイミングをさりげなく与えてみたり、結婚情報誌を購入したことで結婚を意識していると遠回しに伝えたりと、あの手この手を尽くしている感じが見受けられます。
しかし、40代や50代の女性の場合には家族の後押しや、男性には結婚する意志はあるのだと思って特に何もしなかったなど比較的結婚に対しても大らかであったようです。現在プロポーズを考えている男性にとっては、20代や30代の女性の意見は見逃せないでしょう。女性がさりげなく出している「プロポーズアピール」を敏感にキャッチすることが大切です。彼女たちの努力を無駄に終わらせないために、与えられたチャンスは逃さないようにするべきでしょう。男性には出産というリミットがないために結婚への焦りがないようですが、女性は結婚と出産が直結していることが多く、周りの結婚話や出産話に焦りを感じる人も多いのです。いつかは結婚しようでは、大切な人を逃してしまうとこにもなりかねません。男性は女性からの結婚アピールを感じたら、大切な人のためにも結婚に向けて行動しましょう。
【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性 【結婚】既婚
■調査期間:2017年06月06日~2017年06月20日
■有効回答数:100サンプル
婚約指輪はその人にとって一番のものを
アンケートの3つ目には、既婚男性に対して「婚約指輪を選ぶ基準を教えてください」という質問をしてみました。結婚指輪は2人でお気に入りを探せるのに対して、婚約指輪はプロポーズのときに贈られるものなので、男性が選ぶことになります。女性が身につけるものを男性目線で選ぶので、かなり慎重に選ぶ必要があるではないでしょうか。
【質問】
婚約指輪を選ぶ基準を教えてください。
【回答数】
デザイン:55
金額:49
ブランド:11
その他:9
【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:【性別】男性
■調査期間:2017年06月06日~2017年06月20日
■有効回答数:100サンプル
やはり気に入ったデザインのものが長く愛されるという理由でしょうか。
■「デザイン」で選んだ人のコメントにはこんなものが見られました。
・できれば世界に一つだけのデザインにしたいので。婚約は人生で大きな出来事ですし。(20代/男性/パート・アルバイト)
・金額が高額でも、見た目が悪かったら嫌なので、デザインを選択させて頂きました。(30代/男性/派遣社員)
・一番は贈る相手のことを考え、相手に気に入ってもらえる指輪を選びます。(30代/男性/無職)
長く使い続けるものであるからこそ気に入ったデザインを選ぶという理由が多いようです。
■金額で選ぶ人からはこんな意見も聞かれます。
・給料の三ヶ月分と昔から言われているので、最初に金額を意識してしまいます。(30代/男性/個人事業主)
・指輪は好きでないのでなるべく費用を抑えてプレゼントしたいと思います。(20代/男性/正社員)
・金額が高ければ、一番簡単に相手に対して誠意を伝えることが出来る。(30代/男性/正社員)
給料の三カ月分というのが背景にあるようで、その値段を基準に高いほうがいい、安いほうがいいと意見が分かれているようです。
■ブランドを重視する人からはこんなコメントがあります。
・これからも身につけておくものと考えると、ハイブランドの指輪であれば世間からの見え方もよく、ずっとつけていられると思うから。(20代/男性/パート・アルバイト)
・出せる金額の制限内で、よりブランド力のある指輪を選びたいため。(40代/男性/正社員)
・一生ものなので出来れば高品質で素敵なものが良い。有名ブランドの指輪は一目見てものが良い事が分かるし、細部までこだわった丁寧なつくりにも惹かれるからです。(40代/男性/正社員)
・常に指に着けているものであり、人目に触れやすいものでもあるので、見た目にはこだわりたいと思うから。(20代/男性/正社員)
特別のものだからハイブランドのほうが長く使えるという意見が多くみられます。普段はブランド物を意識しない人でも婚約指輪への特別感が感じられます。
■「その他」を選んだ人からはこのようなさまざまな意見が出ました。
・基本的には付ける人(相手の女性)が好むものを選べばいいと思う、馬鹿みたいに高かったりしない限り。(30代/男性/正社員)
・常に身につける物だから、装着した時に痛くないか重くないかを考える(20代/男性/正社員)
・相手が喜ぶものをあげるのが最もよいプレゼントであると思う。ということで、相手に聞いてみる。(40代/男性/個人事業主)
相手が気に入ったものを身につけてほしいから相手に選んでもらうことや、相手の好みやつけやすさを優先させるという優しさにあふれた意見が見られます。
デザイン重視で婚約指輪を選ぶ場合には相手に気に入ってもらえるものが良いと考える意見が多く、長く使うものだから気に入ったものをという考えであるようです。金額重視の意見には給料の3カ月分というのが基準になっている人や、逆にそれが重荷に感じられている人も見られます。その中にも金額で誠意を伝えたいというポジティブな意見もありました。ブランド重視の人はブランドの持つ高品質にひかれるという意見が目立っています。その他には相手に聞く、女性が選ぶべきという意見もあります。婚約指輪はプロポーズの時には欠かせないアイテムでありながら、女性が身につけるアイテムだけに男性が選ぶのは難しいようです。しかし、女性の喜ぶ顔を思い浮かべながら、その人が気に入ってくれるものを選ぶという傾向にあります。コメントから考えられるのは、婚約指輪を選ぶのに基準になるポイントがデザインであっても、金額であっても、その人に喜んでもらえることが一番重要であるということです。
女性にとって婚約指輪はあこがれのアイテムであり、子供のころから描いた理想の婚約指輪があるという人もいます。一生のうちに1つしかもらう事の出来ない婚約指輪ですから、慎重に選ぶ必要があります。女性に気に入ってもらえる婚約指輪を贈るためにも、どのような婚約指輪が理想であるのかをさりげなく聞き出すことも肝心でしょう。サプライズを仕掛ける予定のある場合には女性が普段から身につけているアクセサリーなどから好みを判断したり、女性の友達に聞き出してもらったりすることも効果的です。それでも女性の好みのデザインやサイズをしっかりと把握できないこともあるでしょう。近頃では婚約指輪を一緒に買いに行くカップルも増えてきていますので、不安な場合には一緒に選ぶ方法を選ぶのが無難かもしれません。プロポーズの言葉として婚約指輪を買いに行く約束を取り付けるのもいいでしょう。
逆プロポーズもあり?男性の本音は?
次のアンケートでは、男性を対象に「逆プロポーズってどう思う?」について質問してみました。男性からするイメージが多いプロポーズですが、女性の社会進出にともなって事情は変わってきているようです。実際のところ、男性もプロポーズされたいのでしょうか。
アンケートの結果には非常に興味深い意見が飛び出しています。
・女性の方からのプロポーズは大変いいことだと思います。はっきりしない男子より女子の方がリーダーシップあると思います。(40代/男性/個人事業主)
・男側からでも女性側からでもよいと思っているので、逆プロポーズに違和感ありません。(30代/男性/正社員)
・自分は恥ずかしがり屋なのでむしろ相手から言ってくれた方がうれしい。(20代/男性/学生)
・場合によってはかっこいいかもしれませんが、出来れば男性からがいいかなと思いますね。(30代/男性/正社員)
・それも時代かなと思う。女性の方が男性よりも収入が多いこともあるだろうから。(50代/男性/派遣社員)
・ありだと思います。ですが、ほぼ両想いの時の逆プロポーズでないと、なかなか成功しないような気がします。やはり男としては男からプロポーズしたいですね。(20代/男性/個人事業主)
女性からプロポーズをしてもいいという意見に加えて、それでもやはり男性からしたいという意見が多くみられます。
アンケートの結果から、男女平等の時代が来ているだけに女性からプロポーズをしても違和感はないという意見が見立ちました。消極的な男性が増える中、女性がプロポーズするのが自然であるとの意見も聞かれます。しかし、それは一般的な意見であり、実際に逆プロポーズされることを自分の立場に置き換えた意見では、女性側にプロポーズされたいという意見は非常にわずかでした。特に20代や30代といった結婚を考える年代の男性からは、逆プロポーズされることはうれしいが男性側からするべきという意見も多く、男性のプロポーズに対する責任感も感じられます。プロポーズすることで、これまでの生活が大きく変わりますので勇気のいる行動であると言えるでしょう。男性にとって結婚とは家族を養う事であると考える人が多く金銭面での不安からプロポーズに踏み出せない人も多いようです。しかし、女性は結婚を意識しだす年齢が男性よりも早く訪れるため、結婚に対して男性よりも現実的な考えを持っています。そのため、女性からのアプローチも多いようです。男性にとっても煮え切らずにいたときにプロポーズされることで結婚へと前向きに考えることができるでしょう。
2人にとって本当に大切なことは、どちらがプロポーズするという事ではありません。これからも一緒にいたいという気持ちや、一緒に人生を歩んでいきたいという気持ちが大切なのです。その気持ちが一致していれば、プロポーズは一種のきっかけづくりであるとも言えるでしょう。しかし、男性からプロポーズをしたいと考えている場合には女性からの結婚のサインに気づき、女性側からプロポーズされる前に結婚の意思を固めることが大切です。女性からのアプローチが少しでも感じられて時点で、女性からの「断らない」サインが出ているのです。プロポーズをする側にとって断られない自信ほど安心できるものはないでしょう。そのようなサインが少しでも感じられた場合には、女性が気に入る婚約指輪を手に自分から自信をもってプロポーズするのがいいでしょう。
【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:【性別】男性
■調査期間:2017年06月06日~2017年06月20日
■有効回答数:100サンプル
実際に見て決めるのが一番
最後に、「婚約指輪を選ぶ時参考にしたものを教えて下さい」という質問をしました。これは既婚者の男女を対象に行ったアンケートで、一生ものの婚約指輪を選ぶときにどういったものを参考に決めたのかを質問しています。結婚情報誌やインターネットのでも多くの情報が見られる現代では、どのような選び方が最適であると考えられているのでしょうか。
【質問】
婚約指輪を選ぶ時参考にしたものを教えて下さい。
【回答数】
店頭で実際に見に行った:67
雑誌など紙媒体:23
InstagramなどのSNS:3
その他:22
【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:【結婚】既婚
■調査期間:2017年06月06日~2017年06月20日
■有効回答数:100サンプル
たくさんの情報が手に入る時代であっても、一生ものの婚約指輪を選ぶのは実際に店頭でという意見が多くみられます。
■一番多かった「店頭で実際に見に行った人」からはこのような意見があります。
・誕生石のものがほしかったので、実際にいくつかのショップの店頭で見て気に入ったものを選びました。(50代/女性/パート・アルバイト)
・実際に指にはめて似合う形か見てみたかったので直接お店に行きました。(20代/女性/専業主婦(主夫))
・色々なお店を彼と一緒に回りました。ワクワクドキドキしたのを覚えていますし、すごく素敵な思い出です。(30代/女性/専業主婦(主夫))
店頭では、実際に手にとって見られるという安心感があるようです。さらに一緒に買いに行くという楽しい思い出も残っています。
■雑誌などの紙媒体を参考にして決めたという人はこんな意見でした。
・ネットの普及前の時代だったので、ゼクシィやファッション雑誌の特集で調べてから店舗に行って、試着しました。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・最終的には店頭でデザインを決めたが、行くお店は結婚情報誌で気になったデザインがあったところにした。(30代/女性/専業主婦(主夫))
■InstagramなどのSNSで決めたという人はこういう理由でした。
・仕事が忙しかったために店頭に見に行くことが困難だったため、インターネットで目星を付けてから店頭に行きました。(20代/女性/パート・アルバイト)
■その他の意見にはさまざまな意見があがりました。
・夫が密かに用意してくれていたため、特に自分は購入に関与していません。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・婚約指輪は彼の祖母から受け継いだものだったので、選ぶ余地がなかった。(40代/女性/専業主婦(主夫))
その他には女性からの意見が多く、男性側が選んだから関与していないという意見が多くみられます。
実際にお店に行って選んだという人には、実物を見てみないことには宝石の輝きや大きさ、さらに、その指輪が実際に似合うかどうかがわからないという意見が目立ちました。紙媒体で選んだ人であってもInstagramなどのSNSで決めた人でも、目星はつけたけれど実際にはお店に行って選ぶというのが多いようです。実際にお店に行って一緒に選んだほうが楽しいという意見もありました。その他には、婚約指輪を買わなかった人や、家族から譲り受けたという人もいます。
婚約指輪はプロポーズの時に必要ですが、プロポーズの後に2人で選びに行くという人も多いようです。愛し合っている2人だからこそ一緒に選ぶのがいいという意見にもうなずけます。実際のお店で一番似合うものを一緒に見つけるのも思い出に残る時間であると言えるでしょう。しかし、一緒に選びに行ったからと満足してはいけません。お店で女性が一人で選ぶのではなく、きちんと女性の意見を聞くことや、女性の好きそうなデザインをさりげなくおすすめすることが必要です。一緒に選んだ指輪であるという事が重要ですので、男性も指輪選びに参加しましょう。サプライズで指輪を渡すことを計画している場合には一緒に選びに行くことができません。そのため、下調べをしっかりと行い、女性のサイズや好みのデザインを把握しておきましょう。店頭では経験豊富な店員がさまざまなアドバイスをしてくれますので、不安になることもないでしょう。女性のファッションの好みや、普段の生活をヒントにおすすめの婚約指輪を探す手助けをしてくれます。宝石やアクセサリーの知識が少ない男性にとって、お店に行って購入するのがベストであるとも言えるでしょう。
一生ものの婚約指輪でプロポーズを
アンケートの結果から、婚約することは家族になることであると考える人が多く、プロポーズのタイミングや結婚を意識しはじめた時に家族に紹介する人が多いようです。結婚は家族になるという事なので、家族の一員として受け入れたいという気持ちの表れでしょう。そのため、相手の家族に会うときには誠実な人柄が判断されるように努めましょう。きちんとマナーを守り、相手の家族に対して好印象を与えることが重要です。しかし、緊張しすぎるのもいけません。適度な緊張感をもってきちんと挨拶ができるように準備をしていくことが大切です。
結婚に十分なほどの付き合いの長さであっても男性からなかなかプロポーズされずに待たされていると感じる女性も多いようです。結婚に対して現実味が帯びてくると、女性からはさりげないアプローチが見せられています。女性は男性に比べて結婚を意識する年齢が早いという事もきちんと理解し、少しでも早くそのアプローチに気づき、プロポーズへと進めましょう。男性にとって結婚はまだ先のものだと感じることも多いようですが、女性には出産というリミットや、周囲が結婚に向かって準備し始めたことで焦りも感じているのです。そういった気持ちに気づいてあげられるのも1つの優しさであると言えるでしょう。
しかし、いざプロポーズとなっても普段からアクセサリーを身につけない男性にとっては、プロポーズの際に必要である婚約指輪を選ぶのは非常に困難です。どういったものを選んでいいかわからず、頭を抱えることもあるでしょう。それでもアンケートの結果からも見られるように、その人に一番似合うものを喜んでくれる顔を想像しながら選ぶのも楽しいものです。女性にとっても自分のために心を込めて選んでくれた婚約指輪は一生の宝物となるでしょう。お気に入りのデザインや、その人らしいデザインのものを選ぶのが最適であると言えます。女性にさりげなく好みやサイズを聞き出すことも肝心です。
時代の変化とともに、女性からの逆プロポーズもありだという意見も多くみられますが、男性の本音としては自分から男らしくプロポーズしたいと願っていることが読み取れます。一生ものの婚約指輪を手に、女性へのドラマチックなプロポーズを考えましょう。プロポーズの際の婚約指輪は実際にお店に足を運んで選ぶことで、雑誌やインターネットではわかりづらい部分も手に取って確かめることができます。宝石に詳しくない男性であっても、お店で直接選ぶことで店員のアドバイスも受けられ、最適な婚約指輪探しのお手伝いもしてもらえます。女性のイメージや好みを伝えるだけで、プロの目線からその女性にぴったりの婚約指輪を見つけてくれるでしょう。
気持ちを込めて選んだ婚約指輪でのプロポーズは女性にとっても最高の瞬間です。サプライズを考える人はぜひ前もってお店で婚約指輪を購入しておきましょう。婚約指輪は女性にとってあこがれの指輪です。一生のうちのたった1つの指輪ですから、女性にとっても譲れないこだわりがある場合も考えられます。男性にとってもどうしても女性が選んだものが良いという人もいるでしょう。そういった場合には、一緒にお店に行って選ぶのもおすすめです。近頃では多くのカップルが一緒に婚約指輪を選んでいる傾向にあります。2人にとっての一生の宝物となる婚約指輪ですので、一緒に選ぶことで忘れられない2人の思い出にもなるでしょう。結婚をする意思が固まれば、婚約指輪の購入に誘い出すのがプロポーズにもなるでしょう。上手に演出することでサプライズも可能です。ぜひお店に行って2人にとって最高の婚約指輪を見つけましょう。