今すぐ指輪が必要！購入を急ぐときの注意点とは

指輪の中でもっとも製作期間を要するのがフルオーダーで購入する場合です。デザインをゼロから起こし、地金の種類や幅、厚み、仕上げの種類、宝石の留め方などを決めていきます。デザインが決まってから実際の制作にかかるので期間は長くかかるのは当然。デザイナーと何度もやりとりをすることを考えると最速でも3ヶ月は見ておくべきです。
既存のデザインを生かしながら、ダイヤモンドの大きさなどのアレンジを加えていくセミオーダーであれば、1ヶ月～1ヶ月半は見ておくと安心です。

最も制作期間が短くて済むのが既製品のリングです。合うサイズの在庫があれば購入後すぐの持ち帰りが可能なところも中にはありますが、多くのショップの店頭に並んでいる指輪はあくまで見本品。そのため、実際はそれぞれの手に合ったサイズ直しの期間が必要です。引き渡しまでには、最速でも1週間はかかると考えておきましょう。尚、海外ブランドの指輪の場合、既製品でも取り寄せとなれば1〜3ヶ月かかるところもあります。
国内ブランドでも「刻印」や「プロミスダイヤモンド」等の加工をする場合にはさらに時間が必要になってくるので、最短でも3週間と考えておく必要があります。

「1ヶ月近くも待てない！　いますぐ結婚指輪が必要！」という場合は、店頭にある既製品の指輪を選んでおき、結婚式を終えてから落ち着いて刻印などを入れるといった方法もあります。
その場合、後で問題になってくるのが指輪のサイズです。本来であれば指の太さに合わせてサイズを調整するのですが、その時間がないため「とりあえず指に入るサイズ」を選ぶ可能性が高くなります。結婚式はそれで済ませたとしても、実際に指に着けて生活するとなると“ゆるい”“きつい”は指輪が外れて無くしてしまったり、着けることなくタンスの奥にしまったままになってしまう原因にも。そこで、多くの人が式後にサイズ直しを行います。ところが指輪のデザインや製造方法によって大幅なサイズ直しが難しいものもあるのです。

ダイヤモンドが一連になったエタニティリングや鍛造リングは、指輪を切って溶接するといった一般的なサイズ直しの方法を施すことができません。後々までずっと指に着けておくためにも、購入する際にはサイズ直しが可能な指輪かどうかを確かめてえらびましょう。

「プロポーズするレストランの予約はしたものの、婚約指輪の用意はまだだった！」と、急に焦る人も多いはず。婚約指輪ともなれば、サイズだけではなく、デザインを決めるのにより時間をかけたくなるもの。とはいえ、「デザインにこだわるより、まずはプロポーズの日に間に合わせることを優先させたい」という方には、お店独自のサービスも。
例えば、当サイトを運営するアイプリモでは「PERFECT PROPOSE RING」というサービスを用意しています。

プロポーズ時にはダイヤモンドと、人気のエンゲージリング3種類の中からデザインをお選びいただき、婚約指輪をおつくりします。受け取り後、6ヶ月以内に二人で来店し、彼女が好きなデザインやぴったりのサイズに変更することが可能です。最初に彼が選んだダイヤモンドを生かして、80種類以上の豊富なデザインからお気に入りをじっくりと吟味。二人で一緒に選ぶ時間を後から設けることができる、人気のサービスです。

急に結婚が決まったため、婚約指輪は省略して結婚指輪だけを購入したという人も中にはいると思います。そのときは時間に追われていたり、節約を考えて婚約指輪は無しにしてもよいと納得しても、後からやっぱり…と思い返す人が実はとても多いのです。
男性から女性に贈られる婚約指輪は愛されている証し。その証しとなる指輪を手にしたいと考えるのは当然のことかもしれません。もし、結婚後に「私も夫からプレゼントされる特別な指輪が欲しい」あるいは「妻へきちんとした指輪をプレゼントしたい」という思いがよぎったら、「今さら…」なんて考えずにぜひ、用意してみてはいかがでしょうか。

タイミングとしては、結婚1周年のアニバーサリーでもよいですし、お子さんが生まれたのであれば、赤ちゃんに贈るベビーリングとお揃いの指輪を用意するのも素敵です。
急ぐことももちろん必要ですが、ふと落ち着く時間が持てるようになったときにはあらためて二人の愛情を確かめあえる指輪に目を向ける。二人をつなぐ指輪の存在が結婚生活をより充実させてくれることになるはずです。