プロポーズは人生のなかでも特別なイベントのひとつです。一生記憶に残るような素敵な思い出にしたい、と考える人も多いでしょう。感動的なイベントを盛り上げる方法のひとつとして、フラワーギフトのプレゼントはいかがでしょう。プレゼントを渡す側も、受け取った側も幸せな気持ちになり、気分がさらに高まるようなプロポーズ向けのフラワーギフト選びについて詳しく紹介します。

今人気が高いプロポーズって?

一般的に、プロポーズのときに相手に喜ばれて、人気があるギフトについて見ていきましょう。定番であり、プロポーズのアイテムとしても使えるプレゼントとしては「花束」が挙げられます。プロポーズの言葉と共に真っ赤なバラの花束を差し出せば、きっと良い演出になるでしょう。女性の好みに合わせたネックレスなども喜ばれます。

また、婚約指輪をプロポーズ時に受け取った場合、サプライズ効果もあり、うれしいと感じる女性もいるでしょう。その一方で、自分が好きなデザインの婚約指輪が欲しかったと考える女性もいるかもしれません。そのため、プロポーズのときに婚約指輪を渡さずに、最終的なプレゼントとして渡す方法があります。そうすることで楽しみをさらに先に延ばすことができます。また、婚約指輪が届くまでワクワクした気持ちが長く続き、相手の好みにあった婚約指輪をオーダーメイドすることができるので一石二鳥といえるでしょう。二人で選ぶ婚約指輪には、格別な思いを込めることができます。このようなメリットがあることから、プロポーズには指輪以外のものをプレゼントして、その後正式に婚約指輪を贈る方法はとても人気があります。

プロポーズでプレゼントをする場合の予算はいくら?

プロポーズには花束は欠かせない。そう考えたとき、どれくらいの金額をみておけばよいのか気になるものです。生花であれば2000~3000円ほどの予算をみておきましょう。せっかくなので大きくて豪華なものにしたいという場合は、5000円~1万円くらいあれば希望により近い花束になります。プロポーズの花束に一般的な相場はありません。それ以上の予算をみれば、さらに豪華な花束を贈ることができるでしょう。しかし、花束はいずれは枯れてしまうものなので、予算を考えてそれなりの金額に収めておき、他のプレゼントにお金をかける方法も併せて検討します。

生花は枯れてしまうので、なんとなく寂しいと感じることもあるかもしれません。そんなときにはプリザーブドフラワーを検討してみてはいかがでしょうか。正しく保存すれば10年以上は飾ることができます。さらに、フラワーギフトとして贈る場合にはきれいな箱に入っていたりガラスの靴などに入っていたりするものもあり、プロポーズにぴったりの雰囲気になります。プリザーブドフラワーを贈る場合の予算は5000円~1万円ほどみておくとよいでしょう。
婚約指輪は後でゆっくり一緒に選びたいという場合は、ネックレスやピアスなどの普段使いができるジュエリーをプロポーズ時にプレゼントしてはいかがでしょう。予算としては3~5万円程度が相場です。

婚約指輪をあとで選ぶときには、相手の価値観が影響を与えることがあるかもしれません。価格よりも好きなデザインを優先したいという人もいれば、気持ちがあれば十分という人もいます。しかし、一般的に婚約指輪の予算は給与の1.5カ月ほどが相場です。そのため、フラワーギフトの予算と婚約指輪の予算それぞれについてしっかり把握しておくことが大切です。プロポーズのプレゼントにお金がかかりすぎて、婚約指輪を用意する金額が足りなくなって困ったということは避けたいものです。

フラワーギフトを選ぶときのポイント

プロポーズで花束を贈るとき、定番ともいえる生花で赤いバラを選ぶことが多いのではないでしょうか。しかし、生花はいつかは枯れてしまうもの。また、プロポーズ当日に準備しなければならず、持ち運びが大変なので時と場合によっては適さないこともあるでしょう。そのため、上段のとおりプリザーブドフラワーなどを検討してみることもひとつの方法です。プリザーブドフラワーは生花と違って長い時間保管できるため、記念品として適していることもメリットといえるでしょう。

花束との大きな違いは、プリザーブドフラワーにはさまざまなアレンジメントが可能であることです。たとえば、小さな箱にきれいにアレンジされていたり、オルゴールの箱に入っていたりと、アレンジメントは比較的自由に行えます。さまざまなシチュエーションでプレゼントに使えるプリザーブドフラワーですが、もちろん、プロポーズ用に特別にアレンジされているものを探すこともできるでしょう。特に旅先やホテルのレストランなどでプロポーズをしたいときには、コンパクトにアレンジしてもらうこともできるので場所をとられることなく、持ち運びも楽です。

知っておきたいバラの本数と意味

プロポーズのときにバラの花束を贈られることを連想する人も多いのではないでしょうか。そんなバラの本数にはそれぞれ意味があるのを知っていますか。たとえば、365本のバラの意味は「あなたが毎日恋しい」という意味です。108本のバラは「結婚してください」というメッセージになります。99本のバラは「永遠の愛」を表します。しかし、さすがにこれだけの量のバラの花を直接渡すことはあまりないでしょう。ちなみに、50本のバラは「永遠・偶然の出会い」、40本のバラの意味は「真実の愛」というメッセージが込められています。

手渡しをするのにより現実的な本数、と考えたときには12本ほどのバラであれば可能でしょう。12本のバラの意味は「私の妻になってください」という、ストレートにプロポーズの言葉を表す意味なのです。11本のバラであれば「最愛・宝物」の意味があり、これからも大切にしていくというメッセージが伝えられます。3本のバラの意味は「愛しています」という意味があります。2本では「この世界は2人だけ」、1本の場合は「私にはあなただけ」など情熱的な意味があるのです。

フラワーギフトのプロポーズ体験談

昔の映画でみたように花束を渡しロマンチックなプロポーズがしたいと考える人も多いかと思います。しかし、時と場所を選ばないと相手に少し恥ずかしい思いをさせてしまった、プロポーズは受けてくれたけれどちょっと失敗してしまった、という経験談があります。プロポーズが成功したという人とは、どのようなポイントで差がつくのでしょうか。

失敗例としては、たくさんの赤いバラの花束をもらったときには感動してもらえたものの、相手の家は電車で数時間かかるところにあり、相手は混雑した電車の中で大きな花束を抱えて過ごさなければならず、電車の中で人の視線がとても気になってしまったという結果に。また他に、プロポーズで花束をもらったものの、その後予約していたレストランに花束を持ち込めなかったために結局デートができなくなってしまったというパターンも。花束を渡したあとの状況も考えておかなければ、残念な結果になってしまうことがあります。

成功例としては、あらかじめ泊まるホテルのバルコニーのテーブルにさりげなくプレゼントの花を飾っておき、感動してもらえたそうです。また、花の量にはこだわらず一本のバラにメッセージを添えて渡したら喜んでもらえた、小さな箱にきれいにアレンジされたバラのプリザーブドフラワーを手渡したところ、中に入れておいたメッセージを女性が見つけて、サプライズを演出できたというエピソードもありました。

気持ちを伝えるためにフラワーギフトを贈ろう

プロポーズを一生に一度の素敵な思い出にするためには、プレゼントによる演出は欠かせないでしょう。そのなかでも、フラワーギフトのプレゼントは相手も喜んでくれる可能性が高くおすすめです。プロポーズといえば赤いバラの花をイメージする女性も多いですが、贈るバラの本数にもそれぞれ意味があるので、そこまで踏まえられると相手に真剣な気持ちがより伝わり、印象に残るプロポーズとなるでしょう。