夫婦の絆の証として「結婚指輪」は代表的存在ですが、「婚約指輪」とは異なり、夫婦二人が着ける点が大きな特徴ではないでしょうか。そのため、結婚指輪を購入するときは二人が納得できるものを選びたいですよね。結婚指輪の材質やデザインにはいろいろなものがあります。婚約指輪と重ねづけできるタイプも注目されています。また、リングの内側に刻印することで、夫婦の絆がより一層深まるのではないでしょうか。リングの刻印はどのようなものを入れるか、プロポーズを予定している男性は迷うかもしれませんね。そこで、結婚指輪におすすめの刻印について、既婚男女100人のみなさんに聞いてみました。

【質問】
夫婦愛が現れる?結婚指輪の刻印はどんなものを入れましたか?

【回答数】
入籍日や結婚式の日付:49
お互いの名前:33
刻印は入れない:15
愛のメッセージ:3

入籍日や結婚式の日付を入れた人が最も多い!名前のイニシャルも

アンケートの結果、「入籍日や結婚式の日付」と答えた人が最も多いことがわかりました。

・その時の気持ちが甦って何周年かが分かりやすいと感じた為。お互いに名前の頭文字も入れました。(30代/女性/専業主婦)
・言葉でカッコよく何かを入れるのは恥ずかしかったので、シンプルに入籍日だけ入れてもらいました。(30代/女性/契約派遣社員)
・夫は日付に弱く、自分の生年月日もいつも1年ずらして覚えていたり、子供の誕生日も間違えたり。なので、忘れないように日付にしました。でも、結婚指輪は着けてくれないので、結局毎年結婚記念日は忘れられています。(30代/女性/専業主婦)

入籍日や結婚式の日付だけでなく、イニシャルも入れた人が多いようです。大切な記念日を入れることで結婚当初の初々しい気持ちを思い出せるほか、入籍日などを忘れたときに指輪で確認できるメリットがありますよね。メッセージの刻印に抵抗がある人にもオススメではないでしょうか。ただし、指輪を着けていないと意味がないかもしれません。なお、こちらの回答を選んだ人は女性に多いこともわかりました。

名前の刻印を重視した人も!記念日は必須ではない?

アンケートの結果、「お互いの名前」と答えた人が二番目に多いことがわかりました。

・日にちを入れようかとも思いましたが、お互いの名前とその間にハートのマークを入れて作って頂きました。(40代/女性/会社員)
・お互いの名前のイニシャルを入れました。日にちは入れませんでしたが、満足しています。(20代/女性/専業主婦)
・名前全ては入らなかったのか?イニシャルでしたが、○○ to ○○と入っています。特に希望も聞いてもらえませんでしたので、宝石店の決まりだったようです。(50代/女性/専業主婦)
・いつまでも初心を忘れないように、お互いのイニシャルと記念日を入れました。(20代/女性/会社員)

記念日(日付)の刻印を意識した人もいますが、記念日は必須ではないかもしれません。名前の入れ方はカップルにもよりますが、イニシャルが多いほか、お店で決まっている場合もあるようです。このように、こちらの回答を選んだ人には、ネーム入れを重視した傾向があることがわかる結果となりました。もちろん、名前と記念日の両方を入れた人がいる点にも注目されます。

刻印よりも指輪への思い入れが大切!?無刻印を後悔する人も

アンケートの結果、「刻印は入れない」と答えた人が三番目に多いことがわかりました。

・特に指輪はこだわりがなく既製品を買ったので、刻印も入れなかった。(30代/女性/専業主婦)
・刻印を入れるという発想がなかったし、結婚指輪にはあまりお金をかけたくなかったので、刻印を入れなかった。(30代/女性/専業主婦)
・とくに刻印はいれませんでした。指輪に二人の思いを、どれだけいれられるかどうかだと思います。(30代/男性/自営業(個人事業主))
・当時刻印は必要ないと思ったが、今となってはイニシャルを入れてもよかったかなと思う。(40代/女性/会社員)

結婚指輪に刻印しなかった人からは、既製品を購入した、お金を掛けたくなかったとの意見が寄せられています。刻印に思いが至らなかったとの回答理由にもうなずけました。刻印の有無よりも、結婚指輪への思い入れが大切なのかもしれませんね。なお、刻印なしにしたことを後悔する人もいますが、結婚指輪を検討するときは長い目でみて慎重にするとよいのではないでしょうか。

メッセージの刻印にはそれぞれの「こだわり」が!

アンケートの結果、「愛のメッセージ」と答えた人が四番目だとわかりました。

・二人にしかわからないキーワードのようなものを入れました。お店の人に確認されました。(30代/女性/会社員)
・{everydeysmile}と入れました。 毎日、二人で笑い合える家庭を築きたかったからです。(30代/男性/会社員)
・将来、自分の子供が指輪を借りるかも知れないので、日付や名前は避けました。(40代/男性/会社員)

二人の合い言葉にした人や、英文でのメッセージを入れて人生の指標にしている人もいますよね。子供が指輪をはめることを想定した場合、日付や名前ではなくメッセージにしたほうが無難かもしれません。こちらの回答を選んだ人は3人ですが、それぞれに「こだわり」があることも見て取れます。

結婚指輪の購入時には男性が女性をリードすることをおすすめ!

アンケートの結果、「入籍日や結婚式の日付」と答えた人が最も多く、全体の約半数になることがわかりました。いわゆる「二人の記念日」ですが、お互いの名前も一緒に入れた人も少なくないようです。一方、名前のみの刻印をした人は、記念日への想いはあまり強くないのかもしれません。結婚指輪をどのようにするのかはカップルによってもいろいろですが、これからの人生をともに歩むためにも、お互いが納得できるように話し合うことが大切ではないでしょうか。また、男性のみなさんは女性の気持ちを考えてリードすることをおすすめします。

アンケート実施概要

■調査地域:全国
■調査対象:【結婚】既婚
■調査期間:2016年11月07日~2016年11月21日
■有効回答数:100サンプル