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結婚が決まると行われることが多い「両家顔合わせ食事会」。結納に比べて厳格なルールは定っておらず、カジュアルな雰囲気のなか行われますが、進行や会話の内容に困ってしまうカップルは少なくありません。そのようなときにおすすめなのが、顔合わせのしおりです。 そこで今回は、顔合わせのしおりを作成するメリットや主な記載内容、作成方法などをご紹介します。両家顔合わせ食事会を控えているカップルは、ぜひご参考にしてください。
顔合わせのしおりを作成するメリットは以下の通りです。
・ふたりのことを知ってもらえる
・会話のきっかけになる
・記念品として残せる
それぞれ詳しくご紹介します。
顔合わせのしおりを作成する最大のメリットは、お互いの家族がふたりについて詳しく知るきっかけを作れる点です。特に遠方に住んでいたり、会う機会が少なかったりする場合は、ふたりの出会いや思い出の場所などをしおりに記載すると、親しみがわきやすくなります。
顔合わせのしおりにふたりのエピソードや趣味、好みなどを掲載することで、自然と会話のきっかけが生まれやすくなります。和やかな雰囲気が作りやすくなり、食事会の雰囲気が一層和むでしょう。
顔合わせのしおりは、家族やふたりにとっても記念として残せるアイテムです。結婚式のアルバムと同じように、大切な家族が集まった食事会の思い出を形にして残せるため、食事会の後でも見返して楽しむことができます。
顔合わせのしおりには、以下の内容を含めるとスムーズに進行しやすくなります。
まずは食事会の基本情報として、日時や場所を明記します。特に遠方から来られる場合には、地図やアクセス方法も記載すると良いでしょう。そうすることで、ご両親が場所を調べる手間が省けます。
食事会が始まる際の挨拶の言葉を記載します。始まりの挨拶は、集まってもらったことへの感謝の言葉と一言メッセージだけで問題ありません。記入する際は、句読点の使用を避けると良いでしょう。
当日のスケジュールを時系列にまとめると、参加者全員が食事会の流れを把握しやすくなります。また、当日は進行役の方も緊張して予定していたことが抜けてしまうこともあるかもしれません。当日の流れを顔合わせのしおりに記載しておくと、忘れてしまうことがないので安心です。
顔合わせのしおりに当日のメニューを記載すると、会話のきっかけにもなります。食事会の内容によっては、季節の食材や地元の名産品を取り入れることもあるので、その説明も含めておくと良いでしょう。
顔合わせのしおりに、ふたりのプロフィールを記載します。記載する内容は主に以下の通りです。
・名前
・生年月日
・血液型
・星座
・出身地
・趣味
・好きな食べ物
・苦手な食べ物
このほか、幼少期のエピソードやふたりの出会いのきっかけなどを記載するのも一案です。会話の話題につながるので、場が和みやすくなるでしょう。
顔合わせのしおりに、家族全員の名前と簡単なプロフィールを記載するカップルも少なくありません。顔写真も一緒に載せておくとお互いの家族が顔と名前を一致させやすくなるため、会話がスムーズに進みやすくなります。
顔合わせのしおりの家族紹介には、参加する家族のみを載せるカップルもいれば、両家顔合わせに参加しない祖父母や兄弟・姉妹、ペットを載せるカップルもいます。また、親戚を顔合わせのしおりで紹介するカップルもいるので、どこまでの家族を載せるかはふたりで話し合って決めましょう。
顔合わせのしおりに結婚指輪の購入や結婚式の日程など、今後の大まかな予定を記載すると両家が進行状況を理解しやすくなります。
たとえば「2月：結婚指輪の購入」「6月：結婚式」「7月：引越し」というように、詳細に触れなくても大まかな目安を伝えておくことで、歓談中に意見交換ができるかもしれません。これにより、スケジュールも組みやすくなります。
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顔合わせ後の連絡に便利なように、両家の代表者の連絡先を記載するのも一案です。万が一、予定が変更になった場合にも素早く連絡を取り合えるため安心です。
ただし、連絡先を記載する際は、必ず本人に許可を得るようにしましょう。
最後に、感謝の気持ちを込めた挨拶を記載し、顔合わせのしおりを締めくくります。
顔合わせのしおり用のテンプレートは、インターネット上で無料で提供されているものも多く、手軽に利用できます。デザインやレイアウトがすでに整っているため、内容を入力するだけで、見栄えの良いしおりが簡単に完成します。顔合わせのしおりを作成する時間がないカップルでも、テンプレートを利用すれば手軽に準備できるでしょう。
顔合わせのしおりをオリジナルで作成したい場合は、WordやPowerPoint、Googleドキュメントなどを使って自作する方法もおすすめです。好きなデザインやレイアウトを自由にカスタマイズできるので、ふたりならではの個性を反映させたしおりが作れます。
ただし、自作する場合はページの並びに注意が必要です。重ねて閉じる場合と三つ折りにする場合で並びが異なるため、作成後はテスト印刷をしてから人数分のしおりを印刷しましょう。
オリジナル性やデザイン性を重視したい場合は、デザイナー依頼するのもひとつの方法です。プロに依頼するとクオリティが高く、記念として残すのにぴったりのしおりが完成します。
ただし、デザイナーに依頼する費用がかかるため、予算に余裕がある場合におすすめです。
顔合わせのしおりは、食事会の進行をスムーズにし、両家の絆を深めるためのアイテムです。趣味や好みなど簡単なプロフィールを記載することで会話のきっかけになり、食事会を和やかな雰囲気で進行できます。
顔合わせのしおりは、テンプレートを使用する、あるいはオリジナルで作成するなど、作成方法もさまざまです。両家の大切な思い出として残る顔合わせのしおりをぜひ活用し、素敵な食事会にしてください。
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