プロポーズにも一連の流れがあります。プロポーズが受け入れられた後はほっとした気持ちになって安心してしまいがちですが、結婚式・入籍までに必要な準備をスムーズに進めていくことが求められます。今回は、プロポーズの準備の流れ・当日の流れ・プロポーズ後の流れ・結婚式の準備の流れについて分かりやすく解説していきます。

男性から彼女にプロポーズをする際の流れ

「プロポーズは男性からするもの」といったイメージが持たれがちですが、プロポーズは必ずしも男性側から行わなければならないというものではありません。しかし、男性から女性に向けて愛の告白をする傾向が高いといえます。
まず、プロポーズをするにあたってはコンセプトを決めておくことが大切です。例えば、「サプライズで彼女を驚かせたい」「ロマンティックな演出にしてみたい」というのも立派なコンセプトです。そして、コンセプトが決まったら、日程やタイミングを決めていきます。記念日や彼女の誕生日など、一生覚えていられるような日にちを設定しましょう。
場所・演出プランに関しては、男性が最も悩むところです。場所は「夜景が見えるところ」「思い出のレストラン」など、プロポーズをした日が記憶に残るようなスポットが適しています。演出プランで迷ったら、友人やレストランのスタッフなどの自分以外の人に協力を求めてみても良いでしょう。協力者がいると、1人ではできないサプライズ演出も可能になります。
プロポーズの日の準備が少しずつ整い始めたら、指輪やプレゼントを決めましょう。さりげなく彼女の好みの指輪のデザインをリサーチしてみたり、花束などのプレゼントを用意したりしてみるのもおすすめです。準備が整ったら、いよいよプロポーズ当日です。準備に漏れがないかしっかりと確認をして、当日を迎えましょう。

レストランでのプロポーズ!どんな準備が必要?

レストランは、女性に喜ばれる可能性が高いプロポーズの場所の1つです。レストランでプロポーズを行う場合も、しっかりと準備をしておきましょう。まず、レストラン側にプロポーズをするということを伝えておき、事前に準備しておいたプレゼントを預けておきます。そして、当日は彼女と一緒にレストランに行き、いつも通り食事をします。レストランでプロポーズを行うときは、タイミングが重要です。食事の途中に突然プロポーズを始めてしまうのは、スマートな方法とはいえません。ベストタイミングとしては、デザートを運んでもらったときです。レストランでのプロポーズをサプライズにしたいなら、食事前でも悪くはありません。しかし、満足感が高まった食後の方が、プロポーズの成功率が高くなるという特徴があることを知っておきましょう。

プロポーズの後は?結婚式や入籍までの流れ

プロポーズが成功した後の結婚式や入籍までの流れを知っておき、スムーズに準備を進めていきましょう。結婚することが決まったら、まずは自分の親に報告をします。次に、お互いの両親へ挨拶をします。大切に育ててくれた両親に結婚を祝福してもらえるということは、この上ない幸せといえるでしょう。お互いの家族への結婚の報告が終わったら、婚約指輪を購入します。プロポーズのときに婚約指輪をプレゼントしているのであれば、この時に再度購入する必要はありません。婚約指輪が完成したら、両家の顔合わせ・結納を行いましょう。両家の顔合わせと結納に関しては、双方の家族の協力が必要です。日程を調節して、無理のない準備期間を設けるように心がけましょう。両家の顔合わせと結納が終わったら、結婚式の準備をはじめていきます。2人で相談して、候補となる結婚式場をいくつかピックアップしてみましょう。見学会などに参加して、実際の式場の雰囲気やスタッフとの相性などを確認してみることをおすすめします。
結婚式の準備と並行して、結婚指輪も選びましょう。オーダーメイドの結婚指は、こだわりのデザインを再現できるというメリットがありますが、完成までにはある程度の時間がかかります。結婚指輪については、余裕を持って準備を進めることがポイントです。この頃には、新居・ハネムーン先も決定しておきます。引越しや結婚式などで何かとバタバタしますから、この辺りは特に計画性を持って決めておくことが必要です。そして、友人や会社にも結婚の報告をしましょう。結婚式に出席してもらいたいのであれば、その旨も伝えておくと良いでしょう。結婚式の詳細については、結婚式場に足を運ぶなどして必要な打ち合わせを行い、少しずつ決定していきます。結婚式で心配なことがある場合は、その都度、式場スタッフに相談して解決しておくことが大切です。これらの準備が整ったら、いよいよ入籍・結婚式という流れになります。

失敗したくない結婚式!準備はどんな流れで行う?

気になる結婚式の準備の流れについても、しっかりと押さえておきましょう。まず、結婚式場を探します。インターネットやブライダル情報誌などを参考にしながら、理想の結婚式場を見つけましょう。そして、結婚式の日取りを決めます。日取りについては自分たちの都合だけでなく、家族の意思も尊重すると、後々トラブルにならずに済みます。
結婚式の日取りが決まる前後で、結納を行います。結納は、その土地によってやり方がさまざまです。自己判断することは難しいため、両親に相談するなどして結納を行いましょう。結納が終わったら、結婚式の準備もペースアップしていきます。会場が決定した後は、ドレスの決定、ゲストのリストアップ、引き出物を選ぶなどということを、式場側と相談しながら少しずつ決めていきます。また、二次会をする場合は、この頃に会場を押さえておくことをおすすめします。
次に、結婚指輪の購入も忘れずにしておきましょう。結婚指輪の完成までにかかる時間を見越して、余裕を持って購入することが重要です。披露宴のプログラム・演出も、式場側と決めていきます。プログラムなどはある程度式場スタッフに提案してもらえる場合が多いので、プログラムを一から自分たちで決めるということはほとんどありません。また、美しい花嫁姿を残したいなら、前撮りもおすすめです。前撮りの手配をするときに、結婚式当日のカメラマンの手配も合わせて行いましょう。
最後は、式場側との最終打ち合わせです。式場に持ち込むものがある場合は、忘れないように準備をしておきましょう。

流れに沿って結婚までをスムーズに!

プロポーズが成功した後も、結婚するまでに必要な準備はたくさんあります。結婚の準備をスムーズに進めたいのであれば、今回紹介した流れに沿って準備を進めていくことをおすすめします。思い出の結婚式にするためには、2人が協力し合って結婚式までの準備を行っていくことが大切です。結婚に関することは、2人の意思だけでは決定できないものもあるため、必要に応じて家族や周囲の人に相談することも必要と心得ておきましょう。