指輪は、古来より「契約」を意味する重要なアイテムとして用いられてきました。契約とは最も強く固い約束事の一つです。それが転じて、これから生涯の伴侶としてやっていこうという、お互いの意思を確認するために、結婚の際は指輪を買うのが通例になっています。しかし価値観が多様化する昨今、プロポーズの際にリングを渡すのは必須なのでしょうか?改めて考えてみたいと思います。
結婚への本気度を示すにはリングを渡すのが有効!
リングは昔から用いられている説得力の強いアイテムだけに、結婚の本気度示すには有効と言えるでしょう。ただし、お互いの気持ちが確認できていない段階で渡そうとしてしまうと、ちょっと気まずい展開になることも考えられます。十分に親密度を高めてから思い切って渡してみてください。きっと揺れ動き、迷っている彼女の気持ちを結婚に大きく傾けられますよ。リングは既婚者の証として現代でも身につけている人がおおいため、結婚という憧れや想像がぐっと現実味を増してきます。もちろん、リングだけではなくプロポーズの言葉も忘れずに。
ファッションへのこだわりが強い彼女は、後日一緒に選ぼう
常日頃から彼女がファッションへ強いこだわりをもっていたり、身に着けるものは自分で選びたいというタイプだったりする場合は、二人で一緒にリングを選びに行くというのも有効な手段です。実際に女性が身に着けてみないことには、雰囲気もわからない場合があるので、実物を見たり実際に着けてみたりできると彼女の満足度もあがります。また、女性は共感に対する欲求が男性よりも高い傾向にあります。二人で一緒に記念の品を選ぶという共同作業が、絆を強めることにも繋がるのです。彼女のこだわりを満たしつつ、二人の絆を強めるために絶好の機会かもしれませんね。
準備したのに断られたら…みんなどうしてる?
意を決して彼女にプロポーズをし、リングを渡してみた結果「今はまだちょっと・・・」と断られた場合、少し時間を置くのが良いかもしれません。その場で強引に話を進めてしまうよりも、彼女が悩む時間を意図的に用意してあげましょう。悩んだ末に出した答えは、彼女の自分の気持ちとして納得しやすいのです。何より、もし悩んだ末の答えがお断りだった場合でも、二人の関係が終わるわけではありません。まだタイミングが来ていなかったということ。意を決したプロポーズの答えがノーであったとしても、がっかりする気持ちをぐっとこらえて「もう少し今のままでいようか」と将来へ意識を向けましょう。彼女は彼が真剣に考えていてくれることを、決してマイナスには捉えないはずです。いつかその勇気が実を結ぶときがくるかもしれませんよ。