準備コラムPreparing
婚約が決まったあとに行う両家顔合わせはやることが多く、「なにから始めたら良いのかわからない」と悩む方もいるでしょう。準備不足にならないために、事前にやるべきことを知っておくことが大切です。 そこで今回は、両家顔合わせまでにやるべきことや当日の一般的な流れについてご紹介します。また、両家顔合わせの費用相場やよくある疑問についてもお答えしているので、ぜひご参考にしてください。
両家顔合わせはお互いに家族を紹介するための場であり、結婚の重要なステップでもあります。滞りなく進めるためには、しっかりと準備することが大切です。
両家顔合わせを行うにあたって、まずは日時を決める必要があります。ご両親の予定を確認し、双方にとって都合の良い日を選びましょう。早めに連絡を取り合い、候補日をいくつか用意しておくとスムーズに決めることができます。
両家顔合わせは、レストランや料亭など、落ち着いた雰囲気の場所で行われることが一般的です。アクセスが良く、静かな個室があるお店を選ぶと、両家がリラックスできる環境を作れます。
また、自宅での顔合わせも一案です。プライベートな空間で、カジュアルな雰囲気を楽しむことができます。
料理は両家の好みに合わせて選びましょう。和食・洋食・懐石料理・中華など、お互いが喜びそうなメニューを事前に相談しておくことをおすすめします。
また、料理を決める前にアレルギーの有無を確認しておくことも大切です。
一般的にはスーツやワンピースですが、場所や季節に応じて適切に選ぶと良いでしょう。カジュアルな場合でも、清潔感のある服装を心がけます。
両家顔合わせの服装は参加者全員で「格」を揃える必要があるため、事前に話し合っておくと安心です。
しおりには、顔合わせのスケジュールや両家の紹介などを記載します。また、双方の趣味や家族構成など、話題になる情報を盛り込むと会話が弾むかもしれません。
しおりの準備は必須ではありませんが、思い出に残るため作成するカップルは多いようです。
両家の顔合わせでは、感謝の気持ちを込めた手土産を持参するのが一般的です。お菓子や地域の特産品など、相手に喜ばれるものを選びましょう。
手土産の準備は必須ではないため、あらかじめ両家に確認しておくことをおすすめします。また、手土産を準備する場合は予算も確認しておきましょう。
両家顔合わせの費用については、招待する主役のふたりが負担するケースが多いですが、ご両親が負担するケースもあります。当日、スマートに会計を済ませるためにどちらがどの程度負担するかを事前に決めておくと良いでしょう。
両家顔合わせ当日の一般的な流れは以下の通りです。
当日はご両親が道に迷わないように、それぞれ最寄駅などで待ち合わせをします。移動の間に、両家顔合わせの段取りを説明しておくと良いでしょう。
レストランなどでの顔合わせの場合、事前に席の配置を考えておくとスムーズです。通常、主役のふたりが下座、両家の父親が上座に座り、お互いに向かい合って座ります。兄弟が参加する場合は、主役とご両親の席は変わらず、入り口に近い位置に座ってもらうのが一般的です。
始まりの挨拶は、誰が行っても問題ありません。主役のふたりが挨拶をし、その後両家の父親が挨拶をする場合もあります。両家顔合わせにルールはないため、事前に誰が挨拶を行うのか話し合って決めておくと良いでしょう。
家族紹介の順番は、最初に新郎側、次に新婦側が一般的です。主役のふたりが進行をしても良いですし、両家の父親に進行をしてもらっても問題ありません。また、自身で自己紹介をするのも一案です。
婚約指輪などの婚約記念品がある場合は、両家顔合わせでお披露目するカップルは少なくありません。婚約記念品のエピソードがあれば、その場で紹介するのも良いでしょう。
参加者の緊張がほぐれたタイミングで、記念撮影を行います。事前にスタッフに撮影を依頼しておくとスムーズに対応してもらえます。
記念撮影のタイミングは基本的に最後でも良いのですが、合間に撮影しておくことで良い思い出に残るでしょう。
乾杯の挨拶を行い、その後は食事をしながら歓談を楽しみます。ご両親が会話に困ってしまわないように、ふたりが積極的に話題を出すと良いでしょう。また、このときに結婚の経緯やこれからの計画などを伝えておくと良いかもしれません。
お開きの際、主役のふたりが両家を代表して感謝の挨拶を行います。また、結びの挨拶に今後の抱負を盛り込むのも一案です。
両家顔合わせを実施するにあたり、どのくらいの予算で計画したら良いのか悩んでいる方もいるでしょう。その場合は、費用相場を参考にすると良いかもしれません。
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ」によると、食事を含めた両家の顔合わせの費用相場は6.9万円となっています。内訳を見ていくと、5〜10万円未満がもっとも多く、次に5万円未満、10〜15万円未満と続きます。
参加人数が増えるとその分料金も高くなるため、ふたりで話し合って予算を決めましょう。
両家顔合わせでは、ご両親以外も参加可能です。家族同士の付き合いが長く続くことを考えると、両親だけでなく、親族全体でのコミュニケーションが大切になる場合もあります。そのため、兄弟や祖父母に参加してもらうカップルも少なくありません。
ただし、ご両親以外も参加する場合はパートナー側のご両親にも確認し、承諾を得ることが大切です。人数が増えると会場が限定されてしまうため、その点も留意しながら参加者を決めると良いでしょう。
両家顔合わせ前に結婚式場を決めることは望ましくありません。結婚式はご両親も参加するため、会場の場所などの確認を取る必要があるからです。
早めに結婚式場を決めたい場合は、気になる式場のパンフレットを準備して顔合わせの際に相談してみると良いかもしれません。その場で両家の意見が聞けるので、スムーズに結婚式の予定を立てることができます。
両家顔合わせでは、盛り上がる話題を取り入れるようにしましょう。
おすすめの話題としては、「趣味」「地元の話」「家族のエピソード」「ふたりの馴れ初め」「将来の話」などが挙げられます。事前にパートナーのご両親の趣味や地元などをチェックしておき、聞きたいことをまとめておくと会話に困りにくいと言えます。
一方で、両家顔合わせのときには避けたほうが良い話題もあります。それは、「政治や宗教」「病気」「経済状況」などです。また、趣味の話でもライバルチームの話も避けたほうが良いかもしれません。
両家顔合わせは、結婚を控えたふたりの家族同士が親睦を深める大切な機会です。成功させるためには、事前の準備が欠かせません。日時や場所、料理、服装などを両家と相談しながら決めるようにしましょう。
また、両家顔合わせで婚約記念品のお披露目をしたい場合は、早めの準備が大切です。アイプリモでは、婚約指輪だけでなく婚約ネックレスや桐箱もご用意しております。デザインの種類も豊富にご用意していますので、婚約記念品をお求めの方はぜひ一度ご来店してみてください。
好きという主観だけでなく「似合う」という客観的な視点でも選んでほしいから。パーソナルハンド診断ではプロが客観的な分析を行います。
一生もののリングにふさわしいストレスフリーな装着感。着けていることを忘れるほど指に自然になじむ軽やかな着け心地を確かめてほしい。